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sleeping lionさんのレビュー一覧

投稿者:sleeping lion

42 件中 1 件~ 15 件を表示
流星の絆

流星の絆

2012/09/20 11:14

重いテーマ、緊張感あふれるストーリー、そして完璧な読了感

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ズシンと来ました。
完璧な読了感です。
今も涙がこぼれます。

あらすじとしてはすでに本の背表紙にも書かれている通り、
両親を殺された三兄弟が詐欺師グループとして、
「犯人の息子」を陥れるストーリーです。
もっとも、それは文庫としてギリギリの厚さ、600ページにおける半分に過ぎません。

前半部分は詐欺師グループとして成功を納めていく記述が多く、
正直なところ、読者として心が痛む想いをすることになります。
ただ、それがリアリティなんだと思いました。
両親を殺された事がなければ、こうはならない。
だから、私には理解ができない。だから罪悪感に苛まれる。

その、辛い前半は、衝撃の出会いから急展開を迎えます。
両親を殺害した、容疑者と思われる相手との出会い。
三兄弟のそれぞれの個性もよく描かれていましたし、
登場人物たちもそれぞれに思うところがある。

驚きの結末と、そこに向かうまでの怒涛の急展開。
すべてが終わった後の、涙が止まらない、エピローグ。
完璧です。脱帽です。
決して軽い話ではありませんが、読み終わって一種、清々しさはあります。

オススメです。

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戦闘シーンが凄まじすぎて映画にはできないね(笑)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

すごい!
圧倒的なスピード感、重厚感、現実感で綴られる激しいカーチェイス。
お台場のショッピングモールを舞台に激しい銃撃戦。
当然、パニックも起きれば犠牲者も出る。
これは映画か??
文字で書き綴られたとは思えない、現実感のある戦闘。
こんなの日本じゃない・・・。まぁ、小説だから。
これだけの戦闘を書き切った人はいないのではないかと思うほど。

もう、とにかく、中巻は強烈な戦闘シーンのオンパレード。
最初から最後まで!
そして明かされていく黒幕。語られるローズダストの過去。

最後の戦いへと向かう直前までを書き切った中巻でした!最高だわ。

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ノルウェイの森 下

ノルウェイの森 下

2012/09/08 01:32

とりあえず満足の読了感

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読み終わった。
エロい。上巻にも増して、エロい。ただし、文学的に、である。例えていうならフランス映画。(と言ってもあまり観たことがあるわけではないのだが)

直子、緑、玲子さん。すべての女性が違う表情、違う性格をして、ワタナベ君を時に困惑させ、時に癒していく。終わってみれば、何か有意義な経験を得られたかというと、そうでもない。でも、不思議と清々しい読了感。なんなんだろう。この感覚。生きるって大変なことだ、とか、それでも生きていく、とか、生と死の狭間、とか、生と死について非常に多く語られる作品だった。基本的にはワタナベ君の成長物語なんだと思う。(文学的にエロいけど)面白かった。

清々しい読了感をありがとうございます!

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楊令!楊令!とにかく、楊令!!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ついに、ついに楊令が大活躍!
胸踊ります。
ただ、大事な人もたくさん死ぬことになります。

それにしても、楊令が楊志の札を裏返すシーン。
水滸伝18巻目までの中でもっとも印象的だったかも知れません。

楊令はなんとなく、私たち読者の息子的存在なんですよね。
その楊令の活躍。
清々しくない訳がありません。

最後、林冲も凄まじい攻撃を行い、
敵将を討ち取ります。
敵も味方も真剣勝負です。

・・・そして・・・。涙です。涙。最後、涙。
うわ~~~ん。そんな感じ。

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戦いもついに終盤戦

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

戦いもついに終盤戦です。
色々な勇者達が敵味方共に死んでいきます。

そんな中でも、童貫元帥軍の異次元の強さ。
これまでのの自信はやはり凄まじいものだった。
今までの青蓮寺も手強かったが、童貫は半端ないです。

停戦の調略がなんとか間に合って時間は稼げたものの、真剣に追い込まれていました。

開封府の候健が捕まったが、潔い死に方に感銘を覚えた。やるな!

しかし、童貫の軍は強すぎる。
梁山泊側は何人もあっけなく死んでいく。
凄まじいの一言。
張清が礫を童貫に当てなければこのまま梁山泊は滅んでいたかも知れない。

それほどまでに童貫は強すぎる。

そして、同じ戦を描いているのに、どうしてこうも強さの際立つ描写が書けるのか。
北方謙三氏はすごいです。

最後、魯達もこの世を去ります。

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梁山泊側もついに暗殺成功

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この巻はすべての暗殺作戦のケジメをつける巻かも知れない。
史文恭がまた動き、また殺される。

燕青対洪清、死力の戦い。
水墨画の世界のような静かな体術。
息をするのも隙になる。
ついに訪れた、体術者同士の果し合い。
見事な勝負、天晴です!

ついに、そしてついに、梁山泊側の暗殺も成功する。
暗殺というよりは襲撃。
あぁ!宿命のライバルは散り際も見事なり。
すごいです。
今までで一番面白い巻かも知れません。
★6つ。

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死を乗り越えて。そしてまた新たな同志参加

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

宋江と晁蓋、共に頑固な二人。
晁蓋が倒れてからは宋江は一人を自覚した行動に出る。
スゴイ。
誰もが成長していく。
大きくなってゆく。

梁山泊きっての豪傑たちが共に飲み明かす。
その様に男泣き。
戦友などと安い言葉では語れない、強い絆。

いいなぁ。水滸伝。
関勝の饅頭のくだりも最高!

