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先月(2017年8月)

TomTomさんのレビュー一覧

投稿者:TomTom

1 件中 1 件~ 1 件を表示

悪女とは

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者はフランス・ナポレオン史研究学会会員及びフランス政府観光局名誉委員であり、フランス史に造詣が深く、著書も多い。此処には2人の悪女の一生が記されている。マリーアントワネットの娘マリー・テレーズ(1779~1851)とアンリ4世の妃マルゴ(1553~1615)、生きた時代の異なる2人を取り上げた理由は記されていない。彼女たちに共通するのはブルボン王家ゆかりの人であり、それぞれ末期と創始期に当たる。
著者は「悪女」を「心の良くない女」と捕らえ、この作品の中で彼女達が「いかにしてこの世に悪女とよばれる誕生するかを探る試み」をしたい、と言っている。そして多くの史料を駆使して、生き生きと彼女たちを描き、読む者にその日常を目の当たりにしているような臨場感を持たせている。高貴な身分に生まれながら激動する時代に翻弄されて恵まれぬ思春期を送り、不幸な結婚を経て「悪女」と呼ばれた女性。フランス史のタペストリーの色合いを深めている存在といえよう。

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