toto2243さんのレビュー一覧
投稿者:toto2243
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ナンシー関全ハンコ5147
2012/06/19 14:30
薄れゆく平成の記憶
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日常生活では基本的に西暦しか使用していないので、
「年号」とか混乱の元だからさっさと廃止して欲しいが、
(そろそろ終焉を迎える予感もある)「平成」という括りでしか
共有出来ない「ある種の雰囲気」があるのも確か。
ナンシーが彫った「顔」の数々は
まさに「平成」の時代にTVに登場し、やがて消えていった連中の
一瞬の「閃き」あるいは「躓き」を切り取ったもの。
既に「何故このセリフが・・・?」と、意味が分からなくなってしまっているものも多い。
TVが「(たとえ単身世帯であっても)お茶の間」の主役であり得た時代の記憶。
踏ん反り返って王様気分で眺める「TV」だったからこその、対象との距離感。
ちょっといい夕食が食べられるくらいの価格の本だが、
平成への惜別の念を込めて買う価値アリ。
2012/06/05 13:53
「戦う」為の知識
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内容:著者のビジネススクール留学時に感じた「米国製エリート」への評価
感想:指摘には個人的な感想も多く、必ずしも賛同出来ない点も多いが、
「なぜ歴史や地理(地政学)を勉強しなければならないのか?」についての
考察には頷けるところが多い。
単に「日本(の「エリート層)」との対比で考えるのではなく、
「米国」対「他の全世界」という図式で、米国(製)エリートがどういう視点を持って、
どう判断をして、どう行動しているか、を見ていくのが重要だと思う。
しかし、日本の政治家(=指導層)や経営者(=経済エリート)が
単なる腹芸や人あしらいでマネジメントを進めようとしているのを間近で見ていると、
「(実態はともかく)論理的思考で科学的マネジメント手法を使って」ものごとを
進めようとする「米国製エリート」が頼もしく見えるのは確か。
ビジネス書というより「エッセイ」に近いので、軽く読み流せる一冊です。
500円くらいの価値はありそう。
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