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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

Soloviyovaさんのレビュー一覧

投稿者:Soloviyova

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本内親王ものがたり

2008/08/14 12:50

1200年に亘る皇女たちの物語

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 古代の大伯内親王から幕末の親子内親王まで、様々な人生を送られた皇女方の実像が、残された和歌や日記、物語を元に、話し言葉で綴られている。
 引用された和歌や古文には、すべて現代語訳がついており、難解な御所言葉や地名等には読み仮名、専門用語にはその場で簡易な説明がなされ、適宜詳細な系図が掲載されているので、自分で調べる難儀さが省かれ、読みやすく、理解が容易。
 1200年を3つの時代に区分し、各時代の内親王の役割を説明する構成になっているので、個々の物語を楽しみつつ、歴史書を紐解きつつ、和歌や漢詩も堪能できるという、読者にとってはこの上なく楽しい本。
 序章において「古今を問わず内親王という存在について、敬意と慎みと愛情をもって見守っていただきたい」と記しているように、表には立たずとも、長きに亘り日本の文化、伝統、精神を培っておられた皇女方への著者の尊敬と敬愛が十分に感じられる良書だと思う。

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紙の本天皇家の執事 侍従長の十年半

2010/02/23 11:10

「大御心」配りの両陛下

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

十年余侍従長職にあった著者がつぶさに目にした、両陛下の余りにも責の重い日常が綴られている。

文字通り「あらゆる人々」へ御心をお寄せになり、心の「戦後処理」を着実になさってこられた五十年を知ることができる。このあまり報道されない両陛下の御業績を知るだけでも頁を繰る価値がある。なかでも、沖縄の人々との琉歌の交換を伴う篤い交流には、胸を打たれる。

両陛下を「象徴」として戴いていることを誇りに思い、畏れ多いことだが両陛下の如く、誠心誠意事に当たらねばという思いを新たにした著書である。

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紙の本江戸の旅文化

2008/12/15 16:45

寺社仏閣と湯治

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は、民俗学の大家宮本常一氏のお弟子さんで在野の研究者。参考文献は140以上。今後の読書の指針ともなり得るほどである。

日本の旅の源流は、寺社仏閣巡りと湯治である、ということが論旨であるが、それに纏わる衣(旅装束)、食(宴会食、名物の菓子、土産等)、住(宿屋の造り)、さらに入浴、資金に関する著者の研究の成果である様々な知識が隅々に散りばめてある。

随所に絵図の説明が記述されていて楽しめる。新書であるので致し方ないのだが、モノクロであるうえ、小さいので、予め図書館で「東海道五十三次」等を用意しておくと尚いっそう読書が楽しそうである。

浅学のため多数の用語がわからず、読み方と意味を記した付箋紙をたくさん貼ることになった。が、結果的に勉強になったと感謝するべきか。

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江戸の子育て

2008/12/03 17:48

学問は良い人になるための稽古

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

江戸期全般を通し、三十以上の「子育て本」を紹介しながら、現代にも通じる日本の子育て思想の底に流れているものを明らかにしている。

随所に引用文献の現代語訳が掲載され理解が容易。なかでも、中村弘毅により文化八年に刊行された「父子訓」の「学問とハ、よき人になるべき稽古をすることなり。」という定義が最も心に響いた。

まるで読了のご褒美のような、最終章の幕末下級武士の2冊の子育て日記の抄訳は、実に楽しく、子育ての幸福を十二分に堪能できる。

初版を買い求めたが、第一章に「六代将軍秀忠」という記述があった。引用元にそうあるのか否かは未確認。誤記であれば、後の版で訂正されているとよいのだが。

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紙の本四代の天皇と女性たち

2008/08/25 22:52

今となっては・・・

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

  大正帝までのエピソードは原武史氏の「大正天皇」のそれと重複しているが、引用された資料は同一のものが多いようなのでいたしかたない。

 しかし、昭和帝以降の記述となると、「らしい」「だろう」「にちがいない」「だそうだ」が多用され、女帝論に正当性を与えるには、かなり無理があるように思う。

 また、「昭和天皇の謹厳実直な父親像」や「近代ママ的な美智子妃」、「雅子妃は~美貌の才媛」など、著者の多分に主観的な表現には違和感を覚える。

 悠仁親王殿下ご誕生前に執筆された著書なので、第3部の「激動する皇室と女帝論」は、今となっては不自然な印象を受ける。新たな皇位継承者を得、長期病気療養中の皇太子妃を戴く現在、本書も手直しする必要を感じる。

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