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はな気さんのレビュー一覧

投稿者:はな気

7 件中 1 件~ 7 件を表示

すこし切ないあじわい

16人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 これは完全に同性愛が描かれている漫画なので、読む人と読まない人(読める人と読めない人)がきっぱり分かれるかとは思うのですが、読める人は読んでみてほしいです。
 話としては、不細工な主人公・吉田に、かっこいい男の子・佐藤がアプローチするというベタな少女マンガなのですが、佐藤は小学生の頃は太っているがゆえに苛められていたという過去を持っています。対する吉田はその佐藤をいじめっ子からかばうガキ大将。
 二人は中学校で別べつになって、吉田はすっかり佐藤のことを忘れていますが、佐藤はずっと吉田のことを想っていました。途中で吉田は佐藤があの「佐藤」であることに気づき、徐々に彼に惹かれていきます。
 そして物語の最後に佐藤は吉田にこんな風に話すのです。

「昔 小学生の頃は人類絶滅させる最終兵器を発明するのが夢だった(略)宇宙の果てに行ってみたかった 人間に絶対会わない遠い宇宙の端でひとりになりたかった ガキっぽいだろ! でも今はちがうからな」
 
 ものすごい辛い小学生やってたんだなぁ、としみじみ切なくなり、一人じゃなくても生きていける、と思える今がある佐藤に、よかったね、と声をかけたくなるのです。
 

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子供のころを思い出す

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 小さな頃って世界が定まっていないせいか、今思うと不思議な事を想像(妄想?)していた気がします。
 個人的な例ですと、「真っ直ぐな線を引くために使っているモノサシって、もしかして本当は真っ直ぐじゃないかも」とか、「いま習字教室で習字書いてるけど、もしかしたら私だけがそう思ってて、本当は普通の誰かの住んでる家なんじゃないの」とか。
 今こんなことしゃべりだしたら変人扱いされるのがオチだということは分かってるんですけどね?

 しかし、この「ジョナサンと宇宙クジラ」という話はそれに近いものがあるのではないかと思います。いや、こういう感じのことを考えてたよ~っていう人いるんじゃないかな、たぶん・・。どういう「感じ」なのかは、ぜひ読んで確かめてください。想像(妄想)を説得力のある文章で描くとこんな風に素敵なSFになることもあるのだな、というよい例です。
 私はこの短編の中では「ジャングル・ドクター」の少年マンガ風味の恋愛が好きです。くたびれたオジサンに魅力的な少女って好きな組み合わせです。「九月は三十日あった」もいい感じのオジサンが出てきます。
 この短編集を読むと(というよりヤングの小説を読むと)これがSFなの?と思う人も多いのではないでしょうか。ちょっと不思議なファンタジー、という雰囲気で、空想科学小説に苦手意識がある人にはとっつきやすくておススメです。

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紙の本霧の日にはラノンが視える 4

2008/11/08 23:08

完結・・

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 最近ファンタジー作品って驚くほど沢山ありますね。私がファンタジーを純粋に楽しく読めた小中学生の頃もあるにはありましたが、今ほど(飽和してるんじゃないかってくらい)にはありませんでした。
 これだけ沢山の作品があって、なお且つ読書歴が増えてくると、物語そのものを楽しむというより結末や設定に目がいってしまう事が多くなる気がします。(これが年をとったと嘆くべきなのか、目が肥えてきたという事なのかは微妙ですが)
 なので、そういうハードルをばーんと乗り越えてきてくれる傑作に出会えると、ものすごいわくわくします。この話が読めてよかったぁ、神様ありがとー!という感じがします。
 はい、これがそんな作品です。

