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genさんのレビュー一覧

投稿者:gen

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本禊の塔 羽黒山五重塔仄聞

2010/09/25 23:09

禊の塔 羽黒山五重塔仄聞

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

89歳でデビューした著者の2作目。
今回も五重塔。そして舞台は北へ、出羽の国、羽黒山。
私も、大峰山で修験道の真似事をした人間なので、
役行者の名前が出てくるだけで嬉しい。
カバーイラストと扉の「五重塔屋根 葺替え工事の古見取り図」
これがまた、いいですねぇ。
こうした装丁を見るだけで、
この本が「あとがき」に書いてある如く、
多くの方の応援で完成したものであることが忍ばれます。
それも、著者の陰徳によるものでしょうけれど。

これもあとがきで、
「人の世の儚さを根底に置きながら、人間への決して
 諦めることのない信頼回復の願いを書き綴った」
と書いてありました。それは、成功していると思います。

ただ、ラストは、もう少し工夫があっても、と……

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紙の本聖灰の暗号 上

2010/01/01 01:43

悲しみに共鳴する

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

好きな作家だが、このご時勢、そうそう単行本は買えない。だから、文庫本は有難く、必ず要チェックして、今回のような対面。助かってまぁーす、昔日より! さて、この作品だが、とにかく興味深く読めた。一気に読ませる勢いもあった。が、減点1。あれこれ勘案して、その集大成として、びびょーなマイナス1点。サスペンスとして読むと、かなり厳しいかなぁー。でも、あの『ダヴィンチ・コード』に不全感を持った向きには、背景理解として、了解できたことが多かったのでないだろうか。小説の展開が、ご都合主義で、甘いという見方もできる。だが、テーマがカタリ派弾圧だから、当然凄惨な話になる。エンターテイメントとしてのバランス上、仕方の無かったことだろう。
それでも、歴史研究例会の発表。 「聖フランチェスコと一遍上人の共通点」を、 <捨利>と<無所有>としているが、 <捨利>と<無所有>は、歴史を見るならば、多くの 修道僧がやってきたことではないか。
小説の展開として必要な発表テーマは、 何故、カタリ派やワルドー派は弾圧され、 フランチェスコ派はそれほど弾圧されなかったか、
とすべきでなかったか、と思う。

しかし、冒頭のドミニコ会修道士の詩。迫力がある。

『私は悲しい』

空は青く大地は緑
それなのに私は私は悲しい

鳥が飛び兎が跳ねる
それなのに私は悲しい

生きた人が焼かれるのを
見たからだ
焼かれる人の祈りを
聞いたからだ

ある年代は、ベトナムの僧侶を想起するだろう……

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