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medical_papaさんのレビュー一覧

投稿者:medical_papa

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現代の「孟母三遷」

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本の主人公は国際学校出身で英語ペラペラの子なので、英語が苦手な受験生が読んだらさぞかし気に障るであろうと思う(笑)。また著者が高学歴であるので、そうでない保護者の皆さんにとっては「参考にならない」と思われるかもしれない。しかしそれは読みが浅いというものだ。得意科目などの状況が多少異なったとしても、この親子の行った工夫と努力こそが、受験生家族に多くのことを示唆してくれるのだ。

主人公の少年の理数系科目の成績の酷いこと・・・「これでよくまあ医学部に」と呆れるほどである。また英語こそ得意だったが、逆に日本語はできなかったため、国語や小論文ではかなり苦労をしていた。そんな主人公のため、国立大学医学部合格への針穴のように小さな入口を探し出し、そこに見事に押し込んだ母親の行動力は圧巻だ。到底無理と思われた国立をあくまでも目指させる一方で、私立医学部のための学費の工面、編入・学士入学や海外留学の情報収集など、子供を医者にするための「別ルート」の方法も、密かに調べ上げて準備していた。そして家庭で毎晩面接や小論文の練習をするために、親も子供と一緒に医療問題を勉強していたのだ。しかも著者は子育てに全力投球できる専業主婦ではなく、子供の学費工面のため複数のアルバイトを掛け持ちしながらである!その滑稽なほどの孟母ぶりは、ビートたけしの母御である「さき」さんに通じるものがある。

「お金も無いし、子供も勉強ができないが、それでも何とか我が子を国立大学医学部に入れたい!」と無茶な野望を抱く保護者にはまさに必読の書である。また、「どこでも良いからなんとかして医学部医学科に入りたい!」という志を持つ文系脳の医学部受験生にもオススメする。

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