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moonさんのレビュー一覧

投稿者:moon

110 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本期間限定皇后

2024/03/15 08:02

続編読みたい!

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面白かった!恋愛に突出したお話は苦手なんだけど、お仕事小説だったのがよかったです。小蘭のくだりですでに泣いていました。誠実な人たちが報われる瞬間は何事にも変え難く、喜びも万倍になる。
まるで商家の三代目の様な悠々とした遠明帝と才覚と人情で国と民を救う青蓮。歴史に栄光がれば影もあり、ああいう後宮の姿を見るのも印象的で心にズシンとくるものがあった。
完結させる終わり方だったけど、まだまだこの二人を見ていたかった。続編あると嬉しいな。

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主人公の小響(芙蓉)が魅力的!

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今回は頭脳明晰で武道も嗜む主人公!小さい子が暴漢たちを倒すのが格好いいんです。蒼君様が小響の見た目や聡明なところだけでなく身分隔たりなく話す姿に心を寄せていくのがよかった。彼女がなにかするたびに一喜一憂する蒼君さまが微笑ましいし、自分の身分に固執するわけじゃなく、そこから学ぼうとする姿勢に好感がもてました。
事件の謎解きもなにが原因で起きたことなのか、誰の仕業なのか最後まで分からなくて惹きつけられたし、部下の李功や侍女の蓮蓮、皇太后様など今回の脇役も魅力的なキャラクターがそろっていて、飽きずに最後まで一気読みでした。面白かったです。続編あることを期待したいです。

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おもしろかった!

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仁悟への仔犬くん呼びも、サジュエルへのクソエルフ呼びも、互いに過去や力は関係なく言い合える間柄になっていて良いですね。こういうバディもの好きです。
そんな中、こういうキャラ文芸にでてくる女性キャラって苦手なタイプが多いんだけど、依吹刑事はそんなことはなかった。なんてだろうか。依吹刑事自身サジュエルに対しても仁悟に対しても、またナラさんや他のひとによって、それぞれ態度を変えることはなく彼女は彼女の仕事をしっかり通してるからかもしれない。たまに恋愛脳になってたりすると、興が冷めてしまうので、その点この作品は事件が中心でよかった。
科学が進歩してる中で、魔法の事件や危険な魔獣も存在する捜査ものはワクワクして面白かった。続編あったら嬉しいな。

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紙の本公爵さま、いい質問です

2023/12/26 15:18

聡明なベアトリス嬢が大好きです

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行き遅れ令嬢の事件簿シリーズ第2弾。
コージーミステリなのでそこまで事件は難解じゃないものの、謎を追跡する主人公にとって一番厄介なのは身分の壁と女であるということ。この舞台は摂政時代の19世紀初頭のイギリス。女は慎み深く我を出さず、良き嫁ぎ先に迎えてもらえることが至高の幸福だと言われていた時代。それに逆らうような形になっていたベアトリスは出しゃばりでわきまえない行き遅れの女性として、いわゆる可哀想な人とみなされていたけれど、それがかえって彼女の一番の魅力的な部分でもある。そして、そんな聡明な彼女を好ましく思っているケスグレイブ公爵と再会し、今回もまた相棒のようにバックアップにあたる。
二人の会話がなんといっても楽しくて読み終わるのが勿体無かったです。ロマンス部分も少しずつ二人の距離が近づいてきて、それぞれ見つめる瞳と言葉のあたたかさに温度が上がってきているようで、今後の展開が楽しみで仕方がない。
第3弾が2月発売だというので楽しみお待ちしております。

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続編切望です。

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陰陽寮、牙獣、幽鬼、天狗、山護そして鹿杖を持った白牙法師、それらにピンときたら迷わず手に取っていただきたい。面白そうと思った以上に面白いです。
時代小説に馴染みがなくても読んでいるうちに、どんどん先が気になって読み進められると思います。壮大な和風ファンダジーはとても魅力的で時代考察や民俗的なことも練り込まれててリアルさも感じました。このような時代が実際あったかのよう。そして何より刻雨と新玉の二人が凄くいいんです。ある真相によって転機が起こる肆話では切なくてしんどいけど、刻雨の頼もしい言葉に心が晴れるようで奮えました。
個(自我)があってこそ自由を知る、今後のこの二人の物語が楽しみです。ことのは文庫さんが同人誌作家さんだった著者を見出だしてくれて嬉しいです。続編切望です。

