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ありばばさんのレビュー一覧

投稿者:ありばば

28 件中 1 件~ 15 件を表示

覚えておきたい語根、というコーナーも役立つ

8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

英語学習者にとって、単語の使い方の微妙な間違いを修正するのは上達に従ってどんどん難しくなる。周囲が指摘してくれなくなるし、自分自身が堂々と誤解したまま使い続けて師匠を感じにくくなるからだ。そのため、英語放送や英字新聞・洋書で無限に用法のサンプルのシャワーを浴びて、自分で修正せざるを得ない。「日本人の英語」とかの古典的な名著は数あれど、この本は「コラム」に著者のノウハウが披露されている。

なお、私が最近買った本として、類書に「ビジネスパーソンが必ず使う英語表現204」「できるビジネスマンの英単語」「ビジネスに効く英単語101」があるが、どれも甲乙つけがたい。「できるビジネスマンの英単語」は類義語をまとめて解説しているし、「必ず使う~」は音声ファイルの無料ダウンロードなどの特典があることがありがたい(私が購入した時点では特別な単語リストもダウンロードできた)。また、「ビジネスに効く~」はNHKラジオの講座なのでCDつきが役に立つ。似た単語をどう解説し分けているのか比べるのも面白いので、どれかというよりは個人的にはまとめて購入されることをお勧めしたい。

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植田・石井コンビの他の追随を許さない暴走本と名高い(笑)シリーズの最新刊が登場!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

有名な話だが、本書の「TOEIC」というタイトルはたしかに嘘ではないのだが、対象読者は一般的なTOEIC受験生ではない(としか思えないw)のが凄い。TOEICの「この写真のおじいさんは(a)腰を曲げています(b)歩道を歩いています」のようなクソ簡単な問題を無視して、いかにして各人の根性と執念で自分に負荷をかけ、英語能力を人間の限界まで高めるかに憑かれたいい意味での「変人たち」である。

だったらわざわざTOEICの問題なんか使わないで他の高度な通訳試験の対策などで筋力トレーニングしてりゃいいじゃねえか、と思うのが素人。「満点目指して」という彼らなりの美学の追求が快楽と化した長年にわたるTOEIC受験生たちにとって、TOEIC満点の称号はきっと究極の夢なんだろう(←私個人は興味ないんだがw)と思う。

というか、見慣れたTOEICの問題を使ってどこまでマゾに徹して勉強できるかという修業の道に他ならないので、センター試験で全科目満点を狙って何年間も受け続ける人間がもしもいたとしたら、その心境に近いのだろう(と、凡人の私は予想する…)。

そんな境地へのトレーニング方法なので、普通の人は手を出さない方が無難。ただ、あの見慣れたTOEICってこうやったらもっと高い境地への道を上る道具にできるのか、と感心したい私のような変態がもしおられたら、ぜひこのシリーズのご一読をお勧めしたい。

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金払って買ってよかったと今は正直に思う。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

BK1の告知メールで見つけ、「お、もしかしてこういう本を欲しかったんじゃないか?」という直感で現物も見ずに勇気を出してクリックし、届いてその直感が確信へと変わった本。

この本は、英文メールをどのように使うことで相手を説得し、動かすノウハウ本の一つである。類書はたしかに皆無ではないし、心理分析による相手のタイプ別にアクションを決める、とかの分類に基づくので「どこまで通用するんだか」という疑いのもとで勉強することになるのも事実。ただ、やってみれば分かるが、こういう交渉ごとは手元に武器や経験(度胸)が、(いちおう間違っていないものが)あればあるだけ成功率は基本的に上がる。

そのばの直感でどんどん進んでいく交渉の中で、使うかどうかはともかく引き出しをどれくらい持っているのか、つまり武器の数だけ有利になる。非ネイティブの我らはそれだけで不利に立たされており、空気を読むのも限界がある。

個人的には交渉用の巻末の語彙集が役に立っている。これはぜひ一読をお勧めしたい英語の参考書である。

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ぜひご一読をお勧めします。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

英語学習にハマると、次第にネイティブの作文を丸暗記していく中で、ネイティブと違う単語を使う恥ずかしさから自分への要求が過度に高くなる(使えりゃいいじゃん、と思わなくなる)人は多い。それと実態に合った必要なレベルで十分だ、と言おうとする「グロービッシュで十分だ」と伝えようとする本は最近よく書店で見かける。類書の中でも本書が秀逸なのは、ネイティブの文章をダウングレードのテクニックをきちんと比較して説明しようとしてくれている点だ。1500単語という標準的(?)な知識の中でいかにして糸を伝えるかが肝なのは代わりないが、慣れるまではよく使う文法パターンを頭で思い浮かべても、ダウングレードの方法を体で覚えるまでいかず、結局は「暗記した文章なら言えるけど、初めて伝える場面では無口になる」最悪の事態はこれで避けられる。英語に慣れてきた自分でも書店でこれを見つけたときには意外と新鮮な発見があって、思わずBK1で購入した。ぜひご一読をお勧めします。

