サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. KA88さんのレビュー一覧

KA88さんのレビュー一覧

投稿者:KA88

1 件中 1 件~ 1 件を表示

悲惨な商船乗組員たちのの実相

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 底本「ダンピールの海」の改題とのことであるが、本カバーと題名が斬新で早速一読した。
 巷間職業軍人の戦記が数多目につくが、商船側の記録は極めて僅かであるため、本書で例示されている悲惨極まりない証言は新鮮さを催す。
 あの戦争の敗因については様々指摘されているが、本土より遥か彼方の前線基地への兵站=海上輸送が万全でなければ武器弾薬~糧秣が枯渇して戦力維持破綻が当然で、この任につく商船隊の防護が最優先されるべきなのに、現実は本書の証言のごとく全く手薄の印象をうける。
 それでも船員たちは生還すると、また次の船で何度も死の海に挑戦していたのである。
 特に本書にある、自船が戦没して、筏で何日も漂流中に、敵である米潜水艦に救助されたとの証言があるが、味方潜水艦ではないので全く信じられないことで、一体、日本艦艇や航空機が捜索に対応したか否か検証してほしい問題でもある。
巻末の船名索引によると、およそ100隻の証言(記録)であることから、正に商船隊の知られざる戦記でもあるので、是非一読をすすめたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示