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レビューアーランキング
先月(2017年1月)

TAIRAさんのレビュー一覧

投稿者:TAIRA

14 件中 1 件~ 14 件を表示

彼は彼だけのガーディアン

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 父親が死んだ日、賞金稼ぎをしているチャーリーの前に現れたのは、伯爵と名乗る悪魔だった。
 20年前、チャーリーの父親との魂を賭けたチェスゲームに負けた伯爵は、その報酬としてどんな願いでも1つだけ叶えることを約束した。しかし父親が望んだ、ただ1つの願いとは「息子が幸せに暮らせるように守ってやること」だった。そして、その瞬間から伯爵はチャーリーだけの守護使となった。
 強大な力を持つ伯爵は、その力をすべてチャーリーのために使う。仕事のせいで日々危険にさらされ、人間の影の部分を見続けて生きているチャーリーだが、伯爵のおかげで人を信じる力と強さを身につける。そして、伯爵もまた不器用でまっすぐなチャーリーを守ってやりたいと思うように…。いつしか彼らは、お互いを信頼し認め合うようになっていく。しかし、別れは思わぬところから突然やってくる。

 2巻完結。人間と悪魔の奇妙な共同生活がいい感じ。チグハグなのに息があってるところがGOOD! 二人が分かれる場面は、ちょっと悲しいけどお互いのことを思ってのことだから泣く泣くガマン。終わり方もハッピーエンドとは言えないかもしれないけど、私的には切なくてけっこう好きな一冊。

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紙の本カラフル

2002/02/02 19:24

少年再生物語

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 大きな罪を犯して死んだ「ぼく」が、最後のチャンスとして天使に与えられた課題は、自殺して死んだ「小林真」の身体を使っての下界生活だった。
 一見、平凡な普通の家族。けれど、人間を一色の色で表すことは出来ない。みんな色々な色を隠し持っている。汚い色も、美しい色も。親、兄弟、クラスメート、友人、初恋の人、そして小林真。複雑に絡み合う人間関係と、記憶をなくしている「ぼく」。カラフルなこの世界で、「ぼく」が見つけたものは?
 落ちこんでいる時に読むと、ほっとする話。頑張る力を与えてくれる1冊。

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正しき暗殺者

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 第二次世界大戦中、ナチスドイツの科学力によって特殊な超能力を持った暗殺者が創りだされた。生き物の精神と記憶を外部から壊すことが出来る彼を人々はこう呼んだ。「MIND ASSASSIN」そして現在、日本に彼の力を受け継いだ者がいる。

 「精神 記憶に関する相談うけたまわります」という看板を掲げる奥森医院。ドイツとのクォーター奥森かずいのもとには、様々な人が記憶に関する相談に訪れる。

 かつて暗殺用だったその力を、今は誰かを助けるために使いたいと思うかずい。そして誰かの怒りや悲しみを受け継ぐ時、かずいはMIND ASSASSINとしてその力を解放する。

 背が高くて、優しくて、かっこいい。けれど、どこかぬけてる(そして、時々女に間違われる)。でも実は、暗殺者。とギャップがありすぎて謎なところが素敵な奥森先生。かずはじめ氏には、やられました。こんな先生がいたら毎日病院に通います。

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永遠の夏

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 表題作を含めた全4編の短編集。故意の統一性は見られない。しかし、何かが連続している。一言で言うならば、それは切なさ。

 龍一は腹違いの兄弟、夏海をいつも見ていた。青く透明な不自然な距離で。彼は夏に生きる水の生きもの。焼付けられた永遠の夏。(『夏近く 水辺の日々』)
 陸の願いは何でも叶う。ネガイゴトオバケワタシノオネガイキイテクダサイ。けれど子供の頃殺してしまった、たっちゃんがいつも陸を見ている。(『ねがいごとおばけ』)
 24時間ごとに記憶が抹消されるカメレオンレタル。彼を買ったネオミィは言ってしまう。言ってはいけない言葉だったのに…。「もう、私を忘れないで」(『カメレオン・メタル』)
 大輔は自分のことが怖い。父の葬式に泣けなかった自分。誰も愛せないかもしれない自分。「僕は きっと独りで生きて 独りで死んでゆくんやろう」。夢現でそう言って死んだのは、自分と同じ名を持つ母の兄。それは夏の終わりの幻。(『夕暮れの日』)