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紙の本勿忘草をさがして

2023/07/03 07:37

航大くんと拓海さんの友人関係がいい

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高校生の航大くんと大学生の拓海さんとの友人関係がいい。
ある問題でサッカー部を辞めざる負えなかった航大、手折られるように行き場を無くした彼に優しい人たちが水を差し入れ日常を潤わし、不安定な足場を少しずつ固めてくれた。サッカー部に戻ることが解決とかじゃなくて、離れてからの先に出会い巡りあった人や物事によって、航大くんの心が癒されていく過程が良かった。読んでいてこちらも癒される。
拓海さんの泰然自若なところも好きです。植物オタクのスイッチが入ったときの彼は楽しいし膨大な知識量に航大くんがスマホのメモ機能を出してもう一度お願いします、と言ったときの反応は笑ってしまった。そんな彼にも悩みはあって、航大くんの成長が実を結んでいく。
日常ミステリーなんだろうけど、若者たちの成長物語でもあって、ヒューマンドラマとしても読み応えがありました。とても好きです。この著者さんの作品を今後も追っていきたいです。

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紙の本カササギの飛翔

2023/06/29 19:29

シリーズ三部作一気読み

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KJ・チャールズ作品は今まで一冊で完結することが多かったけど、今回はシリーズ3冊完として読むことができてとても嬉しかったです。もっと長く読んでいたいと思う作品ばかりで、名残惜しくて読み終わるのがいつも寂しかった。
この方の描くオカルト部分にぞくぞくするし、主人公二人も魅力的だし大好きです。海外作品はリバースありが多いけど、この方の作品は攻めと受けが確定していて読みやすいし感情移入もしやすいです。カササギの刺青が移動するとか、ほんとこの物語ならではの面白い仕組み。脇役も雑に扱わないのもいい。仕事のパートナーとか従者とか、しっかり描かれている。時代の風俗や階級、価値観も分かりやすく語ってくれているので、置いてけぼりになることもなく違和感が少ない。
最後のエピローグ「五つは天国のため」は特にサービス溢れててついニヤニヤしてしまった。その後の彼らの軌跡が見えて嬉しかったです。
またこの著者の翻訳作品が出たら躊躇わず購入します。楽しみにお待ちしております。

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続編希望!

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ある事件によって吸血鬼になってしまったオリバー君、彼が等身大の素直な少年で一つ一つに一喜一憂するのが良い。いじめられて仕返ししたときの報復はスッキリするけど、それじゃ駄目なんだとヤンから怒られて、ファーザーに泣きながら愚痴を吐露したとき、思わずもらい泣きしそうになりました。
そして彼の保護者になった探偵のヤンもいい感じにひねくれてて最高。ヤンの役にたった時のオリバー君のどや顔(台詞)といったら、ほんと可愛い。赤ん坊の首を切るとか下半身のない喋る女性とか、猟奇的だけどそんな中にも優しさもあって、この物語が大好きです。
優しい神父ファーザーを誰か怒らせてみてほしい、彼の本当の魅力はキレたときなのでは……。
前作のEATと同じ世界線なので、オリバーくんからEATの二人の名が出るのが嬉しかった。
田中三五先生の作品どちらも好きなのでぜひシリーズ化してほしいです。

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紙の本公爵さまが、あやしいです

2023/04/01 20:50

このコンビ最高!

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凄く面白かった!なんといっても聡明なベアトリス嬢が魅力的。高慢不遜で絶対的な高身分と発言力をもつケスグレイブ公爵と共に、殺人事件の真相を探るお話。この二人の会話が本当に楽しい。頭がいい二人だからこそ言い回しが洒落ててユーモアで思わず笑ってしまう。謎解きでも読者を置いてけぼりにしない。ライトミステリーとロマンスのバランスが絶妙で二人の今後が気になります。
行き遅れっていうワードにカチンとくる人は多いと思う。そんな中で、ベアトリス嬢は19世紀初頭の時代ではあり得ない『言いたいことは言う、やりたいことはやる』といゔわきまえない女゙。
身分社会と孤児で養われているという負い目を持ちながらも、うわべを繕いつつ、女性は独自の意見を言ってはいけない控えめであるべし、という当時の世情をぶっ壊してくるのが爽快。
7月に2巻が発売予定とのこと。このシリーズ続編は絶対読む。

