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  3. セカンド・プラン エトセトラさんのレビュー一覧

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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

セカンド・プラン エトセトラさんのレビュー一覧

投稿者:セカンド・プラン エトセトラ

128 件中 1 件~ 15 件を表示

押し寄せの法則

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

過去より未来のほうが長いであろう十代にとって、それまでの経験からの価値判断のほとんどが、自分のものではなく、意識するしないに関わらず、周りから押し寄せてきたものである。

自己が成長過程にあるものにとって、生きていくためには、善意悪意に関わらず、周りに合わせることが必要であり、異質のものを危険視する動物の生存本能が、それに輪をかける。

こうして没個性が必然的かつ当然、自然に出来上がり、それを一人前と称して、賞賛する価値観が蔓延する。

本書を手にしたところで真の理解を感じる事ができ、かつ行動までにいたることは、かなり難しい。
それは、大多数の人の価値観が「異質」と判断するからだ。与えられた価値観に反発する力をもった人間などいないに等しいと考えた方が無難だ。

ほんのわずかな可能性にかけるとしたら、本書を数多くの機会で多くの人の目に触れさせることが有効だ。
魚がいっぱい卵を産むのが、その生存確率が低いがゆえということに似ている。
ほとんど同じ遺伝子を持っていながら、押し寄せてくる閃きのチャンスを、私たちは社会性と引き換えにつぶしてしまう。

「公開された秘密の鍵」は「自分にしかない非公開の鍵」によって、押し寄せてくるもの中から何を引き寄せるかがきまる。それを著者は「ひらめき(閃き)」と呼んでいる。それは、一見「異質」に見え、避けてしまう。
勇気を振り絞って、パンドラの鍵をあけることができるかどうか。
心配しなくても、あけなくても、生きてはいける、他人との相互価値観さえあれば。
でも、あけると、ほんのわずかな確率で、ザ・シークレットを発見できる。
未来に失うものなどなにもないのである。なにせ、時は未来から今に向かって押し寄せてくるのだから、何を引き寄せるかは、これからのお楽しみだ。

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よいと感じるか、悪いと考えるか、私達には思考の自由がある。なんて良い時代にめぐり合わせたのだろう。

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「いいこと」を考えると、それだけで楽しくなる。(=いいことを思うと既にいいことが起きている。いいこと=楽しくなったこと)
 問題の本質はなにも変わっていないじゃないか。お気楽で、おめでたい。
 お気楽でおめでたい人の周りには、類友、たしかにおめでたい人が集まっている。
 そもそも問題の本質とは、なんだろう。
本質とはもともと変わらないものではないだろか。
 例えば「雨が降っている」事実は誰にとっても同じ事実だ。
雨が降った事実を、悪いととらえるか、良いことだととらえるかは、人それぞれの事情によるのだが、どう思おうと「雨が降っている」ことには変わりはないのである。
 変えることができるのは、自分の事情に対する思いである。
予定がキャンセルされて、自由な時間ができたと思考するか、雨を恨み、嫌な気分に浸るか。それこそ自由だ。

 「自己暗示は負の連鎖を抜け出すきっかけに過ぎない。」
 「潜在的な能力は誰も、そう変わらない。自信をもつかどうかで決まる。」
 「こだわり、とらわれ、思い込み。油断大敵、不満大敵。」
 「いいことリストをつくりましょう。」
 「”いいこと”を考えなくなったら、”いいこと”からますます遠ざかってしまう。」
と著者は「いいこと」を考え続けるためのヒントを教えてくれます。
 そして、悪いことは「いいこと」へのベクトルの始点であることを説き明かしてくれます。

 極めつけは「自信」の持ち方まで言及してくれているところである。
「不器用な人ほど基本を繰り返し学び、経験を積むことで自信が生まれる」
「力が着実についてきていることに、気がつけば、繰り返しが自信につながる」
「チャンスが来るまであきらめない。いいことを考え続けると期待が自信につながる」
「能力の違いは誤差の範囲、つづけるかどうかの考え方で決まる」
と自分次第でいいことも、そうでないことも決まってきて、そしてそれは、強制でもなんでもないと気づかせくれる。

