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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

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    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

西新宿金太郎さんのレビュー一覧

投稿者:西新宿金太郎

2 件中 1 件~ 2 件を表示

中身の濃い感動的なエッセイ集だ!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ブームに便乗した、女性向けの単なる泣かせの本かと思ったが、一読して、作品論にとどまらない、人間の根源的な生き方にまで言及した中身のある本だとわかった。
夏目漱石や太宰治など、古典的名作があるかと思えば、浅田次郎、横山秀夫、村上春樹などの現代作家の一行も掲載されており、子供の頃、文学に傾倒してこなかった人などにはぜひ読んでもらいたい一冊だ。
構成は、まず「感動的な一行もしくは数行」が作品から引用され、次にその前後関係、つまりあらすじが掲載される。このあらすじが単なるダイジェストでなく、すこぶるうまい。ここまででほぼ泣く一歩手前状態にまで来てしまうのだ。その後に、著者の生き方論をまじえた解説がエッセイ風に綴られていくのである。
珠玉の作品に珠玉のエッセイ、これはもう涙なしには読めない。また、泣いた後の気分が、不思議なくらいに爽快なのだ。
表紙のイメージは、女性本だが、これまで小説などに親しんでこなかった老若男女すべての人に読んでもらうだけの価値がある。そして、とてもわかりやすい感動と出会えた人は、原作にもチャレンジしてもらいたい。いや、感動を得た人は、必ずや原作も読んでみたくなるはずだ。
大ベストセラー「声に出して読みたい日本語」の著者、齋藤孝が、まさに新境地を開拓した新刊といっていいだろう。

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紙の本ドンと来い!大恐慌

2009/03/17 01:30

まさに充実の一冊!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

かつてこれほどわかりやすい経済本に出会ったことはなかった。
入門書的なタイトルの本を買っても、用語はけっこう難しく、結局は中途で挫折することが、ほとんどだった。でもこの「ドンと来い!大恐慌」は、僕にとってちょっと違った。

巻頭に「世界経済のからくり」と題するカラーチャートがおまけのようについていて、これを5分ほど眺めているだけで、世界経済の概要がおぼろげながら理解できてしまう。次に「はじめに」で、かなりその気にさせられ、読む気になった。まるで名教師の授業を初めて聞いたときのような気分になってしまったのだ。

そして懇切丁寧なプロローグ。時間のない人は、ここだけを立ち読みするといい。なぜわが日本に本当の大恐慌は来ないのか、資本主義の未来、アメリカ中心だった世界経済の行く末、不況下を生き抜くサバイバル術など、世界経済危機の全体像が、まるで複雑なパズルを解いていくように、順序だてて理解できていく。

プロローグを立ち読みで読破した人は、結果的には迷わず、この本を購入するだろう。プロローグを理解した人は、すでに藤井教の信者になっているかもしれない。もちろん信者になる必要はないが、その後の第1章から第7章を、じっくり読んでみたくなるに違いない。

その本文はすこぶる読みやすい。不思議なことにほとんど中断することなくスイスイ読めてしまう。たまに僕の知らない言葉や用語は出てきたが、欄外に目を移すと、そういう難解用語はほとんど平易な用語解説をしてくれているのだ。そして読み進めていくうちに、経済学のダイナミズムというか世界経済の全体像が、大迫力で押し寄せてくるのである。

読後感はきわめてさわやか。推薦文を寄せている佐藤優氏の言うように、まさしくこの不況といわれる時代を逆手にとって、なにかをやってやろう、と血が騒いでくる。

最後にお尻から読める付録についてひとこと。この32ページがかなり役に立つ。経済学は、基本的にはさまざまな考え方を勉強し、検証した上で、正しい方向性を見つけていかなくてはならない。今、書店の経済本のコーナーでそれなりに売れている有名書はことごとく、ここに素材として紹介され、著者の藤井氏がその優れた点や誤った視点を懇切丁寧に検証・解説しているのだ。数えてみたら全部で19冊。紙質の違った付録の32ページに19冊のエッセンスが凝縮している。

最初はちょっと高いと思うかもしれない1700円だが、読んだ後は「モトは十分に取れた」と誰もが思うはずだ。

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