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先月(2017年8月)

たっけーさんのレビュー一覧

投稿者:たっけー

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紙の本ハリーと千尋世代の子どもたち

2002/10/10 09:54

生きる力をとりもどすために

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 ユング心理学の理論家であり、臨床医であり、多くの表現療法の実践家である著者が、『ハリー・ポッター』シリーズと『千と千尋の神隠し』を題材に、前思春期(10歳前後)の子どもたちの心理や成熟の過程を中心に縦横無尽に語ったのが本書である。従って、他にみられるような両作品の解説や分析を目的としたものでなく、前思春期の子どもたち、ひいては我々全世代の人が生きていくための智恵が語られている。
 著者はすでにユング心理学を基として多数の本を著しているので、その内容の繰り返しになっているところもみられるが、著者自身の「語り」で伝えられるものは、単に文章を読むこととは異なる実感を持たせてくれる。もともと名古屋出身の著者ではあるが、長い京都暮らしからか、その語り口は関西風のものとなり、それを読むだけでもこちらの心にすっと入ってくるものがある。そして、『ハリー・ポッター』や『千と千尋』の面白さを改めて確認するとともに、前思春期の子どもたちの内界を教えてくれる。
 子どもたちの生きる力が弱くなったと言われ、文化、教育などの面から様々に語られているが、これだけ人口に膾炙した両作品からでも、子どもたちのことについて多くのことを気づかせてくれるのだ、ということをこの本は教えてくれる。
 それで、これを読み終わるとまた、ハリーや千尋に会いたくなってしまうのだ。そして著者が教えてくれたことを確認したくなってしまうのだ。

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紙の本精神科医はいらない

2002/02/26 13:59

こんな本を書かれないようにしたい

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 はっきり言って、非常に不愉快な本です。確かに精神医学とか精神医療という分野は、医学の中でもあいまいな部分が多く、また病気そのものも尚不明な点が多いということもあり、その医者個人の技量などに患者さんが左右されるということはあるとは思います。それでも、たぶん多くの精神科医は、そのあいまいで不明な点を少しでも補い、克服しようと努力しているはずです。そうであるにも拘らず、このような本が書かれてしまい、しかも大きな書店でも平積みにされてしまうというところに問題があるように思います。

 この本の中には素人判断というにはあまりにお粗末な理解しかされていない記述が多く見られることと、特定の精神科医の非難しかかかれていないという点で、あまり読んでほしくない本です。せめて「こんな精神科医はいらない」というタイトルにしてもらえれば、救いがあったのですが。少なくとも今後このような本が書かれないように努力していきたいと、「いらない」と言われた仕事を生業としている者の一人として強く思います。

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