考え方の自由は次の一文にも表されている。
 「赤信号は”止まれ”ではなく、”休め”のサイン」
 にほっとさせられた本でした。

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紙の本人を動かす質問力

2009/08/31 00:54

「仮に・・・・だったたら」が人生を変えることもある。

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「仮に本書が、自分にとって役立つものだとして、良いと思う点は何か」

・質問がエネルーギーだと感じたこと。
「質問されると、1思考し、2答えてしまう」と著者のいうとおり、質問が思考エネルギーを経て行動へと転換される。
 その前提として、発せられた言語を認識することができ、さらに、それが質問だと理解できる基礎知識がないと、このエネルギーは受け取ることは出来ない。

・質問はエネルギー保存の法則を超越する。
 質問する為のエネルギー量にくらべて、受け取った方が起こす行動エネルギー量はとてつもなく大きくなるケースがある。時に人生を変えてしまうほどだ。
 逆に、質問が理解されず無視された場合、質問者が消費した質問のための準備がムダになってしまう。
 エネルギーの等価値交換が成り立つケースは少ない。

・良い方向性を持った質問。
 「どうしたらできるか」と「なぜできないか」では、答えがまるで違ってくることを本書でも確認できた。加えて、どういう質問をするのかは、ちょっとの違いであり、コントロール可能であるのに対し、出てくる結果はコントロールが難しい。
 始めに、どちらを向くかという小さなエネルギーで済むうちに方向性を定めることの重要性に気づかされた。

・人は自分で思いつくと、自ら行動を始める。
だから、命じるのではなく、「どうしたらいいと思うかを質問する」
なるほど本書にあるとおり、議論で勝っても人は動かない。
「まず感情があって、理性は後からついて来る」ことを著者も明言しているとおり、自分のための質問なのか、人のための質問なのか、質問の目的は何なのか、(感情のはけ口か、解決策の模索か)を自分自身に質問することから始めようと考えさせられた。

・人に対してはHow、物事に対してはWhy、そして自分に対してはWhat。
常に目的を見失わないための質問。これが、人(他人も自分も)を動かすことがよくわかった。
 キーワードは「チェンジ・アングル」と「ティッピング・ポイント」
勢い良く行動が起こせるためのポイントを探しあてるために、いろいろな角度からの質問を続けること。
本書に紹介されていた「大切なことは質問をやめないことだ」とい言葉の意味が理解できた。

 「仮に理解できたとして・・・」
なるほど、質問はさらに続く、無限のエネルギーかも知れない。

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「小さなきっかけ」作り。

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 一冊の本で3つのポイントをおさえて、「読んだあとにはひとつだけ具体的な行動を起こそう」と意識しながら読むことを著者は心がけているそうだ。


1、「やる気のエンジンに一分で火をつける方法」

 しのごの言わずに一分間だけ全力でやってみる。すると、行動から感情が沸きあがり、続けていける。つらいのは最初の一分だ、と。
 はたしてどうか。ものによる気もする。
「毎日小さな変化をつけていると、次第に”遠心力”働くものだ」と著者は思ってっている。


2、「5分間ダッシュ」と「10分間シンキング」

(後回しにしていることを)5分でも全力で取り組むとその後の道筋が見えてくると、全力が好きな著者だなと感じるが、何も手をつけず、漠然とした不安を抱えているよりは、目安ができることによって気持ちがスッキリする。

 また、目の前のことに追われて自己満足に浸るのを防ぐため、最初から10分間は「考える時間」を設定しまうこともポイント。つい面倒で先延ばしにしてしまう一番大切な「考えること」を実行に結びつけられる。まるで試験を受ける時の王道のように感じた。


3、「あと一分やって、気持ちよく終わる」

 5分しかやっていないときでも、3時間やったときでも、終わり際の一分を気持ちの良い状態で終わると、その最後の状態が感情に残ると。

  まさに、そうかも知れない。これを実行してみよう。

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人間の体から人は生まれる。その身体を作っているものは口から入るものである。もし、私たちが食物と信じていたものが工業製品だったとしたら・・・

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『カビキラー』を好んで飲む人には、本書は不要かもしれない。
そうでない人は必読の書である。