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英語学習者にとって、単語の使い方の微妙な間違いを修正するのは上達に従ってどんどん難しくなる。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

英語学習者にとって、単語の使い方の微妙な間違いを修正するのは上達に従ってどんどん難しくなる。周囲が指摘してくれなくなるし、自分自身が堂々と誤解したまま使い続けて師匠を感じにくくなるからだ。そのため、英語放送や英字新聞・洋書で無限に用法のサンプルのシャワーを浴びて、自分で修正せざるを得ない。「日本人の英語」とかの古典的な名著は数あれど、この本は「トラブル対処編」「コラム」に著者のノウハウが披露されているのがありがたい。勝木氏の本では元マイクロソフト成毛氏の絶賛の近著があるが、こちらも使い勝手は変わらない。お勧めの一冊である。

なお、私が最近買った本として、類書に「できるビジネスマンの英単語」「9割の日本人が使い方を間違える英単語101」「ビジネスに効く英単語101」があるが、どれも甲乙つけがたい。「9割」は解説が細かく、「できる~」は類義語をまとめて解説している。また、「ビジネスに効く~」はNHKラジオの講座なのでCDつきが役に立つ。似た単語をどう解説し分けているのか比べるのも面白いので、どれかというよりは個人的にはまとめて購入されることをお勧めしたい。

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ブリーリーマイヤーズをはじめ類書は多いが

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ブリーリーマイヤーズをはじめ類書は多いが、早大ファイナンス研究科の教授陣が翻訳した(おそらく大学院で教科書に使うと思われる)欧米大学院でのコーポレートファイナンスの教科書。「一物一価」を原則としてファイナンスを解説しようとしているのが新しい。
原書を入門編と応用編の二冊に分けて和訳が出版される。応用編はまだ発行日が未定なので、興味が出た人は原書(円高のおかげで5000円前後なので、各巻とほぼ同じ金額)も購入されるとよろしいかと思う。内容は、類書を数冊読んできた人には分かると思うが、語り口のパターンやストーリー展開が独特であることと、類書だと簡略化で算数レベルの概念しか使わないことが多いのに対して、高校レベルに毛が生えた程度ではあるが数学の多用が特徴的。原書での訳語チェックはこの分野の初学者には必須だが、ぜひこの本の世界を堪能していただきたい。再読したいと思うが、一読後の感想としては星5つ。

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ていうかこれすごい。笑うしかない(ほんとに)。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現物を使って恐れ入った本。ていうかこれすごい。笑うしかない(ほんとに)。英語予備校とかで自分のレベルを上げるためにこういう追い込みをして負荷をかけていくのかと恐れ入る。通訳学校ではこれらをふつうにやり込んでいるんだろうと思わせる迫力。

著者によると、「英語の聞き取りをむずかしくする5つの軸」は「早口、なまり、雑音、カジュアルトーク、ネイティブ同士の弾丸トーク」が原因なんだそうだ。これらを集中的にましんがんのごとくぶつけられることで免疫を上げようじゃないか、というのが本書の目的なんだが、簡単に言えば、えぐいの一言。ふつうの資格試験対策では出てこない種類の音声であった。最初は落胆と言うか、絶望に近かった…。

こんな虎の穴に日常的に生活できたら、それは留学経験なくても生きていけるだろうさ…と思わされる。一回お聞きになっていただければ上のコメントがしゃれでも誇張でもなく、真実だと実感していただけるはず(笑)。興味をお持ちの向きはぜひおためしあれ。

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多くある類書の一つだが、使いやすいことは間違いないので、違いはもう好みの問題でしかない

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

英語学習者にとって、単語の使い方の微妙な間違いを修正するのは上達に従ってどんどん難しくなる。周囲が指摘してくれなくなるし、自分自身が堂々と誤解したまま使い続けて師匠を感じにくくなるからだ。そのため、英語放送や英字新聞・洋書で無限に用法のサンプルのシャワーを浴びて、自分で修正せざるを得ない。「日本人の英語」とかの古典的な名著は数あれど、この本は「コラム」に著者のノウハウが披露されている。

