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先月(2017年5月)

セカンド・プラン レジェンドさんのレビュー一覧

投稿者:セカンド・プラン レジェンド

25 件中 1 件~ 15 件を表示

次の人に渡すために。

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 前略。たしかに贈り物は受け取りました。とても感謝の気持ちでいっぱいです。
 さっそく、お礼の形をあらわしたく、本書にあるとおり次の方へお渡しします。

 特に「自分には何もない」と感じたとき、「5分以内に」思考のオートフォーカスを手動に切換えて「人に対して何ができるか」の方向へ調整していきます。

 「できないこと」ばかりを考える時間を「できること」を考える時間に置き換え、さらに、本書で教えてもらった「夢へ向けての具体的レッスン」を実践していきます。

 「人は必ず、自分の探しているものを見つける」と書いてあった言葉を胸に。 早々。


 追伸:「絶対に実現できると確信している時のことを、試しに考えてみよう」、「その時の呼吸は、どんなだろう、姿勢は、立ち方は、手の動きは、そして気持ちは」を観察して、逆にそれらの行動から自信を湧き出させる方法は、忘れることのできない贈り物となりました。本当にありがとうございました。

 私は「楽しくしてくれ”そうな”ものはなんだろう」を伝えていきます。

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目覚めよ!DNA

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間の遺伝子は人によって違いはほとんど無いそうだ。
なのになぜ、人によって身体的特徴や能力が違うのか。
それは、オン(働いている)DNAとオフになっているものとの違いによるそうだ。

よく、天才と呼ばれる人は、その構造がが違う(俗に頭のできがちがう)というが、そうではないようだ。ただ単に誰でも持っている遺伝子がスイッチオンになっているかどうかの違いのようだ。

では、なぜ、オンになる人と、そうではない人がいるのか。

本書によると、三歳くらいまでは誰でも天才だそうだ。
オンになろうとする遺伝子を妨げるものがないからだ。
いわゆる物心が付くころは、頭で考え始める。その想像力が予想力となって、そこに経験がともなって学習し、失敗をしなくなることと引き換えに、可能性の芽を摘んでしまう。

しかし無事に生き残るためには無防備では、いられない。
無防備こそスイッチオンのチャンスなのだが、なんということだろう。

本書では、そのスイッチをオンにするための方法を模索している。

「感情は伝染する」「感動はスイッチオン」などなど原因はいまひとつわかりにくいが、なんとなく理解はできる。
本書にあるとおり、頭で可能性を否定しているより、やってみて体にきいてみたほうが良いこともあるようだ。

目覚めてから動くのではなく、目覚めさせるために動くことを知った。

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メッセージは届けられる、必要なときに最善のタイミングで。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

浸水してくる船底の水に腹を立て、船底に向かって、鞭打つギリシャ神話を私達は、はたして笑えるだろうか。
机をたたいたり、ゴミ箱を蹴飛ばしたり、物を投げつけても、解決にはならない。
ただし、なぜかスッキリする。感情もまた自分を認めてもらいたがっているのだろうか。

感情を吐き出すことが目的なのか、手立てを冷静に考えることが重要なのか。
目的と手段の本末転倒は、気づかぬうちに起こっている。
家族のために仕事をしているとするならば、家族を犠牲にした仕事とは、これいかに。
自己実現のためにやっているのに、自己犠牲となっているのは、いかがなものか。
はたまた、お金のために働いているのに、労働の安売りをしてしまっている現状。
CS(顧客満足)と言いながらPS(プレジデント・サティスファクション)になってしまっていて、何より大切なES(従業員満足)など考えもつかない経営手法。

優勝トロフィーを盗んでも、優勝の喜びは味わえないことは知っていても、トロフィー自体に価値をついつい見出してしまっていることはないだろうか。
本書によると、これは感情と思考が分けて捉えられていないがために起こってしまう現象だと読み解ける。さらに「感情にはプラスもマイナスも無い」そうだ。