 カビキラーを構成している成分と同じものを食べていることに、気づかせないようにしているのか、はたまた、私だけが知らなかったのか。皆さんには常識なのだろうか。
たとえそうだとしても、このような食品を製造販売していて平気なのはなぜ?
もちろん綺麗ごとを言うつもりはない。
ただ本書にある「”これを入れないと売れない”という呪縛に縛られているかのようです」との一節が非常に気になる。

 大量生産、大量販売はたしかに自然の食材だけでは難しいかもしれない。
こう考えると、食品の自由競争化はいかがなものかとも思えてくる。
いや、安心安全で美味しいものをつくることにおいての競争は大いに結構。
ただし利益においてとなると工業製品と同じになる。

 ことは安物商品だけでないことが本書で明らかにされているから、さらに深刻だ。
値段は高くてもいいから、安全なものをもとめるマーケットにも応えられない現状。
機械に油をさすように、食品に人工の添加物を加える妙。
流通コストを抑えるための防腐剤。(『これは食べられません』という白い袋ではなく、直接食品に入れて、なおかつお腹の中まで入るもの)
他国の圧力から認可せざるをえない毒性の高いものにとどまらず、他国で禁止されているものまで許可されている状況は、もはや異常だ。

 著者だけが騒いでいるのか。ネットで検索すると、国も毒性を確認している食品添加物が多々あるのには驚きを禁じえない。
 工業製品と同じシステムをとろうとしているから、このような事が起きるのではないだろうか。私たちは人間であることを、どこかで忘れ去られているような気がする。
人間に工業用の油を注しても機械にはならないし、むしろ細胞や遺伝子が耐えられなくなるのではないだろうか。既にその兆候が現れ始めていることに誰も気づかない、いや怖くて見ようとしてないだけかもしれない。もちろん私も含めて。
 
 これは、原子力発電所が安全だといわれながら、人里離れた所に建設されていることに酷似している。知らないふりをしていて、取り返しのつかないことになる事態はごく最近、経験したばかりだ。一刻も早く必読、たとえカビキラー好きだったとしても。

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第四の天性

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

持って生まれたもの、それは意識せずに呼吸するなどの機能。
環境で植えつけられるもの、たとえ黒を白とするものでも、それは決めの問題。
無くて七癖、それは簡単に身につき、止めるのが難しいもの。
そして、意識して習慣にしたいこと、これが難しい。
それは能力の高いものばかりが、生き残ってきたわけではないことを示している。

後ろ向きに歩く習慣をつけようとしても、無理があるのに似ている。
目的も無く、目標も無ければ、なおさらだ。例の自分への言い訳がどこからともなく聴こえてくる。
「こんなことをして、なんになる」と。
なのに、後ろ向きに考えることはクセになりがちだ。
このときは不思議と聴こえてこない「考えてもしょうがない」とは。

「人間にとっては、むしろ途中で挫折するほうが正常」と著者は言う。
正常でない人の例が本書には、いっぱい出てくる。いつもの大リーガー、世界ナンバーワンセールスマン(何を持って一位なのかは知る由もないが)、なるほど彼らの場合はそうなのかと思う。ただしチャンスのプラス面を歩けた例は、枚挙にいとまがあるようだ。
そして彼らに、勝らないとも劣る正常の人々にはマイナス面回避のほうが生きる道だ。

それはリスク回避の本能に立つと理解できる。
何かしないと生き残れないときと、何もしないほうが生き残れるときがある。
後ろ向きに歩く習慣は、なかなか習慣づけられないのに対し、後ろ向きに考えるクセはスグについてしまうのは、そのためだ。。

「習慣化力」と著者は言うが、第四の天性と私は読み取った。
それは、無くても生きていけるからこそ、身につけることが難しく、
身につけたところで、チャンスとなる場合は「正常ではない」と言われるほど、ごく稀であるから、身につける必要性を感じがたくしている。

習慣化、欧米化、かは知らないが、とにかく難しいことはわかった。

本書の例では「毎日15分英語のリスニングを一ヶ月続けると、洋画一本、字幕なしで楽しめる」そうだ。
これはきっと映像を楽しめるということか。義務教育の英語時間談義を持ち出すまでも無いだろう。
「毎月3万円づつ貯金し、年間12%の金融商品で運用すれば」って、正気か。
複利運用のシュミレーションに得意気に出てくるお馴染みのトラタヌ計算式だが、そもそもそんな金融商品はない。
「禁煙の習慣化」にいたっては、目もあてられない。そもそも喫煙は習慣ではなく、中毒による禁断症状回避行動だ。「徐々に本数を減らす」とあるが、ニコチン中毒をさらに活性化させるこの方法で著者が禁煙できたのだろうか。できたとすれば、やはり正常ではない。

