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十夜 さんのレビュー一覧

投稿者:十夜 

紙の本今昔続百鬼−雲 冒険小説

2001/12/05 01:04

鳥山石燕の妖怪画の奥深さ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 『例えばここに悪漢がいて、僕の首に刃物を突きつけていたとしても』(P111)……なんて言っておきながら、沼上さんが同じ立場に立たされたときには薄情にも逃げている多々良センセイ。沼上さんには悪いけれど、傍目から見ている分には愉快な人です。
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 在野の妖怪研究家——のべつまくなし妖怪のことを考えている多々良先生が、程度の差こそあれ同好の士の沼上さんをさんざん振り回し、彼がいくら肚を立てようとなんのその。行き当たりばったりの貧乏旅を繰り返しては、あげく怪事件にまきこまれ、事件そっちのけで「妖怪だよォ!」とセンセイがうるさく騒いでいるうちに解決・真相の方が向こうからやってくる——概ねそういう話?(^-^;) 妖怪シリーズに連なる作品の共通項として、ここでもやはり鳥山石燕の妖怪画がモチーフになっています。それも絵解き中心。
 そこに謎があるといってもたやすく書けるわけでもないだろうに、妖怪のことをほとんど知らなくても、しっかり読ませてくれます。奥が深くて面白い!
 本編を読んでいるなら、こちらもおすすめです。

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この主人公にはたして格好いい見せ場はあるのか!?

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 退魔師をなりわいとする菊名隆生。さすらいの〜、と言えば恰好もつくが、何のことはない全財産一七八二円で路頭に迷いっぱなしの青年だ。除霊の依頼を受けてグリーン・ハイツという洋館を訪れた彼は、吹き溜まっている幽霊のことを知りつつも、全くものともせずに暮らす奇妙な兄妹と面識を得る。どこかで会ったような見覚えのある二人だった。それは隆生が小学生の頃に体験した、忘れがたい災難の一夜と結びつく既視感だったが、そのことを隆生はまだ思い出せないでいるのだった……。
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『月と炎の戦記』の続編シリーズです。

 現代に目覚めたあの二人+一匹が、成り行きで命を助けてしまった少年と、歳月を隔てて巡り会う奇縁?
 夜空の星をかき消す現代の世においても、決して滅したわけではない闇に跳梁跋扈する人外のものたち。いくら霊視のみならず幽体に接触が出来る隆生とはいえ、ただ殴り合うだけしか能がないのでは荷がかちすぎるような気がするけれど……。幽霊相手でさえ、除霊というよりも単に暴力に訴えてで立ち退かせているだけだもんな。

(本物の能力を持つ彼が商売に不慣れで赤貧に喘いでいて、贋者の霊能力者のほうが商売上手。見通しも立てず、どんな経緯でこんな商売に両足を突っ込んでしまったんだろう、彼は……)

 続きは10ヶ月後? 

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