加えて、感情とは結果として受け取るものだから、コントロールするものでもないと読み取れる。
結果は受け止めるしかない。それを受け止めようとしないから、抑圧されて、ゆがんでしまい、思考にも影響してくる。

コントロールできるのは思考と観察力。
感情を素直に認めて、それがどこから、なぜ湧いてくるのかを見つめることを本書は教えてくれる。

一次的感情なのか二次的感情なのか。
行動の動機は二つしかないそうだ。「愛か恐れ」。
二次感情はその派生だと本書で知った。

感情は「感じれば開放される」ので、”感情センサー”をオープンにすることを薦めている。
「多くの人間は、自分の感情に気づいていないために、感情に振り回される。逆に、自分の感情に気づくと、その感情に支配されにくくなる」
気づかれない感情は、気づいてもらおうと大暴れするのは、承知の通りだ。

一日24時間の1%を私にいただけませんか、その感性(感情センサー)を磨く15分。それはもう一人の自分のつぶやき。

 三つの真実は実に「おめでたい」と感じるのは私だけだろうか。
 またしてもギリシャ神話を笑えない状況におちいりそうだ。

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紙の本中学生からの作文技術

2008/08/31 00:25

。の向こう側、

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「日本の小学生は、日本語のテン(句読点)の打ち方も習わずに「英語」ではそれを教えられるという、実に植民地的教育状況になるわけです。」(はじめに「作文」とは何か)
 たしかに作文の技術だけでなく、文章の書き方などは「アングル語(著者のいうところの英語)」ほど、きちんと習わない。

 けれども、正確に学ぶ方が危険である。
 英語のピリオドの使用方について○×テストをするのは、目に見えぬところで、記号として捉えているからに他ならない。一定のルールを決めれば、記号は置換えが可能だ。
 支配権が米国から他の言葉を話す国に変われば、すぐに取替えることができる。
 母国語は記号ではないのである。たしかに”他の母国語”を話す人にとっては、最初は日本語もコミュニケーションの手段かもしれない。けれども、そこで住み、暮らし、生活することによって、もはや記号ではなくなる。
 自分の話す言葉となった時、共通のルールを飛び越えて、変化していくのである。気に入ろうが、気にくわなかろうが。
 生きるということは、変わり続けることである。ルールが固定され正確に使用するとなると、そこには変化の余地がなくなってしまう。文章の決まりが不明確であるからこそ変化の可能性が高いのである。この余地により、支配を難しくさせている点が救いなのである。

 一方で現時点での基本的ルールがあるのも事実である。
特に著者にとっての「無神経な文章」の項目は非常に、ありがたかった。
 紋切型の受け止められ方、同じ言葉のくり返しの読みづらさ、落語家を例に自分が”笑って”はいけない(読み手が興ざめしてしまう)、体言止めの不快さ、などなど。
 書き手は気づかないが、読む立場となれば、読む気がしない文章例を示しながら、改善点を示してくれているところは、値千金(=紋切型・・・=文章が”笑って”しまった)だった。

 本書の目的は「読む側にとってわかりやすい文章を書くこと」なのだが、書き手は読み手ではないので、自分にとってわかりやすいことが、読み手にとってもそうであるとは限らない。
 著者はさすがにプロ。その解決策へのヒントを明示してくれている。
「名文章家といわれる人は、頭の中で無意識に朗読しながら書いているわけですね。だから自分の文章に固有のリズムが無意識に出るようになったとき、その人は自らの文体を完成させたのです。その人の文章は、もはや他人が安易に手をつけられない域に達したといえましょう。」
 ”自分の文章を今一度、朗読してみる”これはもはや「中学生からの」ではなく”中学生レベルのからの作文技術”であると納得。いかに勉強しなくてはならないかを痛感した。

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It’s Up To Your”フォーカス”

