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sikiさんのレビュー一覧

投稿者:siki

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本シャトゥーン ヒグマの森

2010/06/06 07:01

序盤のスピード感は圧倒的

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

動物パニック物ってことは序盤は退屈なんだろうな、と思っていたら序盤から急展開で一気に引き込まれます。

絶妙なタイミングで挿入されるヒグマの恐ろしさについてのウンチクも相まって、かなりのハラハラ感が味わえ、名作の予感……なのですが、残念ながら中盤『だれが主人公なのか』がハッキリすると、以降急速に失速します。

というのも、序盤アレだけあっさりと登場人物たちを絶体絶命の危機に追いやったくせに、主人公たちだけは襲われてもたいした怪我もせずに危機を乗り越え、しかもそれに理由がないのです。知恵を絞って切り抜けるわけでも、ご都合主義な幸運に助けられるわけでもさえなし。
そのため、あれだけ恐ろしかったヒグマが中盤以降は着ぐるみのキャストにしか見えなくなります。これなら主人公は実は○○の達人だった、超能力者だった、ほうがましです。
その上、終盤、主人公のある人物に対する対応には倫理的にかなり問題があり、感情移入を妨げられます。本当に命がかかっている状況であれは……。

また、エピローグがなく唐突に終わるのも不満点。
物足りない、というより作者が放り投げたという印象すら受けます。

などと不満点ばかり書いてしまいましたが、全体としては少なくとも買って損したとは思いませんでした。ページ数も長すぎず丁度いい感じ。
中盤以降のマイナスを差し引いても、序盤の圧倒的なスピード感を味わうだけでも一読の価値はあると思います。

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入門書のはずが・・・・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトル通りの『D&D第4版』や『TRPG』自体の入門書……のはずですが、
残念ながら実際には入門者に配慮しているとは決して言えない内容となっています。

まず最初のカラーページではプレイヤーが選べる種族や職業が紹介されているのですが、本当に簡潔な説明があるだけ。

エラドリンとエルフの違いって?
ジェナシって具体的にはどんな種族なの?
ウィザードとウォーロックの違いなんて説明されなきゃ絶対分かりません!

評者自身はTRPG経験者であり旧版のD&Dプレイ経験もあるのですが、それでも十分な説明だとは到底思えず、ましてTRPGについての予備知識のない人がこれをもってD&Dの世界観を把握することはまず不可能です。

そして本書の目玉といえるリプレイへと続くのですが、なんとリプレイ本編が始まる前のページに、『D&D第4版がよくわかる本2』に掲載予定のリプレイ、つまり本書収録分の続きの予告が載っているのです……。
このページはカラーであり、カラーイラストで次巻の予告をしたかったのかもしれませんが、この構成は酷すぎます。

また、巻末にはオリジナルシナリオが収録されており、このシナリオ自体の出来は決して悪くないのですが、このシナリオを遊ぶためには『D&D第4版』(約6000円します)が必要なのです……。

つまり本書は、『D&D第4版』に興味はあるが、大変高価なのでまずは入門書を……という人にとってはまったく(少なくとも値段分の)役には立たないシロモノな訳です。

D&D第4版がよくわかる本、というタイトルにするならば入門者に配慮した構成にするべきであるし、そうでないならもっと突っ込んだ、中級者以上でも満足できるものを目指すべきだったでしょう。
残念ながら本書はそのどちらにとっても満足できない、どっちつかずのものになってしまっていると言わざるを得ません。
リプレイやシナリオの出来自体は悪くないだけに、残念でなりません。

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