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先月(2017年2月)

平祐さんのレビュー一覧

投稿者:平祐

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本舟を編む

2012/02/06 11:04

テーマは辞書編集部!!

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作品で特筆すべきはテーマだろう。「辞書」なんともマイナーなテーマでありながら1つの辞書が完成するまでの情熱を描き切った素晴らしい作品だ。

辞書に会社人生を注いできた荒木公平・・・玄武書房辞書編集部に籠りがちであるため一般女子社員からは外部の人だと思われるエピソードもあり変人。

辞書に一生を捧げた松本先生・・・外部協力者だが寝ても覚めても辞書一筋。やっぱり変人。

元営業部の馬締光也・・・辞書編集部に異動になり才覚を発揮する。15枚に及ぶ難解なラブレターに項羽の詩を捩った愛の詩を詠み込んでみたり、やっぱり変人。

女版健さん林香具矢・・・馬締光也の思い人。月の晩に出会い思わず「かぐや姫」と勘違いされるなんてエピソードは安直ではあるが面白い。

意外と真面目な西岡・・・軽薄そうに見える辞書編集部員。後に広告宣伝部に異動になるが、辞書編集部に手紙の爆弾を仕掛けて異動。

無愛想!!佐々木さん・・・契約社員として辞書編集部に在籍。事務能力に優れており、ちょっとお茶目なエピソードも。

と、前半はこんなキャラクター達が繰り広げる辞書編集物語。ウィットと魅力に溢れている作品で個人的には一押しだ。

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紙の本マスカレード・ホテル

2012/02/04 14:19

美しきリーダビリティ!!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

当作品を語るにあたって最初に言いたいことはリーダビリティに優れているということだ。

リーダビリティとは読みやすさを表す語である。まあ、これだけ売れている著者であるのでその点については他・当東野作品については疑いようがないだろう。

しかしながら当作品については「リーダビリティに優れている」だけでは言い表せない。美しいリーダビリティを持つ作品だと言いたい。

物語は連続殺人と次の予告で幕をあける。新田浩介(刑事)が殺人予告現場である「ホテルコルテシア東京」にホテルマンとして潜入捜査を行うが、ホテルマンであり新田の教育係を拝命した山岸尚美と共に様々な客と向き合い、随所で発生するトラブルに対処しながら事件解決を描くストーリーだ。

これぞ、本格・王道ミステリー!!さらに筆者の凄まじい筆力と精緻なストーリーで読み終わった後の読後感には折り紙付きだ。

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ジャズとスコッチを愛するアウトロー弁護士の物語

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第10回『このミス』大賞受賞作ということで購入したのですが、

まず、正直なところ主人公が頻繁に(とても頻繁に)冗談を言うんですが・・・全編を通して「またか・・・」という鬱陶しさがあります。

作風としては古典ハードボイルド+コメディ要素÷2・・・どうにも中途半端で消化不良でした。

さて、ここまで読んだ方は私に弁護士探偵物語が好きではないんだろうな・・・と思われるでしょうが、決して嫌いではないんです。
確かに鬱陶しいキャラクターと、中途半端なスタンス・・・なによりもフォアローゼスというバーボンについての不見識さについては耐えがたいところもありましたが、読み終わってみれば意外や意外わりと面白かったかもしれないなどと思ってしまいました。

なぜ最初は耐え難かった物語が読後面白くなったかを少々考察してみましたが、何度考えても分かりません。それでも敢えて説明するならば「慣れ」でしょうか・・・あまりの鬱陶しさや中途半端さに慣れてくると独特の旨みが分かるようになってくる。そんな作品です。

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