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syun1さんのレビュー一覧

投稿者:syun1

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本日本を惑わすリベラル教徒たち

2010/04/01 16:09

下品? いやいや、正論!

11人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

しばしばこのような書物に対しては、「揚げ足取りは下品だ」といったような批判がなされることがあります。確かに、他者の枝葉末節の言葉尻を捉えたり、発言を逆手に取ることが「上品」だとは私も思いませんが、しかし、議論というのは本来、そういうものなのではないでしょうか? 品を気にしていたら、それこそ他者を批判することすら出来ません。上品ではなくとも、他者の主張の矛盾や論難を突いていくことこそが、言論の本質だと私は思っています。「日本を惑わすリベラル教徒たち」についても同様で、確かに本書で糾弾の対象となる12人の言論人・知識人の発言を論い、論難や矛盾を追及することが上品かそうでないかと問われれば、「上品なやり方ではない」と答えざるを得ないでしょう。しかし、本書は「リベラル教徒」たちの発言が如何に矛盾したものであるか、どれほどのダブルスタンダードとご都合主義を駆使した上に成り立つものであるか、ということを如実に示してくれます。リベラル派、左派、護憲派。彼ら「リベラル教徒」の共通点は、ただ単なる自分たちの主観(所謂自虐史観、嫌米感情、社会主義・共産主義への憧憬の念)を正論であるかのように謳い、保守的な言論を頭ごなしに排除する、この一点に尽きます。しかし、彼らの言論はまさに天に唾すると形容せざるを得ない代物であり、多くの矛盾を孕んでいます。リベラル教徒たちの嘘八百を、ある種執拗なまでの緻密な検証によって暴いた本書。やり方は決して上品なものではありませんが、筆者の主張はまぎれもなく、「正論」です。

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紙の本総理の辞め方

2009/10/06 18:55

よくも悪くも"新進気鋭"

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

"新進気鋭"の政治学者、本田雅俊氏が、内閣総理大臣の「辞め方」に着目した本書。東久邇宮稔彦王から福田康夫まで、戦後の歴代の内閣総理大臣について首相就任の経緯・生い立ち・首相辞任の経緯の三部構成で詳説されている。職を投げ出す首相が二代続いた当時の世相にマッチした切り口ではあるが、事実誤認等のケアレスミスが多いように感じられた。「海部俊樹首相が辞任した(実際は自民党総裁任期満了による退任)」「武村正義ら新党さきがけグループが、宮澤喜一内閣の不信任決議案に賛成した」(内閣不信任案に賛成したのは新生党を結成するグループで、新党さきがけを結成する武村らのグループは不信任案に反対した上で党を離れている)等である。ただ、細かい事実誤認は"新進気鋭"ゆえ、今後の飛躍を期待して、大目に見てもいいかも知れない。本田氏のさらなる飛躍に期待して、星は4つ。

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紙の本石原慎太郎よ、退場せよ!

2010/07/05 21:10

嫌いなのは分かりますが…

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書を分かりやすく一言で表せば、「空疎な小皇帝」を書いた斎藤貴男氏の、「石原慎太郎への最後通牒」でしょうか。就任から間もなく12年、歴代の東京都知事の中で最も、石原慎太郎は毀誉褒貶の落差が大きな知事でしょう。東京五輪招致や、(石原氏は否定していますが)世界各地への公費を使っての物見遊山、家族や側近の重用、新銀行東京の経営難、…等々、石原知事の失政・難点は枚挙に暇がありません。この点については、石原知事を激しく批判する斎藤氏に同意。ただ、斎藤氏の批判は、石原氏に対するものに限らず、保守全般に対してもやや「ためにする批判」になりがちです。例えば、東京都の教育委員だった米長邦雄棋聖に対して天皇陛下が「国旗・国歌はなるべく強制でないことが望ましい」と述べられたことについて、「天皇の御意に従い保守派は強制をやめるべきだ」と書いていますが、どちらかというと左寄りの斎藤氏のこのような記述には違和感を覚えます。自分たちに都合のいい時だけ「御意」「大御心」を持ち出すのが左翼の常套手段、と言うのはうがち過ぎでしょうか? 斎藤氏が石原知事を嫌いなのはよく分かるのですが、様々な批判はありながら石原知事は07年の都知事選でも次点に大差をつけて再選されました。「石原を支持する有権者にも問題がある」という斎藤氏の主張には、少々首を傾げざるを得ません。石原知事を批判する自分たちこそ、実はマイノリティなのかも知れない。斎藤氏には、そういう視点が欠落しているように私には感じられました。

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紙の本14歳からのリアル防衛論

2010/02/09 18:02

日米同盟は平和主義に資するのか?

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中学生でも読めるよう文体は分かりやすく、難しい専門用語を避けた、安全保障の入門書らしい作りの本書ですが、個人的には内容はあまり評価できませんでした。特に中国や北朝鮮に関する小川和久氏の分析は、やや楽観的、楽天的に過ぎる気がします。ブルース・ラセット教授の仮説(「民主主義国家同士は戦争をしない」)を小川氏は本書の中で引用し、中国脅威論を否定しますが、そもそも中国が真に民主化しているかは甚だ疑わしく、そもそもこのラセット教授の仮説も、明快な根拠に基づくものではなく、単なる楽観論の域を出ないもののように私には感じられます。また小川氏は「日米同盟の平和化」を主張し、日本の平和主義に基づいて日米関係をリードするよう説いていますが、これは裏返せば、今後も日本はアメリカに守ってもらう、実に情けない宣言でしかないように思います。アメリカに裏切られる可能性を、小川氏は考えないのでしょうか? 「アメリカが日本を裏切る事は有り得ない」、そう反論があるかも知れませんが、仮に可能性が1%であっても、あらゆる有事に対応するのが安全保障の本質です。本書の最終章では歴史認識にも触れ、謝罪外交を絶ち、過ちを正々堂々認めて日本が謝罪や補償を行い、今後同様の問題が起こらないよう先頭に立つよう促していますが、小川氏が言及した従軍慰安婦問題は、その多くが根拠の薄弱なものであり、信憑性が疑わしい史実です。歴史家の間でもその真偽をめぐって論争が行われている問題をさも事実であるかのように、中学生向けの本書に書く小川氏の行為に、私は若干作為的なものを感じざるを得ませんでした。

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