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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

春風金太郎さんのレビュー一覧

投稿者:春風金太郎

23 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本あたまをつかった小さなおばあさん

2010/10/23 13:28

小さなおばあさん!思わず微笑んで読んだよ!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 前書きに「頭も使うことにかけてはたいしたもんだ。使わないなら頭なんか持っていたって何の役に立つ?上手に使って万事うまくいきました」とありました。
 第1話の「羽布団」・・おばあさんは羽布団を買うよりは「ガチョウを買うことが安い」と「頭を使った」のですが,ここでは,「飼うこと」は頭に無かったのです。それでも,ガチョウと仲良く暮らして,念願の羽布団を作ることが出来たのは,頭を使う「おまじない」があったからです。
「8匹のいたずらねずみ」と仲良く暮らせたのも「おまじない」のおかげです。ねずみ取りで捕まったネズミがおばあさんに見せる動作は,じっと飼い主を見つめる,我が家の愛犬黒ラブと同じ仕草でした。これでは情が移りますね。8匹全部はメデタシメデタシでした。
 おばあさんの発想の奇抜さと,おまじないの後のやや緩い対応に思わず微笑んで読みました。笑いにはならない久しぶりの微笑ましさです。
 終わりに,おばあさんは「楽しいことを考えよう。そうすれば頭が休まる。・・私達みんながどんなに満ち足り幸せかを考えよう。それはきっとずいぶん楽しいことだろうよ。みんな私が頭をつかったからこそできことさね」といいます。
 原作はアメリカ人女子で75年前で,和訳は40年前です。挿絵もその時代背景を表すようなおばあさんの顔,そして柔らかい温かい色遣いです。良い時代背景が分かります。
 今の世の中に左右されることなく,微笑みに包まれるような,おばあさんのように生きて行きたいです。 
 

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読み聞かせるばかりでなく話し方の修行にもなる

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私たちは腹話術研究会の仲間同士で読み合いました。間・タイミング・落ちに結びつくポイントの読み方などを参考にして,輪読しました。台本作製の参考だけでなく,腹話術上演の技の一つとして練習につかいます。短い台本にして,演じてみます。仲間の分もまとめて買い求めました。

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紙の本いちごばたけのちいさなおばあさん

2011/05/30 11:38

大津波にあったイチゴ畑の下には,「イチゴを美味しくするおばあさん」がいます。イチゴ農家の皆さん!信じましょう!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

イチゴ畑の下に住んでいて,イチゴを赤く色づける仕事をしている,ちいさなおばあさんのお話です。
 暖かい冬のために,伸びすぎたイチゴの青々とした葉っぱを見て,イチゴ畑の下の住宅にある「地下工場」で,慌てて「赤い塗料」を作り出します。
 緑色の土を掘り,細かく砕いて,木の根からの水では足りないので地下からくみ上げた水も使って,「赤い塗料」を作りました。
 イチゴ畑への百段の階段を何千回も昇り降りして,イチゴをすべて赤く塗りました。しかし,次の朝,イチゴ畑は真っ白な雪野原です。おばあさんはガッカリして泣き出しましたが,通りかかった野ウサギがイチゴを雪の下から掘り出してくれました。それに加えて,雪のために,食べ物に困っていた森の仲間達が大勢集まってきて,美味しいイチゴを食べました。
 おばあさんは「ちっとも台無しじゃなかったよ。やれやれ,でも なんて草臥れたんだろうね,あたしは」と満足して,うとうと眠ってしまいました。
 この絵本は,私は前々から,「あとで買う」としてメモをしておきました。
「東日本大震災発生」によって,私の地元,宮城県亘理町・山元町のイチゴ畑が大きな被害を受けました。
 しかし,イチゴ農家の方は,「なんとかクリスマスまでに出荷出来るようにしたい。心強いのは農家の仲間たちがやる気を失っていないこと。震災で亡くなった人たちの思いも込め,イチゴを作りたい。それが生き残った者の務めと思っています」(朝日新聞)と頑張っています。
「いちごばたけのちいさなおばあさん」あなたは,亘理町・山元町のイチゴ畑の下にも住んでいますね。しかも,今回の津波の浸水は,あなたの地下の家を壊しませんでしたね。クリスマスに向けて,イチゴの色づけはお忙しくなるでしょうが,宜しくお願いします。
 作者の「わたりむつこ」さんは,宮城県白石市出身で,心強い「おばあさん」を生みだしていられたのですね。
 力不足の老いたる私ですが,応援します。15ーO141ー15(イチゴオイシイイチゴ)と声を出します。

