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先月(2017年8月)

もんちやさんのレビュー一覧

投稿者:もんちや

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本あかいハリネズミ

2007/08/27 13:15

抱きしめてくれる誰かは、きっとどこかに

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読む前に抱いた疑問。なぜ『あかいハリネズミ』なのか?
ハリネズミは赤くないのに。
そのタイトルに惹かれて手に取りました。

ハリネズミはトゲトゲで、誰にも抱きしめてもらえない。それでも抱きしめてくれる人が友達だと。お母さんハリネズミはそう言ってこの世を去ってしまいます。
それがハリネズミの旅の始まり。
道中、抱きしめてくれる人は誰もいません。
自分が傷つくのは嫌だから。
だけど彼を利用したいから。
みんな、自分のために彼を避けたり騙したり…。
誰も抱きしめてくれる人なんていない。この世の中に友達なんていない。
そう絶望して疲れ果てたハリネズミ。

このお話に登場するのは動物たちですが、人と人との関係にそっくりです。
誰もが自分だけを大切にしている。
自分が傷つくのは嫌だけど、他人を傷つけるのは平気。
それはとても悲しいことだけど、現実にそういう人はたくさんいる。世界は優しくない。
そんな世界に絶望して他人と関わらない人だって、きっと少なくない。
けれど抱きしめてくれる誰かはきっといるんだと教えてくれる。そんなお話でした。

最後は悲しくて、思わず涙ぐんでしまいました。
あかいハリネズミは救われたのかな?

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都合の良すぎる展開

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

マルタが蓑崎に戻されてから7年後のお話。
興信所の所員として働きながら、オスタスに戻る方法を探し続ける丸太青年の姿が切ないです。
しかし気になったのは、丸太青年を取り巻く人々です。
野梨原さんが作り出すキャラクターに見られる、軽妙で寛容な強さと言いますか…。
「まーいーんだけどさー」
とか言いつつ、理不尽や不可解なことを受け入れる性質というのがあります。こういったキャラクターは1作品に1人いると、作品に華があり話をスムーズに展開させてくれます。
しかし今回登場した人々は、漏れなくそういった性格の持ち主。そんな彼らが展開する会話は実にこじつけがましくご都合的で、読んでいて違和感を覚えました。会話だけで無理やり話を展開させているように感じます。
ラストは綺麗にまとまりましたが、よく考えてみると辻褄が合ってません…。
野梨原さんの作品は好きなので、今回はちょっと残念です。

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