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だからつれてってここじゃないどこかへ

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 政府からの銀月への依頼は、「逃げ出した三つ葉のクローバーを探すこと」だった。世界で二人しかいない三つ葉のクローバー、AとC。しかし、鳥籠から外の世界に出たのはCだけだった。Cは何から逃げているのか? ずっと狭い鳥籠に閉じ込められていたCは、銀月に出会って変わっていく。三つ葉のクローバー以外の何かに…。
 四葉のクローバーを見つけると幸せになれるの でもね きっと見つからない 幸せは内緒の鳥籠の中にあるから。誰のものでもない 四葉のクローバー。それなら 三つ葉のクローバーは?
 1巻から脇役として出てきている銀月と藍の物語。これは今までのクローバーと比べるとハッピーエンドといえるかも。二人の話は一応これで完結。 

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ギンノヨル

2001/09/04 19:39

最終巻

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 東の空に昇ったばかりの細い月が紅に輝いている頃、めったに土地を離れない父親と旅に出た「ルリ」は、遠い昔、鮮やかな青い列車に乗って旅をしたことを思い出していた。チカチカ瞬く星草の草波を渡り霧笛が聞こえてきた頃、列車に乗ってきたどこか懐かしい感じがする青年は、いったい誰なのか。何処へ辿り着くか分からない「ルリ」の旅の終着点は…?

 青い鳥文庫、最終巻。他の3巻に比べたら、少し切ない雰囲気。決して暗い話ではないのだけれど、最後に独り立ちし、旅立って行く「ルリ」の姿に、寂しくなります。一冊でも十分読むことが出来ますが、やはり、全巻いっきに読むことをおすすめします。

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オトモダチ

2001/09/04 14:03

夏の終わりの回転木馬

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 夏の終わり、組み立て式の回転木馬がにやって来る。そこで菫色をした鳥を買った「ルリ」は、見知らぬ少年に声を掛けられる。その少年は、相棒の菫色の羽を受け取ってくれたお礼にと、「ルリ」をサーカスに案内する。

 カゴを天秤棒に吊るした鳥売り、子供達が乗る回転木馬、町じゅうに響く手回しオルガンの音。遠くの話し声や音が聞けるというウサギノミミで、少年と別れた後「ルリ」が聞いた内緒話とは…? 透明で懐かしい、夏の夜の物語。

 青い鳥文庫、第3冊目。主人公「ルリ」の秘密がちょっと気になるこの本。私は全4巻の中で、この巻の話が1番好きです。

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オルスバン

2001/09/02 00:10

写真も楽しめる!

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 ある夜、往診に出かけている父親のためにストーブの番をしていた「ぼく」は、怪我をした星宿とその友達、雨宿という不思議な二人の少年に出会う。「約束の時間に遅れたら、新しい羽がもらえない」と、奇妙な会話をしている彼等。「ぼく」は彼等の頼みを聞いてあげるのだけれど、その頼みは変なことばかり。でも彼等は、古代の少年王の首飾りの花の話や、その羽で作ったペンで描いた場所に一夜で行けてしまうという、青い鳥の話をしてくれる。可愛くて少し不思議なお話。
 前半は写真、後半は物語という変わった構成のこの本。アンバランスのように見えて、実はこれでバランスがちゃんと、とれているところが不思議。写真と物語で一冊の本という感じ。かなり短い話なので長編が苦手な人にもオススメ。この本はシリーズもの(全4巻)だけれど、一冊一冊話は完結していて、この本だけでもちゃんと楽しめるのでご安心を。長野先生らしい「ああ なるほどね」と、微笑んでしまう終わり方が好きです。

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天国の扉

2001/08/30 11:31

結構クセがあるので賛否が分かれると思います。

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 ある日、突然目の前に現れた男はタケイに言った、「我々はあなたを保護する必要があります。」この瞬間から、タケイの奇妙な日々が始まる。男の置いていったメモの指示どおり指定の場所に向かったタケイだが、そこには誰もいなかった。その後出会う何かが欠けている少年は、自分を殺してバラバラにしてほしいとタケイに頼む。そして、自分が殺したはずの少年にタケイは再び出会うことになる。少年の指示で次々と殺人を犯すタケイ。彼を殺した日に夢見たものは天国。けれど、男は言う、「彼に会いましたね。」「彼にそそのかされて彼を殺した。」「もう何処にも戻れない。」そして、タケイが最後に手にする物は…。
 この本は、読み手や読み方によって解釈が変わってきます。私が一回目に読んだ時は、最後タケイは全てを失ったと思い、二回目に読んだ時は、全てを手に入れたと感じました。数度読むことをおすすめします。