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紙の本おじいさんならできる

2010/12/16 11:06

「おじいさんにあやかろう!みんなもできる廃物利用,今リサイクル」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 仕立屋のおじいさんは,2階に住む家族(靴屋・息子夫婦又は娘夫婦「おばあさんとのやりとりから娘夫婦かも」)の孫息子「ヨゼフ」のために,健やかな成長を願って「星と月」をあしらった「ブランケット」を縫い上げました。それが古く汚れてきたので,おかあさんの口癖,「捨てましょう」が出てきます。子どもの「おじいさんならなんとかしてくれる」のやりとりで,お話は進行していきます。
 ここから,アマチュア腹話術師としての台本の習作です。○のセリフは「腹話術師」×のセリフは「人形・ゆうちゃん」○ゆうちゃん×ナアニ○「おじいさんならできる」の絵本の話を知ってるよね×ウン○あのおじいさんはすごいね×キンジイ(芸名・金太郎のじいさん)オンナジ○私と同じ?×ジーンズデ リックヌッタネ○廃物利用で作ったよ×イイネ○シャツでベストと帽子×エホントオンナジ○それほどでもないよ×ソウダネ○ところで「おじいさんなら」の話です×ウン○ゆうちゃんは孫息子の「ヨゼフ」×イイヨ○仕立屋のおじいさんは×ウン○ヨゼフのために毛布を作りました×ソウソウ○でもだんだん毛布が古くなってきました×ソウソウ○お母さんが言いました「ヨゼフ,捨てましょう」×イヤ!オジイサンニソウダンシヨウ○ヨゼフ,どうしたんだね?×オカアサンガステルッテイウノ○もったいないな×ドウニカナラナイ○おじいさんは毛布を「ジャケット」に縫い直しました×オジイサンアリガトウ・・(母親とヨゼフのやりとり・ヨゼフとおじいさんのやりとりにポイントを当てます)
 そして,おじいさんの廃物利用・リサイクルが始まります。ブランケットが「ジャケット」に,そして「ベスト」と,次々に再生利用されます。ヨゼフはおじいさんの心の広さと発想の豊かさを感じ取るのでしょうね。
 おじいさんは,最後は「ボタン」(くるみボタン?)を作りましたが,ヨゼフは「ボタン」を紛失します。今度は,ヨゼフがおじいさんにお礼の手紙を書きます。おじいさんと孫息子の心の繋がりを書いたのでしょうね。原話はユダヤの民話からですから,ヨゼフが右から書き始めたのはペルシャ語ですね。
 この主題と平行して,床下に住み着いた「ネズミの家族」が,絵本の下段に画かれ,絵本の上段の人間の生活と同時進行しています。このような立体的な絵本を初めて見ました。
 ネズミの家族の「衣・住」の物は,おじいさんからの贈り物でした。その時々の布きれが,床の隙間から床下に落ちていき,「新婚ネズミ夫婦」のリサイクルが始まります。最後の再生品の「ボタン」は「ネズミの家族」に拾われて,「クッション」にしていますね。このボタンから,ネズミの家族9匹の幸せな生活を期待します。
 この絵本は「おじいさん」と「おかあさん」と「ヨゼフ」の役を決めて,読み合うのもいいですね。でも,「ネズミの家族」の話はどんな読み方をしたら良いのでしょうか。「腹話術」の台本でもどうしたらよいかと迷います。
「原話の標題」の「SOMETHING FROM NOTHING」を,訳者の芦田ルリさんは,「おじいさんならできる」となされたのですね。流石,子ども達にぴったりの題名ですね。私なりに「価値のない物から価値のある物」とし,「捨てる神あれば助ける神あり」を連想します。

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だってだってのおじいさんにならないように

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本の主人公の「だってわたし,5歳だもの」に同感しました。98歳のおばあさんと私を置き換えました。
 私は78歳のおずんつあんです。現職時代を,腹話術人形と共に子どもたちと楽しく過ごしてから,退職後も活動して,31年になります。現在の私は腹話術師として,全国的なサークルの仙台支部長として動いています。元気で「かきくけこ」を台本にして,同年配の方にメーセージを伝えています。
「笑いと笑顔のボランティア」を続けることのできる「おずんつあんだよ」と自分に言い聞かせます。私の相棒人形「ゆうちゃん」は31年経って「いつつ」なんです。私は「後期高齢者」でないよ。人形と出会った時の「だってわたし,44歳」だよと。

