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四月ねずみさんのレビュー一覧

投稿者:四月ねずみ

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本リサとガスパールえいがにいく

2010/03/14 23:25

リサの周りは優しい人が多い……

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久しぶりに絵本を読みました。   

いやはや、侮っているつもりは全くなかったのですが、まだ甘かった。
笑わせていただきました。
ちょっと生意気な女の子(架空の生き物)リサが友人ガスパールと父親と映画に行く。
それだけの話をこんなにかわいらしく描かれているとは思いませんでした。

映画館の椅子にクッションをつけるのを嫌がったり。
そのせいで画面が良く見えなかったり。
パパをちょっぴりだましたりする所なんて、まるっきり自然な女の子の行動。

そっち側はたいしたもの映ってないから大丈夫だよ

ガスパールのリサの行動を全肯定した上でのフォローに顔のニヤけが止まりませんでした。

このシリーズはお気に入りです。

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おかえりなさい。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

実に6年ぶりの新刊です。
変わってしまったのかと不安でした。
けれど読んでみたら、確かに変わっているところもありましたが、やさしい作風は同じで、とても嬉しく思いました。
コマワリやサイレントなど今までに無かった表現に挑戦されており、それも好ましく思いました。

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紙の本MAMA

2008/03/28 17:54

ヒトクイと落ちこぼれ少女の物語

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 前作「ミミズクと夜の王」で賞を取った紅玉いづきの第二作。
 魔術師のアカデミーの名門サルバトール直系に生まれた「トト」は殆ど魔力を持たず、努力をしても圧倒的な才能のなさゆえ、破門されそうになる。
 しかし、数百年間封じ込められていた「人喰いの魔物」の声を聞き、そして……名前を与え、彼のママになる。
 そこから、運命はめまぐるしく変わっていくのだけど、そのサルバトール・トトと魔物「ホーイチ」(無論耳なしホウイチから由来されています)の二人の変わっていく様、変われずに少しずつ歪になっていくさまの書かれ方がとても面白い。
 トトが年をとり、ホーイチは少年の姿のままで在ることも。
 劣等感を持ちながらも懸命に自分と子を守る術を身に着けていくトトの生き方も、200ページ足らずの話で綺麗に書ききっていました。
 それに、親子・主従・友人・恋人ともとれる微妙な二人の距離が溜まりませんでした!
 終わり方も、救いがあって、胸をなでおろしました。
 
 この救い書き方は、少しだけ前作と通じるところがあり、きっとそれが紅玉いづきの味なんじゃないかと思いました。
 早く次の作品を読みたいです。

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紙の本殺人の門

2008/10/27 22:32

何が足りないんだろう

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書の主人公は元々裕福な家に住み、没落し、何度もまともに暮らそうとしても坂道を転がるように生きてしまう。幸福と不幸の合間を漂っている。
 そういう人生にしたのが、もう一人の主人公「倉持修」主人公の幼馴染だ。
 彼は、歪んでいる。はっきりと歪んでいると思う。
 何より、主人公への感情がよくわからない。結局信頼したかったのか、不幸にしたかったのかわからない。
 主人公も彼に対して殺意を抱くも、友情を持っていたのか、憎悪を持っていたのかわからない。
 おそらくどちらもあて嵌る。

 本書を読んで、大きなテーマは「ヒトが殺人にいたるには何が必要なのか」だと感じた。

 主人公の周りには死が沢山ある。主人公はその一つ一つを分析し、自分が殺人に至れないのには何が足りないのか考える。
 「倉持修を殺そう」そう自覚した時も、まだ何かが足りない。
 その時の焦燥。
 読んでいて胸が苦しくなった。
 こんなにも憎いのに、こんなにも酷い目に合わされたのに、人生を返せ。そう同調しつつ、矢張り殺せない主人公に失望し、安堵した。
 
 それにしても倉持修の歪み方は面白い。最低だけどひきつけられてしまう。彼の所為で何人も不幸になっているというのに、読んでいて嫌悪感を感じてしまうのに、目が離せない。
 たぶん、歪んではいるけれど目的に対してはまっすぐだからなんだろう。
 ほんの少し羨ましく思う。
 それに、悪事を行なっても一番にはなれないタイプなのが愛嬌があると言うかなんというか…・・・。影で笑って満足してるのも、一つの「勝ち」なんだろうか?

