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先月(2017年8月)

カンタさんのレビュー一覧

投稿者:カンタ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本重力ピエロ

2007/10/31 01:51

やっぱ伊坂さんはイイです。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今回の作品は直感的に「落語を聴いているようだ」と思った。とにかく話の落ちどころがとても素晴らしい作品だと感心する。

「春が二階から落ちてきた」で始まる文章からして、何かを予感させるものである。一応、謎解きを盛り込んだ作品ではあるがサスペンスの意味合いはほぼないと感じた。

主人公とその弟の2人が軸に進む。ただし、この弟は母親がレイプされた時に出来た子供であった。出来た子供の出産することを決断し、受け入れた父親。この父親もキーポイントの1つになっている。
この「レイプされて出来た弟」との回想を含めて、非常に人間の心理を突いていて面白い。喧嘩になって「赤の他人に言われたくない」「お前は他人だ」とお互いに言ってしまいそうな状況であっても決して言おうとしない・・・そこには深い愛情とそれに応えようとする兄弟との堅い絆があるのです。


家族の愛と兄弟の愛を実感する一冊に仕上がっています。
表現的に難しい点もありますが、決して難解なものではありません。

機会があれば、ぜひおススメしたい文庫です。

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