続けたい習慣ほど身につかない。今までの習慣を断ち切るときに出てくる禁断症状のためであろうか。離脱力には、やはり天性が必要だ。

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そのときに自分が思いついた順番は、自分の思考過程にすぎない。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

思いついた順の逆順から話し始めると、相手に伝わりやすい。
人は、まず核心からアイデアを思いついたように話す。
しかし、実は急に思いつたのでは出はなく、その背景的なことを漠然とイメージしていたのである。
ところが聞き手は、その漠然としたイメージがないところに、突然、核心を聞かされるので、チンプンカンプンとなる。

「上司は常に思いつきで物を言う」と言われるが、初めて口に出した時は、その背景は既に彼の中で自明のこととなっているのである。
説明のしかたが悪い、などと自分の頭の回転の悪さを棚に上げるが、そんな時、本書で「察する力」を養うこと必要だ。

「説明の目的は相手が行動を起こすこと」だと著者はいう。
だとすると、やはり「察する力」がキーとなる。
相手は聞く準備ができているか、背景説明がいるか、相手が聞きたいことは何か。
結論から言うか、前提条件確認から始めるか。すべては行動してもらいたい相手の感情による。気に食わなくても、何でそこまでと思っても、「目的が行動してもらうこと」にある限り、相手に合わせることは、その手段に過ぎない。

自分を主張することが目的でないのだから、本書にあるとおり
『「そのときに自分が思いついた順番」ではなく「相手が聞きやすい順番」』で話すことがコツだ。

キーは「時間軸」。目的とスタートラインを見比べながら、何からどのように理解を求めればよいか。これはもう戦術というより、戦略のレベルであることに気づかされた。

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「夢」ばかりを見ているわけにはいかない。しかし、「夢」は見なければ実現しない。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

”箱の中に「ガラクタを入れれば、誰でもガラクタしか取り出せません」し「ダイヤモンドを入れれば、誰がやってもダイヤモンドしか取り出せません」。それでは私達はどんなものを取り入れているでしょうか?”と著者は問い、続けて、
 ”私達は、食べ物や飲み物を取るときには、栄養バランスや食品添加物に気を配り「体によいものを食べ、そうでないものは避ける」ように選んでいます。では、頭に入れる情報は、選んでいるでしょうか?”と問う。
 
 たしかに日々自分に入ってくる情報は、映像、活字、音を問わず、選んでない場合が圧倒的に多い。しかも、”否定的なエネルギーをもって直撃”するケースがほとんどだ。これは生存本能がリスクを最重要視してフィルターにかけているため、生きるためには当然なのかもしれない。

 そこで”プラスエネルギーを帯びて自分に入ってくる情報”を自分で作成しようというのが本書で説明している「宝地図ムービー」である。さらに著者は「国語・算数・宝地図」というように小中学校に広めていきたいという夢を持っている。お金がかからず、自分の創意工夫で多様な映像が作り出せる手法にも共感を覚えた。

 「夢見ることの大切さを教える授業がないのは不思議だ」と思っていた私にとっては、具体的な解決策を示してくれた一冊となった。

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紙の本社畜のススメ

2011/12/11 23:12

通勤電車のコケコッコウ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

宝くじが当たったとしても、今の仕事を続ける?
答が”YES”ならば本書は必要ない。
もし万が一、答が”NO”ならば必読の書となる。

「本人が組織の歯車としての働き方を受け入れるかどうか」が、「どの部署にも合わない変形した歯車」になってしまうかどうかの分かれ目だと著者はいう。
また「就活を勝ち抜いたような人は基本的には常識人です」ゆえに凡人であることをまず真摯に受け止め、「個性を捨て、自分らしさにこだわらず、自分の脳を過信せず、歯車になることを厭わない存在」が正しいサラリーマンの姿だという。
 基準どおりに仕事をすることを言っているのだが、どこか規格どおりのタマゴを生み続けるニワトリを思い起こさせる。