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 もうワンマイルの奇跡、本書を一言で表すとこうなる。本書を理解するには、「A Quick and Simple Guide to Taking Charge of Your Life(Anthony Robbins)」を読んでいることが前提となる。
 「ネガティブな感情はすべて”アクション・シグナル」、「頭にくる状況の時”十年たっても”重要だろうか」と考えてみる、といわれても本書だけではピンと来ないだろう。そこで「A Quick and Simple Guide to Taking Charge of Your Life(邦題:人生を変えた贈り物)」を下記に参考までに要約しておきます。

 「押しつぶされそうな状況を一変させる」ためのキーワード「過去は未来と同じではない」。考え方は「人生に失敗などない」なぜなら「神の遅れは神の拒絶ではない」からだ。
 著者は言う「成功は正しい判断の結果であり、正しい判断は経験の結果である。そして経験はほとんどの場合、誤った判断の結果である」と。成長する時間を与えられた”プレゼントタイム”だ。「失敗から学び役だてれば、それは成功なのだ」したがって前に進むことができる。

 もう立ち止まらない決断のパワー、「決断の瞬間こそ運命は形づくられる」。そのためには「信じる力を築きあげること」それは「自信を持つために経験を積み上げていくこと」である。
「求める現実にフォーカスをあわせる」ための「問題解決のためのクエスチョン」、それは一瞬にしてかえられる。「人は誰でも一日中、自分に問いかけている。そして人は必ず自分の探しているものを見つける」ならば「素晴らしい点はなんだろう」と朝昼晩、四六時中問いかけよう。

 以上が「人生を変えた贈り物」前半の概要である。キーワードは成功のための経験と自分への問いかけ、そして、何にフォーカスをあてるかであり、それらすべて選ぶのは自分自身であるということだ。
 その自分自信に対しての働きかけが後半で展開されている。
 「じゃ、もしあなたが望めば、今すぐ幸福な気分になれそうなことはなんですか。」をビックキーに「感情が肉体に影響する。逆もまた真なり」これは大発見だった。「感情は体の動きによってもつくりだすことができる」、意味なくガッツポーズをしても、力が湧いてくるから不思議だ。加えて、成功のためのボキャブラリーメモとメタファーの入れ換えで壁を打ち破る。
「人生は戦いだ」というのと「人生はビーチだ」。どっちも自分で自由に選べる。
 こうして読み解くと、最後の「正しい目標設定が未来をつくる」(目標がフォーカスを作り出し自分を望む方向へ導く)「10日間のメンタルチャレンジ」に挑戦するもしないも自分次第ということがはっきりわかる。つまり「人生を変える贈り物」を受け取るかどうかは自由なのである。

 私はたしかに受け取りました。そして今もうワンマイルの実践を行うことで喜びを感じるとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。

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いつの頃からだろう、付属の取扱説明書ではチンプンカンプンで、専用の書籍を買わないとモノが使えなくなったのは。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 なぜ、こうもギャップが激しいのか。付属の取説と専門書籍では。
 メーカーの取説は使い方を示す以前に、一部のクレーマー対策として、企業防衛のため、ほとんどのユーザーには関係のない説明がワンサカ記載されている。
 これだけモンスターカスタマーがいる現状では至極当然なのかもしれない。
 いっそうのこと、クレマー用の注意書き集と取説を別冊にしてはどうかと思えるほどだ。

 極めつけは、本書の一章の5「禁断の分解」だ。
なんと、本機を分解し写真入で説明している。取説では考えられない記述である。
その仕組みがよくわかり、理解して使用するためには欠かせないことであるが、非常に勇気ある企画に脱帽である。

 そして、メーカーにとっては、苦々しいであろうスカイプの特集もある。
 スカイプについては、信じられないほど激安かつシンプルなのに、ほとんど取りざたされないのは、各メーカの利益と反するからであろうことは、その激安振りを知れば知るほど理解できる。このままでは、デジタルデバイドを通りこして、知る者と知らざるものの差がますます大きくなってしまうであろう。

 そのほか、ショートカットキーや、フリーソフトの紹介などなど、裏技も満載である。
「こんな使い方もできますよ」という製造者サイドのスタンスと、「こんな使い方をしたい」というユーザーサイドのスタンスでは、こうも違うのかと納得してしまうのは、たしか95あたりからでは、なかろうか。

