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那須仙人さんのレビュー一覧

投稿者:那須仙人

1 件中 1 件~ 1 件を表示

ドナウの南とエルベの東、読んでほのぼの。 「エピソード」が楽しい

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

奥ゆかしげなタイトルと旅情を誘う楽しげな装丁に惹かれ本書を読んだ。
国の成り立ちをみると英仏が中央集権国家であるのし対してドイツが地方分権であるとの視点からスタートして、タイトルにある2大地方を代表として対比しながらドイツ文化を多方面から解きほぐしてゆくという、類書にはないユニークなアプローチが大いに成功している。
気負いのないソフトで簡潔な語り口からは著者のドイツに対する深い関心と
愛着とともに心優しい人柄がおのずから伝わってくる。
合わせて250枚近い写真や図表、更には巻末の年表などが興味を倍加させ、本文を補完し理解する上で大変役立っている。
また随所に挿入された「エピソード」がとても面白く、知って得をした気分にさせてくれる。例えば「オーストリア人は、ベートーヴェンをオーストリア人、ヒトラーをドイツ人という。(事実はその逆)」などという話。
ドイツという国、或いははその文化の拠って立つところの本質を過不足なくバランス良く知る上で本書は大変示唆に富んでおりかつ楽しい読み物となっている。
かって遠い昔に受験勉強で学んがいつの間にか忘れて封印していた西洋史の知識のいくつかが本書を読むうちに蘇ってきたのが自分ながら意外だった。
ドイツひいては西洋文明というものに単なる旅行者以上の関心を持って体系的に理解したいと思う向きには是非一読を薦めたい。

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