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紙の本Black moon 2巻セット

2002/01/05 22:54

月は天使を許すのか

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 伝説の殺人鬼、サヴァ。彼を追って旧市街へやってきたクリスが雇ったのは、霞という探偵だった。

 かつて、政府の研究所で特別研究員として働いていたクリス。そこでの初めての仕事は、「極めて特殊な実験体とコミュニケートすること」その実験体こそが、サヴァだった。彼に出会って生きていた者は殆どいない。人を殺すことしか出来ない天才。しかし、悪魔はクリスの内に天使を見る。

 「ゲームは始まったばかりだよ 旧市街にいる」それだけを言い残してサヴァは消えた。しかし、旧市街でクリスが出会ったのは霞だった。サヴァは天使だけを待っている。たとえ神を欺いてでも。

 何でこの人が書く話はこんなに切ないのでしょう。好きだけど…。サヴァを殺せる(救える)のはクリスだけだけどクリスはサヴァを殺せない。何で二人で幸せになれないかなー。

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遥かな願い

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 幼い頃大事故にあった遙は、母親と自分の声を失った。それと引き換えに得たものは、見覚えのない一本の日本刀。そして数年後、成長した遙の前に現れた「サイス」を探しているウォルフラムという男に遙は命を狙われる。そのウォルフラムを追ってきたというサフラとゲキ。自分の命を狙う者と自分を助ける者。これらすべてのことは、遙のたった一つの願いから始まっていた。

 見事に男しか出てこないこの話(遙の友達は女の子だけどほとんど出てこない)。華がないわーとちょっと思ったりもするけど、それは遙の可愛さとサフラの美しさで何とかカバー。黒幕は生き残っちゃうけど、とりあえずはハッピーエンド。すっきりした終わり方。

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いつしか哀しみに彩られ…

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 ずっと独り、籠の中で暮らしていた「スウ。」 ある日、誰かの夢をかいま見る。 それは、優しい綺麗な妖精の歌。

 スウと織葉の出会いの物語。

 四葉のクローバーを見つけたら 幸せになれるの でもね 内緒にしてて クローバーの白い花が どこに咲いていたか その葉が何枚あったか 

 四葉のクローバー

 あなたを幸せにしたいのに
 あなたにはきっと会えない

 この二人の物語は一冊で完結。織葉にも「クローバー」の秘密が隠されている。 やっぱり切ない終わり方。

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賢治先生

2001/09/07 13:32

銀河鉄道の夜パラレル本

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 どこに辿り着くか分からない汽車に乗っている賢治先生は、大切な人を見つける旅をずっと続けています。そこで、質問ばかりをするプラチナの髪の美しい少年カムパネッラと、女の子のような言葉遣いの黒髪の可愛らしい少年、ジョバンナに出会います。二人は以前から、賢治先生を知っていたような口ぶりで話し掛けてきます。

 「賢治先生のお好きなものは何ですか。」
 「この汽車は、南へ向かってゐます。どうして南にいらっしゃるのですか、」
 「誰を探しに行くのですか。大切な人ですね。いったいどなたですか、」

 不思議な少年達との不思議な旅。

 「賢治先生」という表題からも分かるように、宮沢賢治の詩や世界観、特に「銀河鉄道の夜」が、深く影響しています。終わり方が、長野まゆみらしいぼやけた最後なのは、良くもあり悪くもあります。 

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紙の本スカイ・クロラ

2001/09/01 12:29

表紙につられて買いました(笑)

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 視力0・01のこの私でも、前方約5メートルから「あっこれは!」と思わせる装飾と、手に取らずにはいられない表紙の謎の言葉。「僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。」ってこんなこと書かれたら気になるでしょ。私は気になり見事に購入してしまった作者の思う壷の人間です(笑)。
 内容はというと、そっちの方もなかなかの謎に包まれています。森博嗣の推理小説しか知らない人には、こういう謎は新鮮かも。犯人やトリックを解明するのではなく、登場人物自体を解明していくという感じです。主人公を取りまく環境、関わる人間、そして空へ飛び続ける彼自身。何もかもが謎で分からないことだらけ、でも最後まで読み進めると謎が解けるかも…。これだ! という答えは無いので、あれこれ自分で推理しながら読むのが楽しい一冊。

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