瀧原さんのレビュー一覧
投稿者:瀧原
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紙の本チャート式幾何学 復刻版
2013/09/15 12:02
ノスタルジーの世界です
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本文中の問題の出題校で、現在の大学名が注で書かれていますが、余計です。ただ、当時のチャートを書いた星野先生の意気込みが伝わってきて、教育に携わる者としてたいへん興味深いです。代数の復刊も望みます。ついでに言うなら、いまのチャートは解答が別冊になっていて、ソフトカバーだし使いにくいんじゃないでしょうか?昔の赤チャートはハードカバーで良さがありました。ソフトカバーはじっくり問題を解こうとする人にとって落ち着きが悪く不安定です。
紙の本憲法 第5版 2
2012/05/23 22:21
スタンダードな教科書
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憲法学はなにかしらイデオロギーの臭いがする。しかし、この教科書は憲法学を学ぶ者が身につけるべきスタンダードな法的思考に基づいて出来上がっている。イデオロギー論争や自説の展開はまずこの教科書で基礎を身につけてから始めるべきところだろう。将来、研究に進むにせよ、法曹の道に進むにせよ、きちんとした土俵の上で議論していくために、この教科書は不可欠である。
紙の本大学への数学Ⅰ 新課程
2010/07/25 09:33
受験数学以上のものを
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この参考書は大学入試にという意味だけでなく、大学に入ってからにも視野を置いている。東大理系学生でさえも、入学後に数学で落ちこぼれる者が多数いるという話は有名であるが、やはり真の意味における基礎力(基礎=簡単という意味ではないことはもう御承知と思う)の養成は肝要である。
この本を基本書として常にレファランスし、この本に情報を集約させながら、入学試験の実際の問題に当たることが、大学への王道であろう。
2012/05/23 11:07
まったくの素人に最適
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刑法総論・各論の教科書を合わせると、すごいページ数になるのが普通だが、この本は刑法のポイントをイラストを交えながらわかりやすく示している。まさに「入門」にふさわしい本だと思う。司法試験受験指導の権威者である著者にあえて要望するなら、学者たちに匹敵するようなハードカバーの「受験のための体系書」を書いてほしい。
紙の本概説刑法 新版 1
2011/09/27 09:41
学説の整理が丁寧
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体系書ではないが、複雑な学説の展開が丁寧に整理されているので、刑法総論の初学者にとって理解がしやすい。体系書にチャレンジするようになってから理論に混乱が生じたら、この本に戻って頭を整理するとよいだろう。
ただ、残念なことに、中山先生は今年お亡くなりになってしまった。概説刑法2を来年に刊行したいと意欲を示されていただけに、惜しまれてならない。
紙の本大学への数学Ⅲ&C
2012/11/27 05:58
理系を目指す人ならぜひ
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理系を目指す人ならこのシリーズを使いこなしてほしい。高校や予備校の授業にそって、本書の同じ分野のところを解説を読み、問題演習をする。繰り返し読むことによって問題解決のための思考を身につける。短期で仕上げる本ではないが、2回目、3回目と繰り返す時には、できない問題を中心にやっていけばよい。どんな大学であろうと、理系は大学に入ってからまた数学がある。本の名前が示す通り、大学につながる高校数学をマスターするのに、本書はイチオシだ。
紙の本入門map民法
2012/06/22 18:46
スタンダードな入門書
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学者の書く入門書の多くは強弱がなく単調で退屈で独りよがりだ。法学の入門と呼ぶべき内容は学ぶ人すべてにとってのスタンダードであるべきで、学者の私見など無用である。入門書を書く者は法学の共通言語を提供するべきである。本書の類書としては、伊藤真や加藤晋介、柴田孝之などによる入門シリーズが挙げられるが、いずれの書物からも学ぶべきところは大である。しかし、基礎知識の総まとめとしての入門書としては、本書が最もスタンダードなものといえる。初学者はまず本書をよく読み、伊藤真や加藤晋介などの入門書で思考を磨き、法学を楽しんでいけばよいと思う。
2013/09/15 11:58
学生時代に使いました
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大学の教養部(いまはもうないけど)時代に原子物理学の講義に併行して使いました。講義の範囲のところを読みつつ、この本の計算をたどりながら理解していった感じです。鉛筆もって、数式をなぞっていくうちに量子力学が簡単に思えました。よい本だったと思います。
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