なお、私が最近買った本として、類書に「ビジネスパーソンが必ず使う英語表現204」「9割の日本人が使い方を間違える英単語101」「ビジネスに効く英単語101」があるが、どれも甲乙つけがたい。「9割」は解説が細かく、「必ず使う~」は類義語をまとめて解説しているし、音声ファイルの無料ダウンロードなどの特典があることがありがたい(私が購入した時点では特別な単語リストもダウンロードできた)。また、「ビジネスに効く~」はNHKラジオの講座なのでCDつきが役に立つ。似た単語をどう解説し分けているのか比べるのも面白いので、どれかというよりは個人的にはまとめて購入されることをお勧めしたい。

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紙の本証券 銀行実務詳説

2012/01/25 20:04

文句なし

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は旧日本興業銀行の人々が自行の業務マニュアルとしてノウハウの表面的な事務処理の部分をまとめたマニュアル書を外販していた書籍の改訂版である。旧版の出版時にはおそらく残っていたであろう護送船団体制による金融規制時代の興銀の意気込みが反映されていたと思しが、自由化後に数十年ぶりに改訂された本書も業務の合間に編纂されたとは思いがたい気合いの入りっぷりであった。

私は銀行員の経験はないが、近い業務をしていたこともあって、高額なのを覚悟して興味本位でBK1で取り寄せてみた。結論から言うと、本書は価格に見合う充実度である。
自分の勤務先の社内マニュアルと比べても負けていない。類書との違いは、日本における銀行という業態の限界をこれでもかと明快に説明している点だろうか。かつての銀行証券の境界線のせいで遮断されていた業務がいかにして進行形で変化しているのかを部外者が理解する(仕事先の協力を依頼する際に迷惑をかけずに済むと言う意味で)ために必要な書物であると思う。

文句なしに星5つ。

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これは平成の奇書である(笑)

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

安くて薄い文庫本だが、これは平成の奇書である(笑)。世間の実話物をはじめ雑誌・マスコミに出て来るヤクザに憤りを覚えたライターの筆者が、意地と根性で(あとはときとして多少殴られたりしてるらしいが(笑))、ヤクザの生態に迫るべく伝手を辿ってなんと必死に1000人近くのアンケートを実施した。
元々は実話雑誌の特集だったらしいが、原稿の締め切りに間に合わず、結局は個人の趣味として延々とやり続けたのが筆者の偉いところ。

世代、組・派閥、国籍などを問わずアンケート用紙に無記名で選択肢(親分に筆跡でばれると怖がるヤクザを説得するため)を選ばせ、集計した結果が本書である。統計学的に確信はないし、知人を辿ったから歪んだ結果だが、それでも俺の知っている1000人はこういう集団だ!と言い切る凄味はぜひ本書でご確認あれ。

本書には、わざとバカな振りして聞いてみた「素朴な質問」(笑)が目白押しである。ハードカバーの出版時に本屋で見つけて思わず吹いたのは記憶に新しいが、ついに文庫化!買わずにいられるわけがない。なお、私個人が一番興味深かった質問はやはり「親分に女を寝とられたらどうしますか」である。その中身もやはり本書をお読みください。ふうんそうなのか、という感想が漏れること間違いなし。

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文庫化されたこともあり、是非一読いただきたい。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読み途中の感想としては、キャリア官僚の臭さを感じる箇所がなくもない。ハーバードでの自治会選挙がどうこうとか、国益を感じられて誇らしい、とか。また、彼の交遊関係やあの日あのときの現場に私はいた、とか。

ただし、冷静に振り返るとけっこうえげつない話題が普通に登場する。「ドーハの悲劇」の大会はなぜ最終予選を含めて、あんな大会概要だったのか(ここまで融通がきくルールだとは予想していなかった)、サッカーにかこつけて油田権益の話が出まくるとか(こんなに役立つんなら若手の元気のいい経産省の官僚を正式に天下りさせればいいじゃないか)、五輪代表が下痢したわけとか(相手がいかに怪しい挙動だったか)。

スポーツ雑誌を読んでいる読者には思い当たるエピソードの嵐であり、ジーコをはじめ各代表監督がマッチメークになにを望んでいるのか、担当者はどういう話術であの試合を組んだか、韓国がいかにサッカーの試合を組むだけなのに日本を歴史的にバカにしてきたか、などと目から鱗のネタだらけ。

むしろ活字になってよかったんじゃないか、この人は(こういうことを書いちゃうってことはたぶん癖がある人なんだろうけど)日本サッカーにとって害悪だけを残したわけではなかったんじゃないか、と思わせられる書物だった。文庫化されたこともあり、是非一読いただきたい。