 聴きたくもない真実の姿を、ズバッとついてくるところはさすがだ。
さらに「(世に出回っている天才型の著者が書いた)教訓をどこまで凡人が鵜呑みにすべきか」あるいは「天才型のアドバイスは凡人には毒にもなりえます」と痛烈だ。

 一方で企業側の姿勢にもメスを入れている。その痛快さは本書にて。
そういえば、就活解禁が去年より2ヶ月遅いのは大変だと本人もマスコミも騒いでいる。
大学3年生から活動しなければならないほうが、よっぽどかわいそうだと思うのは私だけか。
 期間が短くなったことに企業側もあせっているという。
そんなに心配しなくても本当に優秀な人材は、あなたの会社には来ないのだから、あわてる必要も無いのでは、と本書読後にふと感じた。

 とどめには、「世の中の大多数を占める普通の人にとって(社畜は)もっともリスクが低く、かつ満足できる可能性の高い選択肢に過ぎない」と断言。
 今日も社蓄たち、あるいは(著者の言うところの社蓄にもなれない)変形した歯車たちが通勤電車にすしづめだ。
せめて宝くじの中吊り広告を見ながら、コケコッコウと心の中で鳴けるだけましということか。

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自然の摂理「たかが人間、おたがい様」

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間は特別だ、自分は特別な存在なんだ、正しいに違いない。
”人は常に間違っていることが問題なのではない、自分も人であることを常に忘れていることが問題なのである。”本書を読み終えた率直な感想です。

日ごろ人間が自然のほんの一部であることを(その存在があまりにも小さすぎて気づかないために)忘れているのは仕方が無いにしても、自分も他人も人間であることを忘れているのは、どうしたことだろう。

著者がいう「性弱説」の観点からうなづける。
もともと弱いものだから、守ろうとせざるをえない宿命のようなものだ。今、見えるもの、聞こえるもの、感じるものに左右され、見えないものはもちろん、全体を俯瞰することなどできようも無い。月を亡くす王=望、それは三日月の見えない部分をイメージできるかどうかだ。今、見えているものと、存在するが見えていないものを思いはかれるかどうか。人望のあるなしの秘訣と理解できた。

自分を守ろうと殻を強くするのは自然の成り行きであるとしても、本書にあるとおり他人のことを「どうのこうの言えた義理か」と思えてくる。「おたがい様」ではないかと。そうすると薄ぼんやりながら人が見えてくる。良い部分もそうでない部分も含めて人間なのだと。

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紙の本ラクに生きよう

2009/10/27 00:08

悩みの中にいる、あなたへ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルは本書の内容を的確に表しているが、これでは本当に本書が必要な人に届かない。「ラクに生きよう」にピンと来る人は悩みの真っ只中にいることは少ない。根本的なものが違うのである。

「気分転換をしたところで、状況は変わらない」、「考え方を変えたところで、現実は変わらない」と本気で思い込んでいる人が、悩みの真っ只中にいる人の状況だ。
「事実は自分の作り出した幻想である」とは、間違っても思わない人々だ。
ある意味、まじめなのだが、著者の言うとおり柔軟性が課題だ。

「すべては自分の中で起きている。」同じ出来事でも受け止め方が違う事が理解できないのは、やはり重症なのかもしれない。

解く鍵は「繰り返しの強化」に気づくことだ。
同じニュースを何度も繰り返されると、それが頻繁に起こっているように錯覚する。同様に同じ事を何度も繰り返し思い返すと、あたかもそれが真実のように錯覚する。
考えてみれば、めったに起きない珍しい事柄だからこそニュースになるのであり、当たり前ではないからこそ、何度も思い返してしまうのである。
元を正せば、その悩みはイレギュラーなのである。

著者は「自分の考えグセに気づくだけでも良い」としている。
まさにそのとおり。直すことはない。
そういうクセがあると知ることで、今はそのクセ中であるとすれば良いのである。
いろいろな時間枠の中で「お悩みタイム」はお悩みタイムとして、時間が来たら、別な事タイムにしたら良いのである。
なぜなら、悩んでも、悩まなくても時は過ぎていく、その事柄は、一年後に覚えていられないくらい次々と悩みが出てくるのだから。
自らの過去を思い返せば、忘れていたあの時の悩みとやらが、おぼろげに思い出せばよいほうで、ほとんど遠い花火になっている。

