わびすけさんのレビュー一覧
投稿者:わびすけ
紙の本戦術の日本史
2016/07/21 21:19
新しさがない、ガッカリ
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「戦術」と銘打っているのに、内容は十把一絡げな日本史の戦いについての新鮮さのかけらもないエッセイというか駄文。文庫にしてもひどい。
紙の本日本農業への正しい絶望法
2013/08/28 01:20
悪い新書の見本
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新書を自分の意見の発表の場と考え、読者に押しつけるタイプの著者が多く、そういう新書にあたるとすごく損した気分になる。これがまさにそんな一冊。著者は独善的だし、タイトルからもわかるように「ではどうすれば?」になると急にトーンダウン。読者を想定して書いているのだろうか?この人の本はもういりません。
紙の本漫画・うんちく居酒屋
2013/03/16 00:52
新書で出版する意味がない。
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漫画のクオリティは低いし、うんちくも新鮮さのないありふれたモノ。そのくせ、単価は漫画の単行本より高め。「めしばな刑事」シリーズを見習って欲しい。
2013/02/10 01:43
何これ?
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ファンサービスなのだろうか?登場人物たちメインで読んでいなかった私としては、若かりし日だとか、別シリーズのキャラとコラボだとか、正直不必要。
紙の本お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代〜現代史」にガサ入れ
2016/04/20 00:47
歴史家でない人が歴史の本を書く意味を考えて欲しい。
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記述に間違いがあるし、「歴史の謎とされるが…」と主張している点は別に謎でも何でもない。専門家でない人が気軽に金儲けとしてこの手の本を書く事が多いような気がする。元国税庁だかなんだか知らないが、そちらのフィールドで書くならまだしも、教科書の丸写しみたいなものを書かせる出版側も不誠実だ。一点でないのは、著者は悪気なく歴史が好きそうなところが垣間見えるから、でもそれだけ。これ以上被害者を出したくないのでみなさん気をつけください。
紙の本史的唯幻論で読む世界史
2016/04/15 00:51
題名がずるい
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もっと網羅的なのかと期待したが、バーナルの「黒いアテナ」をめぐる論に終始した。アーリア人についての考察などを掘りさげて欲しかったが、心理学者の著作にそれを願うのは酷だったか。「黒いアテナ」が魅力的な論考なのは伝わった。でもそれならタイトルにそれを明示すべき。この内容でこの値段はずるい。
2019/07/04 08:46
美しくもなく、驚きもなく、楽しくもない。
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カルヴィーノやボルヘスのような作品を期待していたが、風刺もなく、洗練もなく、かといって粗削りな力強さもない、田舎才子の独りよがりの同人誌を読まされたような気分。これほど文句言いたくなる本も久しぶりなので、ある意味貴重な体験をさせてもらったのかも知れないので星二つ。単純にいけてない小説なので、まったくおすすめしません。普段は苦手な酉島伝法氏の文章がうれしく感じられるレベル。
紙の本攻殻機動隊ARISE〜眠らない眼の男Sleepless Eye 7 (ヤングマガジン)
2016/08/15 17:22
テロルに動機があった時代の古めかしさ
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復讐でも貧困でもかまわないが、我々はテロリストにも事情があると考えていたし、彼らの許されざるところはテロ以外の選択肢を封じてしまった道徳観に収斂していたと思う。「攻殻」が発表された二十世紀末ならばそれでよかったし、読者もその前提でリアリティを受容していた。しかし二十一世紀の現在、変容したテロルを知っている読者にたいしてこの作品は誠実だと言えるだろうか?士郎正宗があえて描かないのか、描けないのかは別の問題だが、ネームバリューに依存して、エセ近未来スパイアクションをでっちあげることよりは誠実な対応だと言えるかもしれない。最後まで付きあったが、途中でやめる勇気が必要だったかもしれない。
紙の本中世の食卓から
2016/07/23 01:59
食欲も知識欲も刺激しないエッセイ
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真新しい話もなく正直退屈。何より、おいしそうな描写がないのが大問題。これで執筆料がもらえたいい時代があったのだと感慨深い。
2013/09/02 10:10
タイトルはすごいが、内容は至って古典的。
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そんなすごいテクニックはこの中に書かれていません。せいぜい少し変わったノートの取り方。「自分はすごい」っていう売り込みトークは、予備校や塾講師には必要な能力だが、本を書く際には害悪。
紙の本透明人間の納屋
2013/02/25 19:02
子供向けではない。
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児童書のはずなのに、いつもの島田荘司。しかし島田荘司の目を通すと、日常風景がなんでこんなに嫌な感じになるんでしょう。トリックなどは普通。子供に伝えたいテーマがこれだとすると、買い与える価値はないと思います。
紙の本アンドロイドの夢の羊
2013/02/04 18:11
ギャグなの?
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近年のSFなのが信じられない。異星人の書き方とかもギャグですかというレベル。タイトルからディックへのオマージュ作品かと思ったのに、そんなテイストはかけらもない。評点は1でもいいが、なぜかリーダビリティだけは良いので。
紙の本お江戸の「都市伝説」
2017/12/30 19:45
読ませる工夫が欲しい
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博学倶楽部というだけあって、いろいろな出典から逸話を集めているが、単調で飽きてしまった。各章のテーマをもっとひねるか、江戸のネタに絞り、地図をつけて散策できるようにするなどもう一捻りが欲しかった。
2017/10/22 12:14
世代と趣味を限定した語り口
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正直全く得るところが無い本でした。30~40代の漫画が好きだった男性限定の軽妙というか、躁状態の語り口。確かに嫌いではないが、内容が無さすぎる。タイトル通りに鳥以外に向ける情熱などが述べられていたらひょっとして面白くなったのかも。最近の本屋で売れていると評判の本ははずれが多い気がする。