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わらいかたをおしえてよ

2012/03/30 15:09

ドイツ人の作者さんは、日本は「ほほえみの国」と考えていますね。大震災にあってもほほえみを持ち続けています私たちは!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 東日本大震災前に求めていた本ですが、仲間に貸していたところで大津波に遭って無くなったので,2冊目を11月に求めました。そして,しばらくぶりの「書評」です。元気回復!
 アフリカのカラスの親子のお話です。子ガラスは母ガラスのようにツヤツヤの羽になりたくなりました。母ガラスは、『可愛子には旅をさせる』ことにして,近くに住む『大ガラス』に向かわせますが、『笑い方」は教えてくれませんでした。そのあと、ナイル川のワニ、インドのゾウと訪ねますが、笑い方は教えてくれませんでした。そこで、ゾウは「ほほえみの国」として日本を教えてくれることになります。
 日本では「サル」に会いますが、「ニコリ」としか教えてくれませんでした。日本人の国民性の表れでしょうか。
 そのあと、旅をしますが、笑い方は覚えられません。
 ヨーロッパでの「ニワトリ」は自分の得意の鳴き声(トキ)だけですので、子ガラスはアフリカに戻って、ナイル川のほとりで悲しんでいました。
 そこへ、怖い「ハイエナ」が出てきて、子ガラスの様子を見て「ワッハッハッハ」と笑います。子ガラスは怖いはずのハイエナの声が気に入ってしまいます。
 生まれたところに帰り、みんなに経験を聞いてもらいました。母親からは、たくましくなったところと色つやのよくなった羽をほめられました。
 この話を「アマ腹話術師」として「腹話術」の台本にさせていただきました。場面の理解のために「ペープサート」にして,子ガラス以外の登場人物を示しました。子ガラスは「人形」の役,それ以外は術者(演者)の役です。子どもたちに「元気な笑い声」を届けることができたでしょうか。
 「笑いカワセミ」はいますが,元気な笑い声を出せるのは人間だけですね。
 最後に,お客様にハ行で笑ってもらいます。「ハッハッハ」はいいですね。「ヒ」は「ヒッヒッヒ」といやですね。「ヘ」もいやですね。「ホ」は優しくていいですね。「フ」はどうでしょうか?



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「認知症のおばあさん」が公立高校入試の国語の問題文に。担当教育委員会高校教育課に感謝・拍手!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 孫のひろくんをいつも幼稚園の通園バス停まで送り迎えしてくれるおばあちゃんが,ときどき,孫のひろくんが理解できないような言動がみられるようになりました。ある日,おばあちゃんはいなくなりました。ようやく見つけた時、昔の国へ行ってしまった(認知症との語句は絵本では見あたりません)おばあちゃんをみて,ひろくんは昔の家族環境を判断して,おばあちゃんの息子,即ちひろくんの父親になります。そして,おばあちゃんに優しく接することになります。
 現在の高齢者社会の最大の課題「認知症」を取り上げた絵本について,以前,「おじいさんのぼうし」の書評を書かせて貰いましたが,その本は,フィリピン人の作で,日本語版は2010年6月に発行されました。 投稿当時は,この「ぼくおばあちゃんのこに・・」の絵本は知りませんでした。初版は1995年9月ですので,かなり前から取り上げてくださっていたのですね。初版から11年後の2006年3月に第4刷を出しております(手元にある)。このような絵本が実際にどの位の子供達が手にとって,または読み聞かせて貰っているでしょうか。
 ところが,居住地宮城県の公立高校入試問題「国語」の第一問は,「認知症のおばあさん」をの取り上げたのです。(引用は重松清「かあちゃん」)
 登場人物は中学2年の文香と,母親,そして,後で同居するようになった祖母(母親の母)です。祖母は自分の祖母との生活の記憶がよみがえるのです。登場人物の文香の心情の変化が表されいます。
「国語科の狙い」は「正確に理解する力」を求めると共に,「登場人物の心情と情景描写の関係をとらえ,簡潔かつ的確な言葉で表現する力を問う」とあります。
 現在の私の立場では,この問題が「解けるか」でなくて,「認知症のおばあちゃん」への理解と実践につながる大切な事項であると見ます。宮城県は「福祉県」として行政に力をいれていることの証しですね。
 受験した多くの生徒(13000人)が,今回の入試問題として,読み,「心情」について記述したことになります。そして,それが受験生の日常生活の指針になるでしょう。
「認知症の家族」を取り上げている,前述の絵本を,一気に多くの若い人達が読んだことになりますね。
 また,タイミングがよすぎる理科の問題がありました。試験当日の3月9日11時46分に地震発生が発生しました。震度5や4の教室の中では,「社会科」の試験中でした。それにもひるまずに,受験生は午後からの「理科」の問題に取り組んだのです。設問の中に「地震」の項目があったのです。宮城県では,近い将来「大地震」が予想されているので,これまた設問を通して「防災意識」を高めようとしたのだと判断します。
 直面する課題を,「入試問題」に取り上げた宮城県教育委員会高校教育課担当指導主事に讃美を送ると共に,高校生の健やかな成長を期待します。
 記述をここまでで中断していましたところ,なんと2日後の11日14時46分「東北・関東大震災」となったのです。亡くなられた多くの方々のご冥福を祈るとともに,家族と離れなければならなくなった子供達の幸せを期待します。
 ちなみに,私はアマ腹話術師として,5人の仲間達と「老人クラブ」女子会員40名の前でお相手をさせて貰っているところでした。駐車場は液状化現象が表れましたが,会場の公民館は山手にありますので,津波の危険は無かったのですが,参加した2人の会員は,常磐線より海岸寄りなので今でも連絡がとれず心配です。