悩むのやめても安心できる、なにせ次々悩みは出てくるのだから。

悩み受容体のようなものが活発化しているときは、たとえ今の悩みが無くても、ほかの事で悩み始める。心配しなくても悩み受容体は悩みを見つけてくれる、楽しみ事に集中しない限りは。
人は、ほおっておいても力んでも、一度に一つのことしか思い描くことができないのだから。

さらに同じ事を何度も考えるクセのある人は、悩み事や考え事をする回数が多い。とすると「意思の弱さ」を回数で勝負できるとの著者に脱帽。
くじけたら、また考え直すことの繰り返しが可能だ。その心構えにに気づき、心構えが崩れたら、また心構えするように繰り返す。
たしかに、くよくよ悩むクセは、生き生きとリアルにイメージできるクセに転換できる可能性を秘めている。
同じ事を何度も思い返すのは得意であるはずだし、イメージ力も抜群である。なにせ、しょっちゅう悩んでいるのだから、得意中の得意のはずである。
問題は、悩み事を考えるか、楽しいことを考えるかだ。
悩むのを止めようとする意思が弱くても大丈夫。また悩むのを止めようとする考えを繰り返す回数で勝負できるのだから。

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紙の本不幸になる考え方をやめる!

2009/10/26 23:35

やる気がでるまで、やり続ける。

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「現実は現実」
考えてもしかたが無いことを、つい考えてしまうのは仕方が無いこととするスタンスに新たな気づきを得ることができた。
その上で、「自分にとっていいことを考える、集中する」、今の考えをストップするのではなく、その勢いを生かしながら方向をかえる方法が本書のメインテーマ。そのために、現実を「そんな事もある、そんな人もいる」と認め、「自分はどうする」と気持ちを切り替え、行動を促す。

「今に集中」
過去を振り返ると、大概のことは忘れていることに気づく。
今は大問題でも、未来から今を見つめると、遠い記憶の一つとなる。
「一年後も、それは大問題ですか」と問う著者に感謝。
「悔やんだり、不安に思って、何か解決しますか」
解決するなら、それもよし。そうでないなら、今、やるべきことに集中。
「悩むのではなく、考える」のがキーポイント。
考えるためには、堂々巡りのイメージを膨らませるのではなく、紙に書きだす。妄想の恐怖感が、とたんに、しぼむことにビツクリ。

「あれもよし、これもよし」
迷っているということは、選択肢それぞれバランスがとれているということだとのアドバイスに目が覚めた。
どちらかに気持ちを傾けると、その方向に流れていくと。
やりたい気持ちを大切に。

「気分転換、練習、過程を楽しむ」
すべては、連続した時の流れのなかにあり、そのつど変化していく。
だからこそ自分の側で”Stop&Ghange”
やる気の無いときは、とりあえず、やる気がでるまでやってみる。

鍵は「怠けてしまった」時にある。
「怠けてしまった。私はだめだ」と考えるか、
「今までは今まで。今からちゃんとやろう」と思うか。
購入不可は非常に残念ではあるが同著「ラクに生きよう」にそのエッセンスが引き継がれているのでありがたい。

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紙の本宇宙を味方にする方程式

2009/09/05 12:16

エネルギー転換回路の数式

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

雨が降ると「洗濯物が乾かない」、晴れていると「紫外線対策をしなきゃいけない」と思ってた人が
晴れた日には「洗濯物が乾く。よかった」。雨の日には「紫外線対策をしなくてもよい。よかった」って思うようになったという事例が本書にある。同じ現象なのに、捉え方が喜びにかわったと。

これは現象のエネルギーが、喜びになるか、悲しみになるかは、捉え方次第であるという例である。
エネルギーそのものにプラスもマイナスもなく、力があるだけである。

さらに驚く事例を本書で取り上げている。それは、
悪態をつかれたときに「そういう言葉を聞くと、私、元気になるのよね」というふうに自分で決めてしまうと、人間の体は全部そうなります。としている点だ。