 さて、後半にもなってくると、主人公に呆れてしまい、何故絶縁してしまわない? 何故苦しい方ばかり見る? そう思ってしまう。

――もう忘れたら良いのに。
 そう思う頃に唐突に物語りは終わってしまう。
 どんな終わり方かは明かせないけれど、あっけない。
 そして、泣けた。

「殺人の門」これを決して越えないで生きていくのは、存外難しいのかもしれない。
「殺人の門」これを越えてしまうのは、存外容易いのかもしれない。

 願わくば、誰かを殺す事の無い人生を。

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紙の本凍りのくじら

2007/11/30 15:38

ああ、こいつは私だ。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ドラえもんのアイテムをたくみに組み込んで進んでいくこの物語は、1人でいても、皆といても行き詰まりを感じる主人公である理帆子が、ある少年との出会いによって、少しずつみんなとの繋がりに気付いていく・・・って筋
それは、とても読んでいて、痛みを覚えるような感性で書かれていて、面白い。けれど・・・

この物語には理帆子をストーキングする男・若尾がいる。
理帆子いわく、カワイソメダル(それをつけてる動物が、誰でも可哀想でたまらなくなる)をつけてる、SF(少し・不自由)な男。
そいつの書き方が、私にとって他人事だとは思えなかった。
若尾には夢がある。その夢に向かってするべき努力が足りなくて、でもそれに気付けないで、いつまでも回りに責任転嫁をしてる。
そして、自分では前進だと言い張りながらも、後退を続けてしまっている。

たとえば、気分転換にスロットを始めてみたり。
たとえば、見知らぬ女の子にナンパまがいの会話をしてみたり。
そういうことを理帆子目線で語られた時・・・なんだか、とても痛々しい。
理帆子いわく「不自由あらため腐敗」

中盤、若尾が安定剤をガリガリ飲み下したり、理帆子の友達を怒鳴りつけたりする場面。
どうしようもなく腐敗していく様に、思わずページを閉じたくなる。

元彼女にちっとも信頼されてなかったり、上手くいかなくてどつぼにはまり込んでしまう事って、意外にありふれた事なんだと思う。
それを、優しさの欠片も無い視点で語られてしまうと、同じくどつぼの渦中にいる身としては「ちょっ・・・待って下さい。もう少しだけ時間下さい」って叫びたくなる。

物語は若尾に対して最後まで救いを与えなかった。
若尾も許しがたい最低な事を仕出かすけれど、どうしても、この「少し・腐敗」してしまった男が今後、少しでも立ち直っているといいと願ってしまう。

読み返すたび、若尾はこのあと立ち直るんだろうか?
いや、無理だろうと思って、がっかりせずにはいられない。

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タイトルで損をしているかもね。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本当のエコとは何か?
 ゴミの分別にどれだけの意味があるのか。
 企業の金儲けに踊らされてはいないか?
 そういった事を書いてある本です。
 「偽善」と言う言葉が酷くマイナスなイメージを持ってしまっている上、今まで頑張ってきたエコはエゴ(企業の)だと書かれているのを読むと、確かに不愉快な気持ちになるかもしれません。
 少なくとも私は「そこまで言わなくたって良いじゃないか」とちょっとやさぐれました。
 だけど、じっくり読んでいくと「効率よく」環境を労わる方法が書かれていることに気付きました。
 たしかに、ちりも積もれば……とエコと言われている事をがむしゃらに行なっていては生活が破綻しかねないし、長く続けるのは難しそうです。
 それに、全く逆の効果を招きかねない「エコ」もあることがわかりました。
 一つだけ言うと、エコバック。
 今、スーパーのレジ袋を減らせば石油の節約になる。
 エコの第一歩。そういったイメージを持ちがちです。
 けれど本書にはレジ袋がいかに効率の良い石油の使い方をされた物か、エコバックを作る分の石油がどれだけ貴重なものか、バックを買わせる戦略ではないか? だませれていないか? そういった事を考えさせてくれました。
 (そもそも、レジ袋って最終的にはゴミ袋として使ったりと何かと便利なんですよね……。指定のゴミ袋って高いし、大きいものの方が割安だから使うけれど中々ゴミがぴったり入らない……)
 
 あと、目次が非常に優れています。 
 難しい理屈がわからない人や、面倒くさい人(私?)
 最低限目次だけ目を通して自分のエコ生活、なにをやって何をやらないかを選ぶ参考にするのも良いかもしれませんよ。

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