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いいはなしです

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 人間に何かを伝えたい動物たちが神様に祈って人間にしてもらう、という設定で描かれた短編集です。
 人間になった動物たちはそれぞれの事情で、訴えたいことがあったり、感謝を伝えたかったりする対象がおり、その相手に「自分はかつての〇〇(犬とか猫とかいろいろ)である」ということを信じてもらえた時点で、元の姿に戻り(中には一生元の姿に戻らないものもいる)ます。
 短編集なのでいくつか話が入っていますが、個人的に一番好きなのは、元鳩のお母さんと人間のお父さんとの間に生まれた子供の話。お父さんのもとにきたお母さんは、かつてお父さんに助けられた鳩だったのですが、お父さんはそのことを信じないままお母さんと恋に落ち、結ばれます。その間に生まれた主人公は生まれた時から背中に羽が生えているのですが、お父さんは主人公に「普通じゃない」から隠して生きていかなくてはならない、絶対に人には見せるな、と言い聞かせます。学校にろくに通わずに引きこもりっぽい高校生になった主人公は、ある日「元犬」だという男の子に出会います・・。 
 
 若干同性愛的な描写があるので人によっては受けつけないかもしれませんが、やさしくていいはなしです。
 お父さんがお母さんの「私あなたに助けてもらった鳩です」という言葉を信じる瞬間が、切り取られたように印象的なコマで、とてもうつくしいシーンになっていると思います。あとお父さんが項垂れたまま夜道に照らしだされている箇所も印象的です。ぜひ読んでみてください。
 

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紙の本死が二人を分かつまで 4

2008/11/08 22:42

予想外の着地点

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 吸血鬼ものって古今東西、新旧含めて結構いろいろ描かれていて、漫画でも小説でもそれなりにいくつか作品がありますよね。吸血鬼はたいてい不死者なので、読者として私が一番気になるのは、どんな風に話をまとめるのか? という点です。その点でこの小説は私の想像外の結末を迎えました・・。
 結末というか、そもなぜ吸血鬼は誕生したか?という問いに対する答えからして、非常にユニーク。
 物語の性質上、聖書のエピソードやキーワード(とくに失楽園のあたり)が出てきますが、著者はそれらを独特な調理法でもって調理し、物語の中で使用しています。新鮮で面白いと思いました。
 そして意外な決着のつき方に驚き。えーと、この話って主人公はミカエラとJ.Cだったよね、確か?と思わず自問。っていうか「死が二人を分かつまで」ってその二人のことだったんかい!と思わず突っ込み。本当に想像外でした。
 個人的に人狼ウォルフのミカエラに対する好意がとても好きです。(思い返すとこの話はみんな片思い)その辺りの恋愛事情もわりと楽しめるかもしれません。なんだか純血の吸血鬼たちの叶わぬ恋慕って素敵な響きじゃないですか?
 衝撃の結末をより楽しみたい方は、漫画版の「クリムゾン・クロス~死が二人を分かつまで~」を読んでみるといいかもしれません。

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紙の本完全教祖マニュアル

2016/12/06 23:26

分かりやすく読みやすい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

すごく楽しくよめました。前々から気になっていたキリスト教についての疑問や謎が明らかになりました。主にみっつの宗教について書かれてますが、宗教とはなにか?という問いに対する答えは、あらゆる宗教に通じています。
文体が非常に柔らかいので、ちょっと楽しいエッセイを読む感じでするする読めます。
個人的に免罪符のくだりが興味深かったです。

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紙の本涼宮ハルヒの憂鬱

2008/11/08 23:52

遅れること5年!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 5年も前の話だったことに驚きました。あまりによく耳にしますので、ここはひとつ読んでみるか、と読んだ次第です。
 最近のライトノベル(特に少年向のもの)は設定が複雑かつ独特で読み難いという先入観があったのですが、すんなり読めました。読みやすかったです。文章も物語も破綻してないし。メイド服とかバニーガールとかを楽しめるほど若くはないので、そこはまあ自分的に残念なところではありましたが。
 話はというと、ものすごくベタな恋愛小説だなという印象を受けました。オールマイティだけど(だからこそ?)世の中に飽き飽きした女の子=ハルヒが、入学した高校で主人公=キョンに会って、この世界も捨てたもんじゃないなと思う話、といいましょうか。キスで世界が救われる話、と言い換えてもいいのかな?なんにせよえらくロマンチックな話だと感心しました。

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