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国土交通大臣さんのレビュー一覧

投稿者:国土交通大臣

1 件中 1 件~ 1 件を表示

役に立つ人体実験

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この世の中
「何でこんなことができるの?」
という類のものが多くある。

ちょっと考えただけでも、
・なんで飛行機ってとぶんだ?
・なんで電話で声が伝わるんだ??
・なんで臓器なんてものを移植できるんだ???
などなど。

当然、元はできなかったものがある時点から実現している。

ライト兄弟は1903年12月17日、ノースカロライナ州にて
ライトフライヤー号によって人類初の飛行機による有人動力飛行に成功。

アレクサンダー・グラハム・ベルは1876年に電話機を発明。

臓器移植は1936年にヒト間ではじめて行われた。
急性腎不全患者を救うため、使者から摘出した腎臓を患者に移植したが、
36時間後に死亡したという。

いずれもそれらの実現に向け、多くの実験と失敗が繰り返されてきた。

この本は科学者たちが自分の体を使い、
命がけの実験をしてきたという記録である。

目次をみると
・あぶり焼きになった英国紳士たち
・袋も骨も筒も飲み込んだ男
・危険な空気を吸いつづけた親子

んー、興味津々。

例えば「袋も骨も筒も飲み込んだ男」として、
イタリア人科学者 ラザロ・スパランツァーニが取り上げられている。

テーマは消化について、だ。

時は1770年代。
当時はX線などもなく、胃や腸が機械の様に食物を砕いているんだ!という考えもあれ
ば、ブドウがワインに変わるように醗酵が盛んに起こっているという人もいた。

そこで彼は体をはって実験する。

パンを一口かじって亜麻布の袋に入れ、糸で縫い、飲み込む。
二十数時間後排出された袋を見て、
パンが完全になくなっているという事実を把握したとか、
木の筒を飲み込んでやはり消化の具合を見たりだとか、
こりゃーなんでもあり。

しかしそうした事実を検証していった結果色々と分かってくる。
自らの体を使って証明した。

他の科学者についても
127℃の部屋で体温が上がるか?を試したり、
131日間洞窟の中ですごしたり。。

読んでいるだけで痛さや苦しさが伝わってくる。。
読むのにエネルギーがいる。

ただ自らの興味だったからかもしれないが、
少なくとも人のためになろうという強い意志があった。

ところ変わって、現代の政治家ってぇのはナンなんだ。
汚職、贈収賄、媚び諂い。

この本に出てくる科学者は、自らに痛みを強いて、他人を助けた。
方や今の政治家は、他人に痛みを強いて、自らを助く。

あぁ、なさけない。

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