外部からの情報エネルギーをプラスに転換するか、マイナスにするかは、方程式でも、数式でもなく、「決め」の問題であることに改めて驚かされた。

感謝もエネルギー、悪口もエネルギー、ほめ言葉も、悪意もエネルギー。
それを自らの解釈回路でどう捕らえるかで、天気の例のように180度変わってくる。

ひとつの疑問がわく、それは無関心。これにはエネルギーがない。と同時に気づかないと、エネルギーを受信できない。

自ら言葉を発し、まずエネルギーを放出して、かえってくるエネルギーを受け取る。
一般的に感謝のエネルギーをプラスにとる人が多いので、その際は、感謝のエネルギーをまず放出するほうがベターだと気づいた。

エネルギーを転換する心の解釈回路の方程式がどんなに複雑であれ、その数式の前に付いているマイナスをはずしプラス記号をつけるだけで、苦痛は成長と捉えることができ、喜びは大きな快となることがよく理解できた。
そしてそれは、今からでもできる「決め」であることも同時に納得させられた。

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ほとんどの人は発声練習をしたことがない。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

そして、ほとんどの人が、自分の声をじっくり聴いたことがない。
自分以外の人の声は、日常的に聴いている。そして、いろいろな印象判断をしている。
なのに、自分の声は相手にとって、どういう印象をもたれているのか、
考えたこともない。
つまり、知らないことを知らない状態だ。

 例えば、「さしすせそ」は息が抜けて聞きずらい、「ざじずぜぞ」は強くなりすぎて、ぞんざいな感じになり、嫌な感じを与える。従って、これらの音は丁寧に発音することを知ってているか知らないか。
 強すぎると耳障りになる「だ行」も丁寧に発音する。「は行」の息漏れ注意。
「バ行、パ行」は唇をはじくように、「ナ行、ラ行」は舌をはじくようになどなど、意識して発音すると、普段使い慣れてない口の周りの筋肉の状態から、いかに不鮮明な声をしていたかが想像できる。

 本書によると「声の生まれるしくみ」は、「呼吸(空気が生まれる)→声帯振動(音になる)→共鳴(声に変わる)→調音(言葉になる)」の順だ。
 面白いのは音を出しているだけ、声を出しているだけであることを、気づかない場合が多いことだ。すなわち「言葉(意味)」になっていない。
 「言ったつもり、聞いてない」という例の問答が起こるは「声は出した、意味は聞き取れてない」と解明出来た。

 参考になったのは呼吸。読んで字のごとく「呼」が先。
「息は積極的に吸うものではなく、吐いた反動で自然に吸う」と著者の言うとおり、先に吐くと確かに空気は流れが生まれる。
 本書によると呼吸は「その数なんと『一日二万回』。」だそうだ。
そのうち数回「吐いて、ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」深い呼吸を意識しても良いのではと思った。

 そうやってリラックスした後に「役者ばりのなりきりトレーニング」が紹介されている。
人生はもともと、いろんな役を演じているようなものと思えば、違和感なく取り組める。「起きて半畳、寝て一畳」ということわざが、どこからともなく浮かんできた一冊であった。
 発声練習を知ろうがしまいが、それはそれでいい。でも、口は大きく開いて話すと気持ちがいい。

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目も前の人が、あなたに向かって話しをしている。そのキッカケは、なんだろうか。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 それは、あなたの質問から始まった。
「今日は、いい天気ですねぇ」(あなたも、そう思いませんか?)
「本当に、気持ちいい天気ですね」
「どこかへ、お出かけですか?」
日常のたわいない会話も質問から始まっている事実は衝撃的であった。

 何も鋭い質問をすることだけが”質問力”ではない。
状況に応じた的確な会話ができること。場違いな空気にしないことも、技のひとつである。
 著者によると「相手に沿う」質問ができるかが第一の鍵である。
 最後の段階は「会話により」お互いの発想を刺激し合い、触発することであるとしている。
 その間の段階を実践的に解説してくれているのが本書だ。

「生活の中で意識的に繰り返すことが、身心が反応する”習慣”になっていく」具体例が豊富に示されていることに感謝するとともに、”今話しているのは、どの質問がキッカケか”意識するようになった。

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