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「仕事だからしょうがない」という凡人の合言葉と、「これは仕事だけど面白い」という天才たちの情熱との、格差

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 製品は、そのとき生きている人を満足させる。
 言葉は、時代を超えて人々に中に生き続ける。

「月に一度しか動かないコンパスを頼りに、ジャングルを歩くようなもの」。これは本書の本文中に紹介されている、人生にもつながるジョブズ氏の言葉。自分のやっていることが正しいのかどうかなど、やって見なければ分からないことが多い。それでもなお行動し続ける原動力は、誰かの命令だからしょうがないことなのか、あるいは自分が面白いと感じるからなのか、この差は大きい。

”いい商品が売れるのではない、売れる商品がいい商品だ”という経済原則に真っ向から対峙するスティーブ・ジョブズ。それは「残る一生、ずっと砂糖水を売っていたいですか?それとも世界を変えたいですか?」と大手飲料メーカーの経営者をヘッドハントしたときの口説き文句に象徴される。詳しくは本書にて。

 一方で、この生き方は大きなリスクを含んでいる。彼も大きな挫折を経験している。もっとも挫折を挫折と思っていないところが彼らしいのだが。この時期の貴重な経験が言葉としてあらわしている。「自分の居場所を自分でつくるんだ」と。まさにアップルの居場所をアップル自身が作り上げていったことをうかがい知ることができた。

 彼のもとに集まってきた本当に優秀な人材は、仕事を仕事と思っていない。心の中の何にかに突き動かされ、自分たちの居場所を世界のどこにもないものにするのだという情熱だけが開発に注がれている。そこには失敗はない。消費者に受け入れられるかどうかより大切なものを彼らは持っている。だからこそ、本物が生み出されるのだと感じる。

 しかし、この状況は世間一般からすると特殊である。経営者としては批判にさらされることも多々あったのであろう。それに耐えられずに、多くの人は凡人と化していく。
「我慢さえできれば、うまくいったも同然なんだ」。スティーブ・ポール・ジョブズ、たしかにただ者ではない。
 本書のどの言葉が、その後の時代の変化にさらされてもなお、その情熱とともに受け継がれ、人々の心を動かしているのかが楽しみな一冊であった。

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「原点」を求める誠実さ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 誰かの夢を叶えることができる、自分が話しをすることによって、その人の夢が実現できるとするならば、惜しみなく自分を伝えよと思うのはなぜだろう。
そこにはビジネスや打算といった二次的な学習された動機は何もない。
もしかしたら、第三の本能なのかもしれない。
 これこそが人間である証明と言えるもの、それは。

 著者が相手に感じさせるものは、この揺るぎ無き思いだ。
だからこそ、心と心が共感し、言葉を尽くして伝えようとする。
単語や文節が、たとえつながっていなくても、沸き起こる感情が、一生懸命さが、お互いに心地よい空間を作り出す時間、それが著者のスタイルだ。

 タイトルに「技術」とうたっているが、本書の冒頭で告白しているとおり、技などではない。感情を共有できる瞬間の気づきがあるかどうか、それを感じる心の受容体が活発化しているかどうかに鍵があると読み解けた。
 人を突き動かしている「原点」を知りたいという思いが強いかどうかで、その受容体の大きさが決まると、うかがい知ることができる。

 表面的な興味本位や利己的な動機によって心を開くような人はあまりいない。
「原点」を求める誠実さ同士が触れ合ったとき、覚悟を感じる質問と真摯に受け止めた答がお互いに新しい境地を切り開く創造性は、読者としても感動を覚えずにはいられない。

 心を分かち合える瞬間、そんなライターに私も会いたい。

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「めんどくさい」を乗り切る10秒

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ブロークンウインドウ理論
汚くしていれば、ますます汚くなり、きれいにしていると
ますますきれいにしようと思う。
その、きれいな状態を見る自らの心の反応

