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  3. 藤原ゆきえさんのレビュー一覧

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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

藤原ゆきえさんのレビュー一覧

投稿者:藤原ゆきえ

9 件中 1 件~ 9 件を表示

日本の香り

2001/01/26 14:55

21世紀に持っていきたい日本のエスプリ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者・二部治身さんのお宅に取材に伺った時のことが忘れられない。高台に建つ家のリビングは、ここはバリ島かと錯覚するくらい、オープンで風の良く通る広々とした空間。眼下に広がる畑と、林を抜けてくる風が、部屋全体を巡って、また林に帰って行くといった感じ。そのオープンなリビングからサンダルを履いて外に出ると、林の中に東屋がある。「ここで、話しましょうか」ということになり、二部さんの暮らしに対する情熱を語ってもらったのだが、そのときのもてなしぶりが最高だった。抹茶茶碗に煎茶を注ぎ、たっぷりと氷が浮かんだ冷茶。お茶受けは、漆器のお椀の蓋を使った皿に自家製の夏野菜のぬか漬け。家で、眠っている抹茶茶碗もこうして使えばいいんだ!と感動したのを覚えている。
 「自分のセンスで何だって使えばいいの。いろいろと使い道を考えるのが大好きなの」

 取材から帰って、マネしたことがずいぶんあった。
 
 この本を読んで、あの至福のひとときがよみがえってきた。二部さんが、子供の頃から全身で味わってきた日本の四季をみごとに表した本だと思う。四季折々の食材、料理、風景、モノたちが、美しい写真に納められている。眠っていた五感が勢いよく動き出すのがわかる。

 もうひとつ、二部さんの素敵な言葉を思い出した。「満月の夜に畑に下りて行くと、月明かりに緑が輝いて植物たちのすごいエネルギーを感じるの。満月の畑はすごいわよー!」

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紙の本ルージュ

2001/04/06 16:36

なにものにも染まらない主人公は、作者そのもの!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本を読むのがとても楽しみだった。なぜなら、あの、ユウミリの初めての恋愛小説だからだ。柳美里といったら私の中に、頑とした先入観がある。あの「命」「魂」の著者。容赦なく現実を突きつけ、世に問うエネルギー。迫力のある真っすぐさ。いったいどんな物語を書くのだろう!
 
 私の予想は初っ端から裏切られた。トレンディー・ドラマのような始まり。舞台は、華やかなコマーシャル業界。そして、主人公・谷川里彩は化粧品会社宣伝部の新入社員。20歳にして男性経験なし。ノーメイク。見た目平凡な主人公が、新製品撮影当日のアクシデントにより急遽、モデルの代役を務めさせられたことから、物語は展開していく。
 ストーリーの中に登場する雑誌名、場所の名前などはすべて実在するもので、ほとんど、時代の最先端を行くものばかりだ。書き留めておいて今度行ってみよう、などと思ってしまう。主人公を取り巻く人たちも、横文字の職業ばかり。
 
 後になってわかってくるのだが、この誰もが憧れる業界の華やかさがバックにあるおかげで、里彩の頑固なまでのひたむきさ、芯の強さ、人間らしさが引き立つのだ。里彩の目を通して見る、広告業界、芸能界は、ウソの塊だ。そんな中で、純粋な魂は行き場を失いかけるが、回りに流されることなく、前向きに凛と生きていく!恋をしても、失っても自分を立て直す力がある。そうか、これが柳美里の恋愛小説なんだ。読後、主人公の言葉や表情などが鮮やかに浮かび上がって、頭から離れないのである。 

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翻訳家になって夢の印税生活が送れるか!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。


