サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. RASCALさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年8月)

RASCALさんのレビュー一覧

投稿者:RASCAL

58 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

何者

紙の本何者

2015/09/13 21:46

さすが直木賞!

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

朝井リョウさんは3冊目、序盤は「んー、これが直木賞か」と思いながら読んでいたのですが、後半一気に盛り上がりました。拓人、光太郎、瑞月、里香、隆良と本人は登場しないが拓人の元友人GINJIの就活という人生の節目のイベントを通じたて明らかになる人間模様。本音を言える人と自分を大きく見せようとかっこをつける人、匿名でないと本音を言えない人。でも、どう自分を繕ったところで、友人も、会社も見ている。所詮、人生、既定路線でも線路を外れても、地に足をつけて努力し続ける人が成功するのです。拓人くん、面接はダウとゲームなんて、面接官の舐め過ぎ。面接官をやっている私から言わせれば、時間の無駄だからダウトと言わないだけ。分かったかな。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

悟浄出立

紙の本悟浄出立

2017/01/29 00:09

おふざけなし、万城目さん渾身の一作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「悟浄出立」「趙雲西航」「虞姫寂静」「法家孤墳」「父司馬遷」、中国の故事を題材にした万城目さんの歴史小説。森見さんの「山月記」のような、または「悟空の大冒険」的な二次創作ものを想像していたら違った。
もっと全然シリアスなものでした。失礼ながら、万城目さんの中国の古典に対する意外な博識にびっくり。
表題作の他、「趙雲西航」は、あの三国志の英雄、趙雲が遠征の船上でみせる望郷の念がテーマ。
「虞姫寂静」は、四面楚歌に陥った項羽の愛妾・虞美人のプライドと命を賭けた情念、
「法家孤墳」は、燕の刺客として始皇帝の暗殺を試み、惨殺された若き法家と、その法治国家という理想を受け継ぐ若き官僚の熱い志。
「父司馬遷」は辱めを受けながらも祖父から受け継いだ文献を守った父・司馬遷に対する娘の想い。
私は「虞姫寂静」「法家孤墳」が好き。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

なれる!SE 16 2年目でわかる?SE入門

まさかの大団円

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アニメ化されるんじゃないかと期待していたのだけど、もう無理かな。残念。
サブタイは「萌えるSE(System Engineer)残酷物語」、平凡な大学生だった桜坂工兵くんが、いきなり中小IT会社のブラックな環境に放り込まれ、鬼軍曹・室見立華らの理不尽なOJT(On the Job Traning)で鍛え上げられ、意外にもハイスペックな活躍を見せるこのシリーズ。
IT業界の不条理を鋭く浮き彫りにし、SE志望の学生を激減させたと言われるこのシリーズですが、至る所にITに係わる正論、名言がありました。
ヘッドハンティングを受けるか、社内異動か、二つに一つという局面に追い込まれた工兵くんが最後に選択した意外な道。損得でいったらありえない。
著者の夏海公司さん、SE辞めてラノベ作家になったくせに、SEという職業は愛しているんですね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ある奴隷少女に起こった出来事

紙の本ある奴隷少女に起こった出来事

2017/09/11 17:02

知らなかった!知らなければいけない!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本が、米国では、「ジェイン・エア」などと並んで古典として読まれている本だとは全く知らなかった。この本を文庫化し、今年の「新潮文庫の100冊」に選んだ新潮社に拍手を送りたい。
この本を日本に照会した堀越ゆきさんにも敬意を表したい。彼女はこの本の訳者だが、小説家でも、翻訳家でも、歴史学者でもない。東京外語大学、米国の大学院を卒業、大手コンサル会社に勤務するエリート会社員である。
訳者は、出張の新幹線の中で開いたkindleで偶然にこの本に出会い、心を打たれた。彼女は、自分の人生を自分で切り開いていくタイプの人なのだろう。そんな彼女だから、格差社会、限定された未来、閉塞感のある世の中で、自らの力で変わっていける意志を日本の女性に持ってもらいたいと思ったのではないだろうか。
奴隷所有者が、女性の奴隷との間に子どもをもうける。子どもの肌の色から父親が白人であることは明らかだが、その父親は公然の秘密となる。女主人は嫉妬と猜疑心の塊になり、その女性を鞭打ち、やがて子供は主人の所有物として売られていく。
奴隷に産ませた子供に父性愛を感じることはないのだろうか。奴隷制は、奴隷とされた人たちの人権はもちろん、所有者の社会の倫理感も破壊する。
それにしてもドクター・フリントのリンダに対する執着心はストーカー以上に変質的である。リンダは奴隷の身分で彼をとことん嫌い、別の白人の子を産んだり、屋根裏部屋に7年もの間潜伏したり、手段を選ばずに戦い抜いた彼女の原動力は何だったのだろうか。
少し残念なのは、抽象的、間接的な表現で意味が分かりにくい箇所があり、読みづらいこと。中高生に勧めたい本であるが、そこはちょっと残念。
原文のせいか、それとも訳者のせいか、機会があれば、原作を読んでみたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