掃除に「心」を入れると、「そうじ力」になると著者は言う。
ただ磨くのが掃除、きれいになれ、ありがとう、と自らの心にも反射しながら整理整頓すると、そうじ力がうまれるという。
「総磁力」?とも思える、引き寄せの力が生まれるということか。

さて、そうはいっても、例の永遠にやってこない「そのうち」や「いつか」が心に充満して、なかなか体が動かない。
そこを乗り越える手立てが10秒戦略。
「人は一度にひとつのことしか考えることができない」ということを利用する。
つまり10数えて整理整頓。「めんどくさい」を10秒忘れることができるというわけだ。
ところが著者のいう「好転反応」が途中で心の中に起こる。

好転する前に毒素が出てくる反応で、「こんなことしてもかわらない」、「無駄だ」などなど、自分で自分を誘惑してくる。

これを、さらに10秒乗り切ると、きれいになっていく状態を見ている自らの心の反応に気づく事ができる。偉大な10秒だ。

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解決のできない問題は、あなたの身の上に起こらない。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なぜなら、解決できないことは、認識さえできないのだから。
悩むのは、それが悩ましいことだとわかるから悩むのであって、わからなければ、悩むことさえできない。認識できたとき、すでに解決に向っているのであり、後は時間の長短の問題になる。

著者は言う「問題がそれ以上悪化しないのはなぜか」と。
なるほど、それ以上悪化しない方法を知っていて実践しているか、それ以上のことを認識できないのか、どっちかだ。

「ポジティブ・シンキングは、金箔をかぶせた生ごみの山を金塊と呼ぶようなもの。表面はきれいに見えるが、棒でつつけば下には生ごみが隠れている」と実に強烈だ。本書では、だからこそ、生ごみを認め、見方を変える、注意の向けどころを変える、注意の幅を広げる、解決志向型型アプローチが必要だと説く。

「うまく解決できるとしたら、どんな方法があるか。理想の姿から逆算して、そのためには、今何をすべきか。」たしかに課題解決型だ。
中でも「この世に生を受けた九つの理由の中の一つ。ほかの八つは、、、さほど重要ではない」ヘンリーミラーの引用が妙に心に残った。考え方が少しかわったかもしれない。さて、その一つとは、、本書にて。

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紙の本クラインの壺

2009/03/15 14:44

ブレイン・シンドローム

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 現実と仮想空間を行き来している内に、どっちがどっちか、わからなくなる、あの感覚を見事に表現した作品。
 それは、現実の中で小説を読み、読んでは現実に戻る日常そのものだ。

 頭の中で広がるスクリーンと、目に映るスクリーンとの違いが、やがて、自分の中で連続した場面になる様子に、深く入り込むと、戻れなくなる。

「戻れ、コントロールできるうちに、逃げろ。」
自分の中の、いや外から聞こえてくるのかもしれない声。
この声が、やがてなくなるとき、永遠のクラインのつぼ(メビウスの輪の立体版)に入り込み、抜け出せなくなる。それは心理ミステリーなのかもしれない。

 導き出されるラストシーンはただ一つ。
起こっている出来事が現実なのか、ブレインシンドロームなのかを自ら確認するたった一つの方法は。さまよう苦しみを抜け出すことは、はたして出来るのか。

 戻ることができるうちに「迷うことが生きること」としっかり認識しながら、読み進めることを肝に銘じて再読し始めた。壷の中をさまよい始めたとも知らずに。

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紙の本最新約コピーバイブル

2009/01/24 11:15

「コピーの神様」が舞い降りた瞬間

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「どうしてもコピーが書けない時、どうするか。100本ノック」。とりあえず書く、そして書く、また書く。そして書いた100本のコピーを見直して、「アレ、こんなの書いたかな?」と思うコピーがきっとあります。それはたぶん「コピーの神様」が書かせてくれた一本です。と本書にある。