 帯に「年収一千万への確実な道」とある。好奇心に惹かれて読み進めていくうちに、この本はとても親切な本であることがわかってくる。著者は、一線で活躍する翻訳家であり、翻訳会社を経営したり、翻訳教育にも携わっているベテランだ。いままでの経験を通してその中で培った知識を惜しみなく提供してくれている。
 たとえば、翻訳には出版だけでなく、映像、舞台、産業などの現場があり、その翻訳料の決め方、新人からベテランまでの翻訳料の違いなどが詳しく紹介されている。また、これから翻訳家を目指す人のために、どこで学ぶべきか、詳しく書かれているのもありがたい。
 宣伝文句にのっかって学校を出たのはいいけれど、働く場がないという問題もある。にもかかわらず、翻訳家志望者は、年々増え続け現在、出版翻訳家志望者は、数万人に達しているという。その3分の2は女性で、結婚をしても自宅でできる職業ということに魅力を感じているらしい。
 そんな人たちの夢が、単に夢だけで終わらないように、かなりシビアにつっこんだ部分もある。が、著者は、翻訳者のための新しい発掘システムを提案し、その具体例を挙げている。その一つが「翻訳者選定電子オーディション」だ。これは、出版社が出版を予定している本の原書の一部を課題として会員に送付し、帰ってきた訳文を見て、採用を決定するというものだ。
 現在様々な分野で成功している翻訳家たちの生の声もふんだんに紹介されていて、実用書として至れり尽くせりの構成になっている。
 どんな分野でも、一千万稼ぐには相当な努力が必要である。向き不向きもあるだろう。けれど、眠っている自分の才能にまだ気づいていない人もいるはずだ。自分に翻訳家の才能があるのかどうか、この本を読むとはっきり見えてくる。

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心に潜む自然治癒力のパワー

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著者・おおわた史絵さんは、総合病院のごく普通の内科医だった。病に苦しむ何千人もの患者と接してきた中で、多くの精神を病んだ患者を見てきたのだが、彼らには自分の心が侵されているという認識がほとんどない。本来なら、精神科を訪れるべき症状でも、内科に来てしまうのだ。そして、案の定、病や痛みの原因がわからずに、医者を転々とすることになる。
 著者は、後にラジオのパーソナリティーを担当し、多くの女性リスナーの悩みに取り組むうちに、内科医としての経験を生かして、心から、彼女たちを癒したいと思うようになる。
 癒しがブームの現在、宣伝に乗せられて誰もが、自分は癒されなければならないと思って、癒しグッズを買い込み、癒しスポットを求める。これで、満足できる人はいいのだが、どこに行っても、何をしても癒されるどころか、病やストレスが重くなってしまう人もいる。
 著者は、「その病を癒すのは、あなたの心の奥にいるあなた自身なのだ」という。癒しを外に求める前に、自分の心の中をのぞいてみようと。
 そして、そんな癒されたいけれど癒されないで苦しんでいる女性たちを「ウーマニズム症候群」と名付けた。強く生きなければと走り続けるうちに、自分自身の心の叫びに気づかず、体を壊し自分さえ見失ってしまう現代の女性たちのことだ。
 この本には、マザーレス過食症、失恋拒食症、恋愛心気症、エリートキャリアシンドローム、スーパーウーマンシンドローム、ベティ・ブルー症候群、ブラックホールシンドロームの7つの症例が紹介されている。
 ここに、登場する女性の問題は、思いのほか根が深いのだが、この深刻さにみんな気づいていない。著者が、何度も会って彼女たちから心の奥の叫びを引き出していくうちに、様々な要因で傷つき、疲れ果てている自分に気づいていく。そして結果、癒されることになるのだ。
 真面目すぎる人、努力しすぎる人、勝ち気な人、必要以上に人の目が気になる人は、特に、この本を読むことをお勧めする。ここに、登場する7人の話を読むことで、自分の中の、問題点に気づくことができるかもしれない。そうすれば、心の奥の中の自分が、自然に自分を癒してくれるだろう。

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人はなぜ自立しなければならないのか?

