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(裕)さんのレビュー一覧

投稿者:(裕)

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思想を超えて、戦争について考えさせられる。

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 2001年の夏は教科書問題・靖国問題と「戦争」を考えさせられた夏だった。その夏に出版されたこの本もまた、広島に原爆を落とした飛行士の語る戦争の物語である。
 しかし、これは普通の戦記ものではない。原爆を落とした飛行士ティベッツは、終戦から今まで固く口を閉ざしてきた。その心情に、ボブ・グリーンは自らの父親の残したテープと共に、彼らの世代が何を思って戦場に行ったのか、原爆を落としたことについて、今のアメリカ社会などの彼なりの心情を聞いていく。
 ティベッツ・グリーン・父のそれぞれの思いがシンクロしていく様子は、戦争体験のない自分にとっても「戦争とは何か」を考えさせられることの多い作品である。
 今の日本では、歴史教育をめぐって喧喧諤諤の罵り合いが続いているが、この本にはただ、体験があるだけである。思想・立場を超えて「まずは最後まで読んでほしい」と思う、批判も賞賛もそのあとでいい。
 そんな1冊だと思った。

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はちゃめちゃ。でも面白い。

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最近サッカー関係のテレビでよく出てくるようになった英国人、トニーの著書だ。
2002年のワールドカップで、もっとも影響を与えたのはイングランドだったと思う。なにせ街中にソフトモヒカンが氾濫している。もちろんそれはベッカムのせいである。でも、この本にはベッカムはほとんど出てこない。なぜなら著者がリヴァプールっ子だからだ。リヴァプールFCが大好きで、マンチェスター・ユナイテッドが大嫌いとくれば、オーウェンには10ページ以上のページ数を割くが、ベッカムには1ページも使わないのも当然というべきか。
イングランドのサポーター事情、フーリガンが外国で暴れるわけ、日本との比較など、面白い読み物としてもOKだ。特にスポーツ新聞風に言う「ベッ髪」に嫌気の差した男は一読すれば3度は笑えるだろう。

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