 この「コピーの神様」的表現が随所にある。一体何?
論理的思考の延長線上では、思う浮かばない一本。発想法でいう強制連関法的思考の末出てくるようなもの。「ひらめき」に近い。 広告のあらゆる条件をインプットしてガラガラポン。

 フツーのことがフツーの言葉でやさしく書いてある。ただし全体では「言葉の花束」になっている。自分の言葉が、自分の気持ちを表わしている。しかしそれは、映像をそのまま説明している言葉ではない。つまり「立体感を持っている」と読み解ける。
 例えば、歩いている人の写真に、「彼は考えている」とキャッチコピーを置く感じ。
 ここまでになるには「”なんかいいよね”の禁止」を薦めてくれている。「なぜ、いいのか」がポイント。

 ターゲットの気持ちを想像するのではなく、自分の中にターゲットの気持ちを探す。自分の気持ちに置き換えた時、見つかる感情が言葉として出てくる瞬間。
 加えて「ドキドキするフレーム作り」は「ちょっと違う視点から光をあてて見る」。そうすると、今まで光が当たってなくて見えなかった部分が、今までの見えていところの「続きの側面」という感じで見えてくる。ハッと気がつく瞬間。

 「コマーシャルだけで、いくらなんでも車や家は買わんでしょう」と本書にあるように、コピーは「その存在が気になる」最初のフック。それを「伝えたい」ことを「伝わる」ように「伝える」瞬間。

「何のために」と「結果どんな状況になっていたいのか」に膨大な時間をかける作業、いわゆるコンセプト・メイキング。その後に「そのために何をすべきか」を考える。決して逆ではないことを本書は教えてくれた。「残念なコピー」は順序が逆のため出てきてしまうのだなぁと少し納得した瞬間。

 コピーの神様はいつも無断でやってくる。
「コピー大好きというのは、差別かもしれない」(はちゃ・めちゃ)
「コピーなんか大好きです」(不思議ちゃん)
「何人まで、ひきつけられるか」(愛しびと)
「たとえ事実だとしても、No1と言ってはいけないのです。控えめな性格ですから」(決してオンリーワンにはこだわらない、もともとNo1なのだから)

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紙の本新・名作コピー読本

2009/01/16 00:06

実に不思議だ。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

言葉を追うと心が見えなくなる。
心を追うと自分の言葉かりになる。
つまり「気」持ちが通じない、読まれない、悲しい事実。

相手の身になって、商品を手にした時の状況を書く。
言葉が自分のものでない、空々しい。
結果、読まれない。通じない。売れない。

アイキャッチ、キャッチコピー、ボディーコピーと引き込みたいが、
アイキャッチ自体に魅力が無く、引き込まれない。

モノがあふれているからではない、愛が無いからでもない。
言葉が洗練されていないのです。そう千連し、そして見つけ出す言葉が。
本書でいうところの「気」を伝える言葉がないので、まさに気づかない。
ここまでやらないのは、著者のようなメンターが不在だからとも思う。
何度も書き直させる指導者がいない。

人材がいないのではない。人財になるまで掘り起こせないのではないだろうか。
言葉が「言の葉」となるまで磨かないように。

どこの世界も、熟練不在の状況は変わらないようだ。
せめて本書の復活を期待したい。

解説されている名作コピーの素晴らしさをお伝えするために、本書の中の一つの例をご紹介します。ひきつけるコピー、思わず読んでしまうコピーってスゴイと思う。

ーーー この雑誌にはエクスタシーがある。 ---ー

     女という「美しい性」に
     生まれたのだから
     そのメリットを
     楽しんで生きても
     いいのじゃないかしら。

     バストが大きいからって
     仕事に邪魔にはならない。
     能力があるからって
     美しさは邪魔じゃない。

     女だって
     ちゃんと前頭葉を二つに仕切って
     仕事と恋を同棲させることは
     うまいのです。

     今は
     デキる女ほど美しい。
     5月20日
     男が作った「女の神話」は消え
     女のストリーは
     女自身が書き始める。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