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 「10年単位の誕生日は盛大に祝ってもらおう」。これは、本著の12章目のタイトルである。私が、初めてこの本のページをめくった時、偶然にも10年単位の誕生日を大好きな友人に盛大に祝ってもらった直後、正確にいえば、「誕生祝い温泉の旅」の帰りの電車の中だった。「よくここまで、生きてこられたものだ、こんなに素敵な友達がいてくれるし、これからも頑張ろう!」などと感慨にふけっていた時だったのだ。そして、読み進めていくうちに、私の生き方もまんざらではないなと思えてきた。
 
 自立とはスケジュールをたてること、そしてそれを実現させること。そのためには、強い意志が必要だ。かといって意志だけでは目標に到達するのはなかなか難しい。誰かの助けが必要となる。10年単位の誕生日というのは、人生のスケジュールをたてる絶好のチャンスであり、またそれを支えてくれる友達がどれくらいいるかを確かめることができる時でもある。自分の意志でしっかり歩んできた10年間はどうだったか?どんな人間関係が築けたのか?確かに、立ち止まって考えるには良い機会なのだと思う。
 
 30代後半の著者が投げかける、自立についての問いかけは、現代の日本社会がかかえている様々な問題に直結するところもあり、一章ごとに考えるネタを提供してくれる。そういう点では、年代、性別を越えて読んでもらいたい本だ。
 
 著者は、人を愛し、愛されるためには自立しなければならないと力説する。さて、読んだ後、あなたは本当に自立できていると胸を張っていえるだろうか?

著者の谷村志穂さんインタビューはこちら

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あなたの化粧品選びは間違ってない?

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 あなたは、「目尻のシワが消える」「2週間で肌の白さがよみがえる」「一晩でたるみが消える」などというコピーにすぐにのせられてしまうタイプだろうか。もし答えがイエスなら、すぐにでもこの本を読んでもらいたい。『安全な化粧品選び 危ない化粧品選び』は、今まで女性誌では決して書かれることのなかった表示成分のこと、製造工程のことなどを中心に、著者の専門知識と公平な調査をもとに化粧品選びに必要な情報を網羅した本だ。
 肌の老化は、活性酸素が原因として、その予防法も解説。表示成分については細かく解説し、大手と思われる4つの化粧品会社に様々な疑問を投げかけている。その答えから各社とも、以前より安全ということを考えるようになってはいるものの、効能を優先する姿勢は変わらないことがよくわかる。

 大手化粧品メーカーについては、アメリカでも同様だ。『本物の自然化粧品を選ぶ』の著者は、自然化粧品といっても、天然成分は微量で、ほとんどが化学物質だといいきり、その具体例をあげている。さらに保存料、防腐剤、香料などには、発ガン性のあるものが多く、長く使うと危険だと警告する。自分の持っている化粧品をいますぐ捨てたくなってしまうが、2001年には、日本でもようやく成分の全面表示が義務づけられることになったので、この2冊の成分の解説などを参考に改めて安全な化粧品を選ぶことにしよう。

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あなたの化粧品選びは間違ってない?

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 あなたは、「目尻のシワが消える」「2週間で肌の白さがよみがえる」「一晩でたるみが消える」などというコピーにすぐにのせられてしまうタイプだろうか。もし答えがイエスなら、すぐにでもこの本を読んでもらいたい。『安全な化粧品選び 危ない化粧品選び』は、今まで女性誌では決して書かれることのなかった表示成分のこと、製造工程のことなどを中心に、著者の専門知識と公平な調査をもとに化粧品選びに必要な情報を網羅した本だ。
 肌の老化は、活性酸素が原因として、その予防法も解説。表示成分については細かく解説し、大手と思われる4つの化粧品会社に様々な疑問を投げかけている。その答えから各社とも、以前より安全ということを考えるようになってはいるものの、効能を優先する姿勢は変わらないことがよくわかる。

 大手化粧品メーカーについては、アメリカでも同様だ。『本物の自然化粧品を選ぶ』の著者は、自然化粧品といっても、天然成分は微量で、ほとんどが化学物質だといいきり、その具体例をあげている。さらに保存料、防腐剤、香料などには、発ガン性のあるものが多く、長く使うと危険だと警告する。自分の持っている化粧品をいますぐ捨てたくなってしまうが、2001年には、日本でもようやく成分の全面表示が義務づけられることになったので、この2冊の成分の解説などを参考に改めて安全な化粧品を選ぶことにしよう。