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「うんがいい」と思う「至福のおおかみたち」だから,「満腹昼寝付のぶたたち」なのですね

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 宮西達也さんの,私なりの「おおかみとぶた三部作」の3冊目です。
 表紙には,ぶたたちが「お昼寝森」でリンゴを食べた後に昼寝をしています。それを一匹のおおかみ「ウル」が見つけて,「なんてうんがいいんだろう」と行動することから始まります。
 数え切れないほどのぶたを食べきれないから,友達に教えに行きます。3匹の友達の玄関先で「いっぱいのぶた」と言いかけては,友達の「いっぱいのなになにだろう」と言われて,「昼寝するぶた」のことが話せません。
 それぞれ3匹の友達は,同じ所「ぶたが寝ていた『お昼寝森』」で取った食材を「うんがいい」と思いながら,料理をしたので舞い上がっているのです。「ウル」はその友達のペースに巻き込まれてしまい,「キノコカレー」「アップルパイ」「コロッケ」をご馳走になって,おまけにお土産まで貰ってしまいますが,「いっぱいのぶた」の話は出来ませんでした。
 絵本を読んで聞いて貰うときのタイミングと声の調子は難しいですね。
 私達でもこのようなことがありますね。こちらから話し出しても,こちらの話題を横取りして,自分ばかりしゃべりまくる人がいます。十分しゃべった後,「ところでなに?」とね。電話でも経験がありますね。「そちらからのお電話で申し訳ございませんが」がエチケットですよね。
 満足して家に帰った主人公の「ウル」は,お土産に貰ったものを,夕ご飯として,「へへへ」とおおきな口を開けて,2ぺージ一杯に「なんてうんがいいんだろう!」と食べました。半分ぐらい食べたところで,「あっ!思い出した!」と口からカレーがこぼれました。1頁前に,「満腹昼寝付のぶたたち」は,「ほんとに今日はなんてうんがいいのだろう」と,とっくに帰っていました。
 お互いに「運がいい」と思いながらの人生(?)は,「お互い」を幸せにするのですね。 宮西達也さんの作品「ぶたくんと100ぴきのおおかみ」と「はらぺこおおかみとぶたのまち」と,今回の「きょうはなんてうんがいいんだろう」の三冊を,勝手に「おおかみとぶた三部作」と呼ばせていただきました。ご了承下さい。
 アマチュア腹話術師として,子ども達に,「笑顔と笑い」と共に「メッセージ」を伝えます。