思わず5月20日が待ちどうしくなってくるから不思議だ。
文脈次第で一つの言葉が色づいていく様子は美しささえ感じてしまいます。
さらに”女はプロセス、男は結論”というコピーが自分の中にも誘発された。
良書とは「実に不思議」なほど、発想を豊かにしてくれるからありがたい。

本書は今のところ購入不可となっていますので、かわりに、
言葉の洗練が、文章自体に人を動かす力が生み出される例として、
本書の著者の最近の書「名作コピーに学ぶ」(日経ビジネス文庫)の冒頭のエピソードを紹介します。

黒メガネをかけた目が不自由な物乞いがカンパを求めて、プラカードを首からぶら下げていた。そこには「私は目が見えません」とだけ書かれていたが、施しは集まらずにいた。
そこへ伝説の詩人が通りがかり、次のように書き換えたところ、
カンパ缶は善意で溢れふれかえったという。

「春はまもなくやってきます。
 でも、私はそれを見ることができません」

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紙の本名作コピー読本

2008/12/22 00:02

コピーライター業界のゆくえ。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「演歌がすたれたように、コピーもすたれてきた」著者風に言ってみた。
使い古されたフレーズ、紋きり表現。
コピーに対して免疫のない人でも、「なんとなく古臭い」と煙たがられ、懐かしく感じる人には「またか」と思わせる。

 著者が提唱しているコピー演歌。「世界 明日 未来 時代 現代 社会 自然 歳月 価値 クオリティ 香り 伝統 永遠 愛 心 新鮮 変化 調和 充実 追求 完成 誇り 信頼 知性 感性 個性 ・・・」といった素材に「いま なぜ かつて ついに はたして あまりにも いつまでも ひとつの」と味付け「だろうか ではないだろうか であった ではない てしまった てきた とおもう」で仕上げる。
 例えば即興で組み合わせて作ってみると、「世界は、はたして完成されているのだろうか。いま変化の香り、商品名」なんて出来てしまう。

 製品特徴とユーザーメリットを右左に書き出して並べた「製品利便を製品特質で証明した貸借対照表(コピー・プラットフォーム)」そして言葉を創造というより発見する作業。
 コピー産業は今や映画産業と同じ運命を辿っている。逆に”チャンス”か、はたまた”ババをつかむ”かの分かれ目を感じた。

「コピーは、気で書くものだ。相手の波長にあうように。いかに書くか、より、いかに読まれるか」という著者の教えがどこまで継承されているか見守りたい。

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紙の本ナポレオンで仕事上達

2008/10/18 02:06

ナポレオンが転職を考えなかった理由

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「能力が買われたからといって、外国の将軍に転職することを考えただろうか」衝撃的な発想ではあるが、著者の主張「自分のいる場所をもっとよくする」を展開するには十分な説得力があった。

 著者によるとナポレオンは「史上最高の出世にして史上最悪の左遷」を味わったそうだ。どちらの時も「今やるべきこと」をやったに過ぎない。おごらずくさらず、常にベストをつくした。
 著者はいう「仕事に、まだ楽しさを見いだせない人のなかには、幻想にとらわれている人がいる」と。英雄の日常は、一見「瑣末」と思われがちな仕事であふれていて、それを馬鹿にして端折るか、楽しみを見つけていくかで、道が開けるかどうかが決まると読み解くことができる。

 キーワードは「どうせやるなら、思い切って遊び心をもって」だ。
「やるか、やらないかは、もはや問題ではない。どうやるかに焦点は移っている」と最初から全力投球をしたのがナポレオンであり、それは人生を楽しむコツにつながると感じ入った。
 以上が本書の中で紹介されているサーチライト式「瞬読」で、えたものである。

 再読すると、「やる気の自家発電回路には達成感が必要不可欠」「小さなことでもいいから達成した快感を味わうこと」の繰り返しが「好きなことは疲れない」となり、睡眠3時間の謎も解けた。「場の存在感」の高め方を実践していたナポレオンには転職などありえないと改めて納得させられた書であった。

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