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ついに出ました上級編。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

待ちに待っていた上級編が登場。ひたすらの音読を一文につき100回以上やらないと自動化は出来ないので、自然と壮絶な猛勉強を自主的にやるはめになりますが(笑)、中級編がクリアーできれば基本的に日常生活で問題は感じなくなるシリーズであり、かつ成功者続出の本なのでその点は信頼できます。

作業することは単純明快。ひたすら地獄の音読・リスニングあるのみ。シャドーイングやらいろんな小手先の技と織り交ぜながらやる人も多くいますが、上級編まで到達した人たちはある程度ルーティンが確立されているでしょうから、その続きをやり続けるだけです。
ここまで来たら、語彙を補強したり速読の練習を兼ねて英文雑誌や英字新聞も同じように使ってみたりしはじめる人も多いでしょうし、受験の有無はともかく資格試験の教材などに挑むのも回り道のようで、この本で補えない部分を補足すると言う意味で実は効率的かもしれません。

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なにがすごいって微妙な序文が一番興味深い。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

微妙な序文が興味深い。長銀や日債銀の役員たちがさまざまな訴訟の対象となっていたのは有名だが、「その当事者本人」&「企業価値算定の業界でのライバル企業の偉い人」が序文を書いた企業価値評価の実務書。

なんと意味深な…と変に勘繰るなかれ。中身は予想以上に濃く上級者向けの内容となっている。類書はかねてより存在するし、書籍としては競合が多いと思われる分野なのにもかかわらず、比較しても役立つ内容が多く盛り込まれている。この分野のノウハウを本でカバーできるにも限界はあるが、それでも金を払ってこの本を一読する価値はあると思う。

事例紹介も多く、アマゾンで発売直後に売り切れで即時の増刷がかかったように見えたのも頷ける。監査法人系やコンサル系ともまたちょっと文体の違う企業価値算定の実務書として、長く使うことのできそうな本だ。

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彼の情報源はどの場所にいるのかを想像しながら読むと面白い

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

先日より、手嶋の本を読み進めている。スギハラダラー、ウルトラダラーのBBC特派員の名詞を持ったイギリスの諜報部員スティーブンスの活躍は読みなれたが、それらの小説の真骨頂は背後の描写における異様に細部にわたる書き込みにある。小説の質の骨格を背景描写が埋めていると言う意味で、手嶋の小説は私に対して司馬遼太郎と似た異様な印象を与えている。その著者によるノンフィクションの新刊である。東日本大震災での被害を拡大した菅直人のヘリコプターはなぜ福島第一の上空を飛んだのか。行間から察するに、菅直人は東京の株式市場の暴落の恐怖からではないか、と言いたいのではないかと私には感じられた。他に印象的だったのは、著者が意外にも鳩山外交に一方的に断罪しているように見えるものの、一連の作品を私が読んだ限り、必ずしも民主党政権を全否定してもいないように見えることだ。細部は彼の作品をお読みいただくしかないが、これも例によってこの著者のお得意の文章で隠蔽されているものの、おそらく彼の情報源と関係しているのではないかと私は推測する。小説での彼の語り口に慣れた私には、ノンフィクションでの著者の真意のぼかし方が気になるので星は4つにするが、この好みはひとそれぞれだろう。

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紙の本ブラックストーン

2012/01/25 19:47

衝撃の書

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これは深い。衝撃の書でもある。日興証券と三菱グループ、ソニーがバックアップした創業期を超えて、なぜかくもこのファンドが栄光を輝かせてきたか。野村証券がライバルのワッサースタインペレラに役員を派遣した(今思うとこの派遣された人物こそが野村時代のSBI社長のあの人だったりするのだが(笑))ことと対照的に、ブラックストーンの成長を大河ドラマ風にひたすら描いた歴史書と言っていい。

回転扉のごとく政権の人物がウォール街に顔を出したりするのはさすがアメリカ、と思うが、そういう財務副長官とかが娑婆に帰ってきてさっそく強欲そのものをむき出しにすることとかが平然と書かれていることに読みながら多少の戦慄を覚え(元経産省キャリアだったどこかのファンド代表を思い出しますが、あんな比ではない規模)たりするわけだが、ファンド創設者が引退する儀式、いかにして優秀な人材をつなぎとめるか、出資者の介入をいかに防御するかは彼ら百戦錬磨の達人たちを持ってしても苦闘の嵐であったことがyくわかる。2011年に出版された多くの金融関係の本の中でも必読の書と思う。

ごく少数を除いて主要人物たちがその強欲の果てに淡々と到達する終章に何を思うかは読者次第なのであろう。

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