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おおかみもぶたも100ぴき声を出して数えました!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 アマチュア腹話術師として活動していますが,「三びきのこぶた」に関わるお話を求め,台本にして子どもたちに見て貰っています。その広がりとして,宮西達也さんの「おおかみとぶた」の絵本を,勝手に「ぶたとおおかみ三部作」と呼ばせてください。今回は,「ぶたくんと100ぴきのおおかみ」についてです。
 森には,木の保護色のおおかみたちが,こぶたが近づいてくるのを待っています。口々に低い唸り声で,自分たちの気持ちを表しているのが聞こえます。セリフによって調子が違いますね。
 こぶたが森のそばを通り抜けようとした時,おおかみのボスが「それっ!いまだー!」と飛びだしてきました。おおかみの足は「肉球」ですし,草原を走るのですから,「だっだっだっだっ」は音ではなく,追いかける勢いでしょうね。2頁にかけて全部のおおかみが走っています。全部がしっぽを立てて走っています。指を当てて声に出して100ぴきを数えました!
 次に,こぶたを取り囲んだおおかみの数は94ひき,木の陰に6ぴきがいますよ。口々に食べたい部分を口に出します。中華料理では余すところが無いそうです。私は「豚足」と「乾燥耳」が好きですね。
 ボスが「待て待て」と諭し,こぶたに「100ぴき」連れてくるように要求します。今度はぶたを数えました。最初は指を当てて確かめましたが,間違いました。そこで,ラップで絵を覆って,青と赤のサインペンで10ぴきごとに色分けして数えきりました。前に座っていた老妻は笑っていました。 にこにこ笑ってこぶたを解き放したおおかみたちは,星空の下で,今か今かと待ち続けました。純真なおおかみたちの立てたしっぽはズンズン下がって来たのかな。裏表紙では,こぶたは同じ星空の下で,ベッドで安らかに「トンネル」です。 

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「カラダがバラバラだった」ことを子どもに安心してすんなり理解して貰えるかな?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 題名と簡単な内容の説明から,買い求めました。しかし,読んでビックリしました。カラダはもともと「バラバラ」との設定です。今の世の中で残酷にも「バラバラ」な事件が目に付きます。
 話は,バラバラだった「頭」が中心になって,それぞれバラバラに生きていた「手」「胴」「足」と協力し合い,一つの「カラダ」として生きていくことになるのです。
 私は,これまで,カラダの一部分を取り上げて,それぞれの働きを子ども達に考えて貰うようにしていました。その働きをまとめるようなことでは,この絵本はいいのですが,「人間はそれぞれの部位に不自由なことがあっても,自立している」ことですので,「それぞれの部位が見えない」ことを表さずに台本にさせてもらいます。
 アマチュア腹話術師で「笑顔と笑いのボランティア」として活動をしています。「腹話術台本」として活用させてもらいたいと思っています。

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民話「わらしべ長者」と「運がいいばあちゃん」とのあらすじは反対!でも共通点は何?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ばあちゃんのくちぐせ「運がいい」が,拾得物の「金貨」が「銀塊」に変わっても「○○出来るから運がいい」と「にこにこ顔」(切り絵の表情はほほえましい)でやり過ごしていくのです。次々に物が変わっても「にこにこ顔」です。最後は何と「天馬」のように変身するのです。それを「あれまあまあ,誰にもできないすごいこと」と「運がいい」と,笑っています。天真爛漫。
 この絵本を読んで,日本民話「わらしべ長者」を連想しました。ご存じのように,「わらしべ長者」は観音様から授けられた「運」を大事にして,最後は「長者」になるのですから,あらすじの流れは反対のようですが,「長者」と「だれにもできないすごいことをやりとげたばあちゃん」は共通点ですね。そして,「おおらかな気持ち・欲張らない気持ち」も共通するのじゃないでしょうか。すじの流れは,「日本民話」と「イギリス民話」の違いがあるのでしょうか。
 アマチュア腹話術師として「笑顔と笑いのボランティア」として,こどもたちに,この「にこにこばあちゃん」の「メッセージ」を届けます。

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紙の本3びきのぶたたち

2010/11/10 11:24

読者の脳より遙かに飛びだした3びきのぶたたち

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 アマチュア腹話術師として活動しています。「ブタとオオカミ」の登場する台本で演じています。bk1のおかげで,これまた「三匹のコブタ」のパロディに出会いました。
 手元に届いた本の表紙を見て,3匹のブタの,リアルな「目の色と輝き」「臭いを感じやすい鼻先の色」「毛並みのつやがハッキリ」に,まずビックリです。
 この生き生きしたブタたちの姿は,オオカミの襲撃から三次元の世界に逃げ出したときに現れます。金のバラの花を守っていた竜を,自分達と同じように,無彩色の画面から色彩豊かな三次元に抜け出させて助けました。
 最後は「おかしなおかしな話」といぶかるバイオリンを弾くネコも仲間に入れて,オオカミを寄せ付けませんでした。メデタシメデタシ。
 読者の予想・空想とは遙かに遠く自由に動きまわりました。
 さて,2次元的な絵と3次元的な生き生きした登場動物たちを,どのようにすれば「腹話術台本」の中で活躍させ,子どもたちを楽しませることができるかが課題です。

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桃太郎の家来の「イヌ・サル・キジ」はその後活躍してたんだ!

