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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

にこ さんのレビュー一覧

投稿者:にこ 

5 件中 1 件~ 5 件を表示

大事な人だから、幸せでいてほしい。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「子供」という言葉の定義に苛立ちをもつ大人びた努力家少年と、突然金持ちの家に婚約者として連れて行かれた女の子の話。と、いうといかにもありきたりなイメージを持たせるけれどこれはちょっと違う。大事で、大切で、だからこそどうしていいのか分からなかったり、もてあましてしまう気持ち。そのドキドキやハラハラを丁寧に優しく描かれている魅力的な作品なのだ。

 周囲にいる人間も個性的で、話に彩りを添えてくれる。二人の歩み寄っていく姿は、優しくて癒される気分になる。絵柄も優しく、話も丁寧に作られているので、安心して読める大好きな漫画家の1人だ。

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紙の本風葬の教室

2002/03/05 22:47

あなたは、人を殺したことがありますか

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 私は沢山の人を殺して生きてきたんだ。ぼんやりと、頭がにぶくそれを理解した。私は、怒ることはあんまなかったけれど、こうやって沢山のものを切り捨ててきていたんだ。胸が、その言葉にズキンと痛んだ。

 主人公杏は、1つの新しい「殺し」の形を理解して、そして強くなった。もう1人外を歩いても、雄大な自然に殺されそうな気分になることもない。クラスメイトがいじめたり、からかってきたりしても、もう負けることもない。相手は人間でもないのだから。

 今の世の中、ふと外を見渡せば沢山の誰かが殺した死体だらけなのかもしれない。だけれど、殺すことで自分の命を、大好きな人の幸せを守っていく少女の姿にはどこか胸が締め付けられ、涙すらでてきそうになった。

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紙の本チェリーブラッサム

2002/03/05 22:22

『実乃は、いつも悔し涙だな』

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 意地っ張りで、素直に泣くことができない。いつも泣くのは違う場所。ひがむのは「私も好きになってほしい」の裏返しで、それを素直にいえないのは見栄っ張りだから。
 そんな少女実乃が主人公の話。軽い話でさくさく読めるのだけれど、私は実乃の素直になれくなくて、空回りしていく感情にとても心惹かれた。もし、この実乃が子供じゃなくて、泣く場所がない子だったらもっともっと暗闇のある話になっていたかもしれない。だけれど実乃はお母さんというクッションはなくなったけど、永春さんに、全員素直じゃないけれど血の繋がった家族がいた。そんな優しい環境に、読みながらどこかほっとした。

 私は、「私も好きになってよ」と言って泣けるだろうか。泣いたことがあるだろうか。今こそ、もう泣けないかもしれないが、この本を読んでいる間は実乃と一緒にちょっと泣きたい気分になった。私もきっと素直じゃないから。

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紙の本みんないってしまう

2002/03/05 22:38

誰も私をわからない。だから私も誰もことも知らない。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本で一番好きなのは『不完全自殺マニュアル』だ。死とか秘密とか、人が持てる最大の武器を持っているのは自分だけじゃない。いつか、それで傷つけようと思っていたら、先に自分が傷つけられ、そして人の表にでない傷を知る。このことをとても上手く表現してあると思った。
 この本全体としてもいえることだが、「みんな行ってしまう」のだ。実際に人がどこかへ行くだけではなく、心理的な、精神的な面でも、みんな自分を置いて進んでいったり、どこかへ行ってしまっていること、行けることを知るのだ。「こんな感じ」と自分の中で捕らえていた人の形はあくまで一面、思い出の1つに過ぎないのだ。
 みんな行ってしまって、そしてどうするのか。立ち止まるのか。それとも私も歩くのか。誰かを追いかけるのか。1人進むのか。戻るのか。『言いたくないが、知って欲しいの裏返しなら、死にたいは生きたいの裏返しなのだろうか』という文があったが、それと同じように、私はこの本で「寂しさを感じたくない」と思った。それはきっと、本当は寂しくて悲しくて、私も一緒にどこかにいってしまいたくてたまらない、ということなのだろう。

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紙の本ココナッツ

2002/03/05 00:50

日々あふれ出ている

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 毎日、感情があふれ出ている。それはきらきらと輝きながら。前作「チェリーブロッサム」よりも、少しだけかんしゃくがおさまったかな、と思える主人公実乃。周囲にいる人間は相変わらずだけれども、徐々に徐々に形を変えていっている。

 事件、を軸にして話は進むけれどもそこに関わるのは沢山の普通の人と、沢山の日常に、感情。あふれ出る好きという気持ちや、自分の知らぬ所で動いている他の人の気持ち。
 読むたびに、きらきらと思いが散っていて実乃はとても魅力的に輝いている。今の自分も、これだけ輝くことはできるのか。こんなにあふれ出る感情を持ってるんだろうか。
 たまには何も深く考えず、きらきら光る感情を感じるのも自分の毎日を光らせる鍵になるのではないだろうか。

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