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先月(2017年8月)

SO-SHIROさんのレビュー一覧

投稿者:SO-SHIRO

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本だれが「本」を殺すのか

2001/02/18 00:11

なぜ読者はいそぐのか

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 誰よりも本を知り尽くした著者ならではの破壊力バツグンのノンフィクションである。
 「本」を殺したA級戦犯は実は「読者」だという著者の発言にもうなづける。ただ、大書店が近くにない地方の読者にとっては、新刊の売れ筋にのらない「本」は一刻も早く手に入れなければ確実になくなる生鮮商品であり、近くの中小の書店に頼んで三週間待つなどという悠長なことは言ってられないのだ。オンラインでも何でも駆使して手にいれなければならない。地元の書店では買わない。かくして、地方の書店の多くはますます金太郎飴化する。読者は急がざるを得ない。
 インターネットの接続環境(通信速度や回線の込み具合)に地域差があり、いくら使いやすくなったとはいえ、パソコンもまだまだ家電の域には達していない現状では、情報帝国主義を招きかねないが、結局オンデマンド出版しか「本」の生き残る途はないように思う。書店や図書館ははインターネットに簡単には接続できない読者の代行をする形で生き残りを図るべきなのかもしれない。そうなると、光ファイバーはまず書店と図書館に引いてやって欲しいと、納税者の立場からは思ったりもする。
 どこを開いても新しい視点が見えてくる、金太郎飴ではない、著者渾身の力作である。

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紙の本私の精神分裂病論

2001/02/18 23:30

浜田氏の「すじ道」

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 知る人ぞ知る、精神科外来診療所の草分け、浜田晋氏の肉声が伝わってくる好著。
 精神の病は、もともと分類がむずかしいもので、脳化学的にある程度わかってきた「そううつ病」や、精神分析という体系が存在する「神経症」は、まだまだ了解可能の方だが、「精神分裂病」は、「わけのわからない精神のあらし」をひとまとめに放り込んだようなゴミ箱概念の域を脱していない。
 その、「精神分裂病」と格闘する著者の姿が、日記のかたちをとって胸にせまってくる。なぜ、これが「精神分裂病“論”」なのかと、精神科医の方々からは疑問の声も出るやもしれないが、人間が自分の全霊をかけて追求する「すじ道」が「論」であるとしたら、この本はまさに浜田氏の誰にもゆずれない「すじ道」なのだ。
 まだ買ってない、精神科を志す医学生や若手医師のみなさん、すぐに「買物カゴへ」のボタンをクリックしましょう。もちろん、精神の病にすこしでも興味があってこのページにたどりついた方も同じです。並みの私小説より面白いですよ。

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