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夫の枕元にそっと置いておきたい本

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 私の子供が1歳半の頃。大好きなエリック・クラプトン来日の情報が入った。私は、仕事もやめて子育ての真っ最中。でも、「どうしても行きたい!」と思ったら、母親という役割の陰に押し殺してきた、少女時代からずーっとつきあってきたもう一人の自分が顔を出し、その夜、夫に今まで自分の生活がいかに大変だったかを一生懸命に話した。とっても疲れたが、なんとか私の気持ちは伝わり、めでたくコンサートにいくことができたのだけれど・・・・・・。
 ああ、あの時にこの本があったら、もっと説得力があったのになあと思う。この本には、子育てのためにかなりの時間をさかれて、一人ぼっちで頑張っている女性の様子がリアルに描かれている。筆者は、児童相談所で年間100家族以上の相談を受けている30代前半のカウンセラーだ。子育てをしている時期の女性がいかに大変か!
このことを妻の側から語ろうとすると、どうしても愚痴のようになってしまうし、言われた夫の方もなんだか猛烈に攻められているような気分になってしまう。

 その点、この本はカウンセリングの立場から、実例を踏まえながら、時にはユーモアを交えて語っているので、夫たちも「うーん、なるほど一人で育児をするのってこんなに大変なのか」と、いやでも説得させられてしまうに違いない。説教くさい感じのない、明るい語り口にも好感が持てる。

 独身時代には、自由に食事やコンサートに行くことができたのに、母親という役割を引き受けたとたん、映画やショッピングにも行けなくて、知らないうちにストレスを溜めている女性が多い。このストレスが、子供の心にもジワジワと影響を与え、やがて「先生、うちの子なんだか変なんです」と相談所の門をたたくことになる。だか
ら、やっぱり子育ては夫婦が助け合いながらするべきなのだという。そうすることで、母親も自分の時間を取り戻すことができる。
 ちょっとした、叱り方のコツや、子供との上手なつきあい方なども紹介されているので、子育てまっただ中のお父さん、お母さんに是非読んでもらいたい。

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紙の本ミシン

2001/01/15 16:14

息苦しいほどの純愛小説!

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 乙女派文章家といわれる嶽本野ばらの初めての小説だ。『世界の終わりという名の雑貨店』『ミシン』の二作品が納められている。二つの作品に共通していえるのは、繊細で、ピュアで、超ビジュアル的で、懐古趣味的で、デカダンな香りが漂っていることである。

 主人公たちは、お金や、美貌には恵まれていないけれど、魂だけは美しく輝いている。そしてその気高い魂の部分に強烈に惹かれあう二人の世界を野バラの独特な文体で紡いでいる。
「ねぇ、君。雪が降っていますよ。」という語りかけから始まる『世界の終わりという名の雑貨店』のラストの部分に「雪が降っていることを君に伝えたいという想い。この想いだけを僕は大切にしていれば良かったのです。」とある。自分でも気づかない心の中のいろいろなウソ。でも、今、雪が降っていることを、君だけに伝えたい気持ちこそはまったくの真実なのだという強い想い。この主人公の、まっすぐな気持ちだけを持ち続けることができたらと悔やむラストはとても美しい。まさに、大正浪漫的、乙女派作家の腕が冴えた文体だ。

 そういえば、私も、どんよりとした、冬の空から雪が降りてくるのをみつけたとき、必ず誰かに知らせたくなる。今は、携帯があるからすぐに、一番好きな人に知らせることができる。確かに、そこには何の駆け引きもなく、今すぐ伝えたいという気持ちだけが電波の中を走る。だけど、こういう気持ちだけを持ち続けることはとても難しいのだ。多分、それをできる人だけに純愛という言葉が存在するのかもしれないし、この小説『ミシン』のメッセージを深く受け止めることができるのだろう。

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