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官軍vs梁山泊、ついに優秀な士官同士の戦いが始まった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これまでは主に青蓮寺が裏で操った軟弱な地方軍との戦いだったが、
ついに地方軍は本命将校、呼延灼をもって梁山泊に戦いを挑む。
対する梁山泊は晁蓋が指揮を執る。

これまでにない、完全な総力戦。陣を構えた瞬間から、
呼延灼と晁蓋の戦いはすでに始まっていた。

いや、今回も本当にすごい。呼延灼が凄すぎる。
ネタバレだが、梁山泊は呼延灼に負けるのだ。
しかしこの戦闘が凄まじい。

震撼ですよ。ものすごい戦い。レッドクリフばりに映画化して欲しい。

・・・そして今回も、やはり何人か死んで行きました。
引き続き、むちゃくちゃ面白いぞ!!

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敵もさるもの、総力戦の果てに

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

梁山泊の大事な3拠点の中心地に突如できた、官軍の拠点。
やるなぁ、官軍陣営も。

この巻もひたすら死んでゆく。
これまでに集まった同志達が次々に。
勇猛果敢な死もあれば、意外な死もある。

ますます面白い、水滸伝。
寝る間を惜しんで読み続けよう。

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引き続き、暗闘の凄まじさ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

敵は林冲の泣き所を完璧に突いてくる。
罠とは分かっていても止められない。

楊志に続き、林冲まで失うのかと思ったよ。
泣いたわ~。男たち、アツイよ!
安道全も泣くさ。

暗殺の恐ろしさが本当に際どいのがまた面白い。

そしてついに、塩の道も追い詰められる!
どうなる!?どうなる!?

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相次ぐ犠牲

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

また一人、漢が死んでいく。
涙がこぼれる。熱い死に様。

青蓮寺陣営も新たな指揮官を得て、これまでとは違うまとまりを発揮する。
それ故の犠牲。

少華山からの撤退線でもまた、大事な漢が死んでいく。
悲しい!!

最後の最後でまた一人倒れていく。
どう考えても梁山泊の方が犠牲が大きいのではないだろうか。
しかしそれは、これからの物語が語ってくれることであろう。
続きが楽しみだ。

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失われた楊志の代わり

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この巻も本当に面白い。
楊志の代わりについにあの将軍が動く。
何人もの登場人物達が少しずつ物語を紡ぎ出す。

足っぽいけど24の海外ドラマみたいかもね(笑)。

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ついに訪れた、英雄の死

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追い詰められる宋江。
ギリギリで届く援軍、致死軍。
それでも、もうどうにもならない。
もう駄目なのかと思った最後の時、林沖参上。
涙がこぼれた。
熱い。熱いよ、水滸伝。
かなり面白くなってきました。
青蓮寺も無茶苦茶手強い。
あぁ、面白くて止まらない。

そして、ついにこの時が来てしまう。
英雄が一人、青蓮寺に討たれてしまう。
涙。涙。

さらに大事な仲間が何人も倒れていく。
無念。くっそー。青蓮寺陣営も凄い。
壮絶な戦い。
激動の第五巻。

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時代を経てより進化した福井小説

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読み終わった。
非常に長い小説ながら、夢中で読ませる。
上巻で読者を散々振り回し、引っ掻き回し、
中巻で圧倒的な戦闘を描き、黒幕を徐々に明かす。
そしてこの下巻で、戦いに終止符を打つ。

すべての伏線が回収され、謎は解ける。
あと5ページだけ、最後の続きが読みたいと思うけれど、
たぶん、それを書かない方が読了感が高いのかも知れない(笑)

結局、この長大なテロ計画とそれに立ち向かう男たちの戦いは、
一人の女性に対する気持ちがすべてだったように思う。
元々福井晴敏さんは無骨な中に、微妙な恋愛的雰囲気を
描くのが得意な作家さんだと思っているけれど、
今作においてもそれは完璧に発揮されていたように感じる。

愛や恋ではなく、生きる目的、希望、可能性。
そんな言葉がふさわしい、彼らとその女性。

彼らが結局「新しい言葉」を生み出せたのかどうかはわからないけれど、
不思議なテーマを持つ作品だったように思えた。
最後まで深い意味を持った、ローズダスト、新しい言葉。

今回も素晴らしい体験をありがとう!
願わくば、完璧に再現された映画化だけど、
今回ばかりは無理そうかな(苦笑)。

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相変わらずの福井節だが分かっていても面白い!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白い!
ちょうど上巻を読み終えたばかりだが、もう、どうしようもなく面白い!
いつもの如くやはり若手工作員とおじさんが出てくるし、市ヶ谷だの桜田門だの、相変わらずの福井節。
でもね、それでも、分かっているけど面白いのである。
上巻では「敵」にやられまくる。裏をかかれまくる。
トコトンやられて、これから中巻に続くのです。
あぁ、続きが読みたくて仕方がない。

そして、今回は誰が黒幕なのか、今の時点では、まだ信じ切れない点が面白い。
明らかに犯行グループは明記されているんだが、途中でわずか一行、気になるセリフが一言あったんだよね。
本当にわずか一行。

この後の展開が非常に楽しみである。

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