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ヂイさんのレビュー一覧

投稿者:ヂイ

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紙の本『坊っちゃん』の時代 第1部

2012/02/09 21:53

明治の人も国際化の波に悩んでいたんですね

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

坊ちゃんは江戸の象徴ですが、夏目漱石の心象風景がよく現れています。一級の知識人で、日本の洋才化を真っ先に歩んでいた漱石が懐古の情との狭間で悩む姿が印象的でした。赤シャツや野太鼓に実在モデルがいたという説もすんなりと腑に落ちました。「エリトのたしなみ」と称して新進の女性運動家をたらしこむ件などは、正にマドンナをさらっていく赤シャツそのものです。最後にはそういう奴が勝つんだろうな、頭で分かっても情に流される人間臭い漱石が鮮烈な印象を与えます。和魂洋才を体現してきたのは、こうして悩みぬいてきた漱石や鴎外なのでしょう。五部作の初卷ですが続く次巻が楽しみになります。

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