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アマチュア腹話術師として活動しています。練習に「ウン話」があります。演者(術者)が語り,それに合わせて途中に句読点の場所より多く,人形が「ウン」と相槌をうちながら話を進めていくのです。最近の例会活動でのテーマに「桃太郎」を取り上げました。人形は,誕生するまでは「ウン」だけの返事から,誕生してからの「泣き声」からは「桃太郎」自身になって演じていく「台本」に仕上げました。
 これまでもよく,「昔話のその後は?」というテーマで,我々アマチュア腹話術師の発想の豊かさを勉強することがありました。
 それが,今回,ビーケーワンで本書が目につきましたので,読ませていただきました。
 これまで,主人公の「桃太郎は鬼ヶ島から助け出したお姫様と結婚して豊かに暮らしました」とだけでしたが,今回,あのイヌは勇敢さを発揮して「警察関係」,サルは,ニホンザルよりたくましい「サル」に変身,キジは「航空関係」かと思いきや,思いがけない仕事をしているのでビックリです。「鬼退治の再現」の舞台設定も,「ほらふきたぬき堂のじじい」だったのです。
 71頁に,「・・・みんなのおかげで桃太郎作戦,大成功。これからもいろんな昔話の楽しさを子どもたちに伝えちゃうよ!」とこの話の完結かと。しかし,そのあとでとんでもない展開ですね。
 アマチュア腹話術師として,発想を豊かに楽しく,「笑顔と笑い」を届けます。ありがとうございました。作者の藤本ともひこ様

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紙の本3びきのかわいいオオカミ

2010/10/11 08:03

知られすぎている「三匹のコブタ」と「三匹のオオカミ」の違いにびっくりする子どもたち

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「三匹のコブタ」の原話「イギリス昔話」を知ってから,偶然目についた絵本でした。ここ一年,アマチュア腹話術師として台本にして演じています。
演技の導入の部分に「三匹のコブタ」をごく短く演じます。話を知っている人形は「ウン」とだけ返事します。聴衆のこどもたちはあっけにとられます。
 次に術者の私が「大きな悪ブタ」,話を熟知している人形が「三匹のオオカミ」をまとめて演じます。
 こどもたちは「三匹のコブタ」と違う話の展開に目を耳を傾けてくれます。術者の演じる「悪ブタ」の表情にも熱が入ります。
「ハンマー」「電気ドリル」「ダイナマイト」の破壊道具の出現,玄関での「呼び出しブザー音」「チャイム」「テレビ付のチャイム」でのやりとりを工夫しました。
 花で飾られた4軒目の家を吹き飛ばそうとする時「花のいい香り」を吸い込んでいって,悪ブタ役の私の顔の表情が「優しいオオブタ」に変身していくところが見せ場になります。
  オオブタと三匹のかわいいオオカミが仲良くくらしたんダト。子どもたちのホットした顔が印象に残ります。

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おもしろとうさん

2010/09/22 10:23

おもしろじいさんでもいいじゃない

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検索している時に目についた絵本です。「とうさん」を「じいさん」に置き換えてもいいですね。現職時代,同僚や後輩に話したことを思い出します。「田舎出身の良さ」を持ち続けて「都会での生活に生かせる」といいね。「方言を忘れないこと」「自然環境・社会環境・家庭環境で育てられた心情を田舎くさいと思わないこと」を自覚しつつ,少しずつ出していくことが,現在の自分のキャラクターになって,「ユニークな人」が裏を返せば「変人」にならないように,現在おかれている環境に適応できればいいですね。
「田舎育ちの22年」が「都会での53年」「教員生活40年」「腹話術活動31年」を支えてくれています。「76歳にしては落ち着きがないね」と言われずに「体力は無いようだが,活発で面白いね」と言われたい。
腹話術活動の基本になっている「田舎出身の良さ」を大事にして「笑顔と笑いのボランティア」に励みます。
 世の中の「お父さん」「お爺さん」にエールを送れる絵本です。

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