サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. ぴゅあぴゅあさんのレビュー一覧

ぴゅあぴゅあさんのレビュー一覧

投稿者:ぴゅあぴゅあ

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本ただ一人の男

2005/11/15 19:49

強い愛は止まった心を解き放つ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 火崎先生の作品はどれも精神構造や思考回路が複雑でまた、そうなった経路も深刻なのが特徴です。それを独特の分析で描写し登場人物の性格を掘り下げていきます。いつも読みながら唸り感心しています。その中でも今回の作品は最強です!よく愛し方や感情の表現方法の分からない人物は登場しますが、この主人公如月はそのレベルではありません。人として止まってしまっているといった感じです。通常の小説ならここで相手役は愛を込め、至れり尽くせりで凍えた心を溶かしていくのですが、尾崎はそんなことしません。なんかすごいんですよ・・・愛ある行動には違いないんですが・・・ただひたすら強いんです。何事に対しても、人を超越した強さを見せつけるんです。格好いいです!ほんとに!久しぶりに男くさい強い優しさを感じました。火崎先生の作品の中でも1,2を争うと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本君知るや運命の恋

2005/11/15 18:16

ひさびさに純愛です

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 時代背景が昭和初期とあって全く文明の利器がないので、人の心の動きがメインになります。同じ瞬間の二人の気持ちをそれぞれの角度から描写することによりもどかしさが増します。個人的にもどかしいタイプの作品は苦手なのですが、この作品は素直に読めました。私自信もタイムスリップしたようで、心までもが幼い頃に戻り純粋に感動したという感じです。ラストシーンでは涙がにじんでしまいました。
 物語の構成上嫌な奴は出てくるのですが、本当の悪はきちんと成敗され、恋敵は心底悪い人間でないところがこの作品の救いでしょう。夏の夜の蛍が主人公の美しさと儚さを象徴していて物悲しさを添えています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本灼熱のまなざしに射抜かれて

2005/11/15 18:00

予想通りに期待を裏切られて

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 前作の『灼熱の闇に魅せられて』に登場したユサファ。絶対ポジション違うだろ?誰もが思ったことでしょう。やはりそこは橘先生、きちんとお分かりのようで・・・いや、担当さんのようで・・・いい意味で裏切られて幸せでした。
 それよりも楽しいのはユサファです。箱入りなので行動がすべて奇妙。前作では悪い意味で発揮されていましたが、今回は微笑ましいです。憎めないのです。純粋で、自分の気持ちに正直で・・・それに対してお相手様、もう少し日本男児ガンバレってな感じですよ!でもそこがいいのかも・・・
 ストーリーもよかったですが、情景描写が豊で綺麗でした。中近東の遺跡や宮殿などの表現もそうですが、地底に眠る湖や神殿の描写もすばらしく容易に想像できました。ユサファの持つ神秘性とうまく調和してひとつの絵画のように心に浮かび上がるのです。この主人公あっての物語だと思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本楽園の獅子王

2005/11/16 17:54

幸せは二人で育んで

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 カップルのうちどちらかが心に闇を抱えているという設定は珍しくないのですが、この作品では二人とも(エドワード&真幸)が過去に縛られそこから踏み出せずにいます。ストーリーは真幸の闇を中心に進行していきますが、なぜエドワードがその闇を見抜けたのかは彼自身の過去に起因しています。
 エドワードが真幸を過去から解き放つために様々なことを行い、その行動が強引なゆえ反感をかうまではよくある話で、容易に想像できるのですが、真実は微妙に予想とは違っていました。普通エドワードの行為は愛ゆえと考えますがそう単純ではなく、さらに原因は真幸にもありました。真幸がそうさせたと言えます。そうなると二人の心はもつれるばかりで・・・はらはら、どきどき・・・二人にとっての幸せの形はどうあるべきかを考えながら読んでいくことをお勧めします。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本ドラマティックな七日間

2004/04/21 13:36

ザ・ベストカップル賞をあげましょう

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 真樹雄と裕也はお互いにひと目惚れをし、その日のうちに恋が成就した恋人同士。この本はその恋が成就した後の、とある一週間を描いています。カメラマンの真樹雄は前向きでとにかくオープン。一方、脚本家の卵の裕也は頭の中でぐるぐる考えてはあれこれ悩むタイプ。正反対の二人ですが、苦い恋愛経験の多い真樹雄は、裕也の気持ちを推し量るのが巧く、先回りしては、裕也が悩まないように思いやってあげます。裕也も積極的な真樹雄にひっぱられて、引っ込み思案という殻を破っていきます。穏やかな恋愛というのは、きっとこういうのを言うのでしょう。性格的には正反対ですが、二人とも芸術的な部分は持っており、それが潤滑剤になっています。裕也は夢想家で、日常の中で突然思考がトリップしちゃうことがあります。そんな時でも、真樹雄は優しく、楽しげに裕也の表情を窺います。「また何か、考えてるんだろうな…」なんて余裕こいて見つめているのです。小説の内容は一週間なのですが、穏やかに時が流れているせいか、もっと長く感じます。だからといって、だらだらしていて、飽きるわけではありません。多分、裕也の台詞がその穏やかな流れを創っているのでしょう。現実離れしていて、幻想的、詩的なのです。彼は仕草や言葉の発し方もゆっくりしているんじゃないかな?と連想させます。
 満開の夜桜の中で、裕也がモデルになるシーンがあるのですが、これは絶品です。写真など一枚もないのに、その絵が想像できちゃうんです。読んでるうちに、目に浮かんでくるのです。初めは、あまり乗り気でなかった裕也が、真樹雄の言葉に煽られて、だんだん高ぶっていく様が見事です。特に写真を撮り終えた後の二人の絡みはものすごく幻想的で綺麗でした。美しい連写を見ているようでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

5 件中 1 件~ 5 件を表示