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    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

むーみんままさんのレビュー一覧

投稿者:むーみんまま

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血を吐くような率直さが心を打つ 在校生・卒業生の熱いメッセージ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

北海道の余市町にある私立北星学園余市高等学校(略称「北星余市」)は、高校中退者や編入生受け入れの先駆者だ。全国から、不登校、非行、高校中退など様々な理由で学校生活に挫折した子どもたちが、やり直しをかけて集まってくる。中学卒業後、15歳で入学した「ストレート」もいれば、23歳で入学する人もいる。

本書は、北星余市の在校生、卒業生(卒業して母校の教員になった者を含む)が寄せた、今、悩んでいる人たちへのメッセージ集だ。

「俺は自分で驚くほどこの学校に来て変わったんだ!!この気持ちを本にしたい」

高校中退後、人にすすめられて「もう一度学校へ行こう」と思い、北星余市へ1年遅れ(北星余市では、「1ダブ」と呼ばれる)で入学。先輩や同輩たちと衝突したり、支え合ったりしながら、ようやく自分の居場所を見つけられた。生徒一人ひとりの個性を認め、引き出してくれるこの学校で、いかに自分が変わったか。この体験を、今、壁にぶちあたっている人たちに、知ってほしい。…

そんな現役生徒会長の熱意にほだされ、教員や卒業生の保護者などが助言し、本書の出版が実現したという。

いじめ、引きこもり、薬物、暴力、妊娠・中絶、結婚・離婚…。北星余市にたどり着くまでの、生徒たちの過去は、実に様々だ。こう並べると刺激的だが、彼らの文章を読んでいると、愚直なほどにまっすぐな、だからこそ傷つきやすい子どもたちであるとわかる。そんな子たちが、ほんのささいなことをきっかけに、学校、家庭、社会での居場所を失い、もがき苦しんでいるのだ。

様々に傷ついた末に、親元を離れ、余市という田舎の高校で寮・下宿生活を始めた子どもたちが、人間と人間のぶつかり合いの中で、自分を見つめ、悩みながら成長していく。彼らの、血を吐くような率直さが心に痛い。

生徒が実名で、これほどの赤裸々な告白をしている本を学校が認めて出すということ自体、驚かされる。この学校の懐の深さや、おそるべし、である。

悩みの淵から抜け出せず悩んでいる若者やその親たちに、一人でも多く、本書を読んでもらい、こんな学校もあるんだということを知ってもらいたい。

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