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紙の本荒地の家族

2023/01/20 18:24

最後の終わり方がすごく好き

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心の機敏とともに巧みな風景描写が素晴らしい。あの日、普通の日常がいっぺんに失われた。災厄を境に元に戻ろうと四苦八苦しても、もはや元とはいったいなんなのか。もがけばもがくほど、遠ざかっているけれど、新しい日常もきっとそんなに悪くないと思わせてくれる。震災文学としてだけでなく人間ドラマとしても描かれているのが良かった。家族や仕事仲間、元妻など人の微妙な心情はいかんともしがたい歯がゆさがある。
また個人的に、一人親方(植木職人)として個人事業主の大変さもかかれているのも良かったです。一人一人いろんな仕事があって、いろんな復興の仕方がある。最後の終わり方がすごく好きです。鬱屈とした思考からの開放感があった。

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紙の本濱地健三郎の呪える事件簿

2023/01/11 20:28

進藤くん視点が好き。

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シリーズ第3弾。
今回もゾッとする怪異ばかりで面白かったです。
中でも進藤くん視点が好きです。影の協力者というか、見えないながらも日常側の人間がいることでホッとする瞬間もあって、とても大切だなと思う。
それと、濱地先生の怖いものが知れて良かった。

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紙の本千両の首

2023/01/11 20:19

一気読みの面白さ。

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1巻に続き2巻も一気読みの面白さ。
ただ、物語に対して表紙が合っていないのが気になります。2巻の物語は刀を持たない旅なのに(もしくは商人にもなったり)、表紙では旅姿でもなければ刀を所持している。このままシリーズになるのを期待しているので、3巻ではせめて物語と合わせてきてほしいです。
真十郎様の強さと誠実さがとても魅力的。みんなにここに留まってほしいと思わせる人徳もあって、女性にも好かれる。どちらかというと人たらしの方かもしれないですね。
また刺客が迫る緊張感はたまらない。躍動感もあって剣戟シーンは特に際立っていて何度も読み返してしまいます。

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紙の本この世の喜びよ

2023/01/11 19:51

読み手は選ぶかも

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

俯瞰してる描写だからなのか、単純に自分の好みに合わないだけなのか、なかなか文体に馴染めずに没頭するまでには至らなかったです。
それでも今までにない視点で顔見知りから友人、そして擬似親子みたいな関係になっていく二人の過程が自然で物語の終盤が見えてくると終わってほしくないと思ってしまった。衝撃的なシーンがあるわけでも泣きどころがあるわけでもないので、読み手を選ぶかもしれません。
親世代には良さが伝わるが、独身者には響かないか。

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紙の本王様に捧げる千夜一夜

2023/01/11 19:26

アーシェの物語に引き込まれる!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アーシェの語る物語にこちらも引き込まれて楽しかったです。閨に呼ばれてあたふたしてたのに、妾たちや王様まで懐柔するアーシェが凄い。あんまり可愛すぎる受けは苦手だったんですが、アーシェは可愛らしさの中にも逞しさもあって、刺客に襲われたときも王(攻)を守ろうとする物怖じしないところや一つ一つに感謝するところとか、過去の悲しい出来事があったとしても、卑屈になっていないのが良かった。アーシェの創った物語や絵本があったら欲しい。脇役のナーイムとマアディンもとてもいい味だしてて、彼らとのやりとりも好きです。

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紙の本おっさんだけど聖女です

2022/08/14 09:56

面白かった!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

すごく面白かったです!初読み作家さんでしたが、主人公ゼフの人柄が魅力的ですぐにファンになりました。攻めのヴィーラント、紳士的で腕もあって、出来る人のはずが、自分を後回しにするゼフに振り回されて心配して、不憫だけど一途で、だからこそ二人の進展が嬉しかったです。
個人的に異世界転生ものが苦手なので、このファンタジー世界に根付き、生きている人たちの物語だったのが良かったです。それぞれのキャラクターに気持ちが入りやすく、みんな好きになりました。
おじさんで男前受けが大好きで、まさに好みどストライクでした!表紙を手掛けたにやま先生のファンから手を出しましたが、物語は楽しくゼフもヴィーラントも好ましくこの作品に出会えて良かったです。これからも桃瀬わさび先生の作品を追っていきたいです。
他国の聖浄化、続編も期待したい。

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