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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

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    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

阿Qさんのレビュー一覧

投稿者:阿Q

2 件中 1 件~ 2 件を表示

不平等化がもたらす悪影響って意外と広範囲に及ぶのねぇ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

年功序列を大きな特徴としてきた日本社会だが、近年実績主義・成果主義の自由競争社会への転換を主張する声が大きくなりつつある。だがそういった議論の中で見落とされがちなのが、その「実績」とは本当に本人の努力・能力によるものなのか?といった視点ではないだろうか。

筆者は本書でSSM調査(社会階層と社会移動全国調査)のデータを利用し、専門職や企業の管理職につく知識エリートの階層相続(=階級化)が強まっていることを示す。そればかりではなく、この「階級化」こそが社会の無責任化・無力化、「自己否定するエリート」といった現代日本に蔓延するさまざまな問題の原因であると指摘する。

本書で示された検証結果はすでに誰もが漠然と感じていることだろう。だとしてもこうしてはっきり示されると改めて憂鬱な気分になってくる。はっきり言って読んでいて楽しい本ではない。まぁそれでも読んでみる価値はあると思う。たとえ不快であっても今後の人生設計を考える上で誰もが認識しておいたほうが良いことなのは確かだし。まぁ手遅れといえばそうなんだけど。

追記)筆者は、西欧のエリートが常に自分の有能さをアピールしつづけなきゃならない理由までも述べている。これは「目から鱗」でした。なぁるほどぉぉぉ!! でもやっぱり僕はそういう人を好きになれません…。

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noname

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1980年代には「日本的経営は優れている」と言われ、終身雇用制をはじめ日本的経営を特徴付ける諸要素は絶賛されていた。ところが、バブル崩壊から現在に至る長期不況のなかで、世の論調は一変した。今度はアメリカ企業があらゆる点で優れていて、日本的経営では世界的な競争に生き残れないという主張がなされるようになった。こんな状況を見ていると、アメリカ企業の業績が良いからその組織構造もきっと優れているはずだし、日本企業にも導入しなければならないという安易で極端な思い込みがあるように感じる。

本書で著者は、創造性や戦略性を支えているのは健全な官僚制組織であり、官僚制こそが組織設計の基本であること、いくらITの普及により水平的なネットワークが重要になっても官僚制の基本骨格が消えてしまうと考えるのは誤りであること、そしてなにより、組織構造を変えれば全面的に問題が解決するはずだという、組織設計に対する過剰な期待など、広く一般に広まっているように思えるさまざまな誤解を否定する。

さらに第2章では、ベストセラー『ザ・ゴール』の議論のなにが優れているのかを議論したうえで、それ(ボトルネックの考え方=「ボトルネックには事前に製品検査を行なって不良品を投入しない」、「ボトルネックを経た材料にその後間違った加工を施さない」などなど)を日本社会全体の人材育成システム(=教育システム)の分析への応用を提案する。著者も言うようにこの考え方は嫌悪され、受け入れられないだろう。でもそういう視点で考えたことも無いまま最近の教育システムへの批判に対峙し、効果的な改革案を練り上げるのは不可能なのではないかと思う。

会社組織に限らず、組織で生きたことのある人たちは、特に第7章〜第9章あたりが楽しめると思う。「あ〜、こんな奴いるよね〜」とか「これって、あいつのことじゃん」なんて。もしかしたら「ドキッ! これって俺!?」なんてこともあるかも…。

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