○○○○○○○○殺人事件

紙の本○○○○○○○○殺人事件

2017/07/13 15:10

文庫で再読

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今般、早坂吝さんのデビュー作にして、面白ければ何でもありの第50回メフィスト賞受賞作の本作が文庫本になったので、早速購入した。講談社ノベルス版と比較し、かなり手が加えられたようで、全体的にすっきりした感じ。

15年の本格ミステリ6位作品、ホワイダニット、殺人動機や、その犯罪を取り巻く社会的背景、犯人や探偵役の心理描写よりも、ひたすらにフーダニット、犯人捜しや、ハウダニット、密室やアリバイ等のトリックを重視し、読者に謎解きの挑戦状を叩きつけるのが本格ミステリだとすれば、本作は紛れもなく本格ミステリなのだろう。
私は、ミステリ好きではあるが、本格ミステリ信者ではない。しかも、再読だからトリックも犯人も分かっている、にもかかわらず、それでも十分楽しめた。本作は、本格ミステリであるとともに、馬鹿馬鹿しくも面白いエンターテインメントである。

作者の上木らいちシリーズはエロ楽しくて、これ以降「虹の歯ブラシ」「誰も僕を裁けない」「双蛇密室」と全部読んでいる。でも、残念ながら、このデビュー作を超えると思われるものは出ていない。
シリーズ第5作に期待したい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

白ゆき姫殺人事件

紙の本白ゆき姫殺人事件

2017/04/23 12:06

らしいような、らしくないような、

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

湊かなえさんらしいような、らしくなような、そんなミステリーでした。登場人物にはまともな人はいない、皆多かれ少なかれ毒をもっている。まともなのは、当事者の城野美姫を除けば、谷村夕子さんくらいか。ネット社会の軽薄さがそれを助長しています。登場人物は湊さんらしいけど、謎解きは意外にシンプル、悲惨な殺し方の割にはあっさりしてたかな。これが井上真央さん主演でどう映像化されているか、映画、見てみたいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

終物語 中

紙の本終物語 中

2017/04/23 11:59

伏線、回収中

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

終物語(中)というよりも、2ndシーズンの「傾」の次、「鬼」「猫白」の裏側で起きていたことですね。もう時系列めちゃくちゃ。これでやっとつながったというか、すごい伏線の回収でした。西尾さん、ここまで考えて2ndシーズンを書いてたんですね。2ndではメインストーリーからハブにされていた感のあった神原駿河がキャラ全開の大活躍でした。羽川翼の次に好きなキャラなんで、楽しめました。この事件の後、忍野扇が転校してくるわけですよね。彼女に関しては、相変わらずさっぱり分かりません。終物語(下)を待ちます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

翔る合戦屋

紙の本翔る合戦屋

2017/04/23 11:55

ハッピーエンド?でいいのかな

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「合戦屋」シリーズ完結編。前作の「哄う合戦屋」のラストが一徹の死を予感させるものだっただけに、あっさりと一難去ってしまってやや拍子抜け。それ以降は例によって胸のすくような一徹の活躍、でも、あまり活躍しすぎると史実とつじつまが合わなくなっちゃうんじゃないのなんて心配もしながら読んでました。これまた例によって最後はあっけなく運命が逆転するわけですが、まずまずのハッピーエンドでほっとしました。新シリーズにつなげられる終わり方でしたが、どうするのかな。上杉謙信の軍師・石堂一徹、読みたい気もします

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

失敗の本質 日本軍の組織論的研究

国力の差だけではない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「超」入門・失敗の本質を読んだのですが、物足りなかったので元ネタ本も読んでみました。日本側戦死者200万人vs米国40万人、よくもまあここまで負けたものです。物量や国力だけではない、日本軍に組織的欠陥があり、負けるべくして負けた。目的が明確で下部組織にもそれが共有できていること。現場からのフィードバックを受け入れる仕組みがあること。新技術を取り入れる素養と仕組みがあること。思考が論理的で合理的であること。成果主義の人事制度。そんなところでしょうかね。自分の会社に当てはめて考えてみます

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

下町ロケット

紙の本下町ロケット

2017/04/23 00:58

鉄板の勧善懲悪もの

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

銀行、大手企業=悪という単純明快な図式の、ヒールはとことんヒールな勧善懲悪モノ、勇気、友情、勝利、少年ジャンプの大人版みたいな感じ。半沢直樹シリーズ同様一気読み、電車を一駅乗り過ごしました。読後感は爽快です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

海賊とよばれた男 下

紙の本海賊とよばれた男 下

2017/04/23 00:55

下巻は盛り上がった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本の石油産業の将来は、独立自尊、垂直統合、自由競争にあるという強い信念の下、妥協することなく自説、自らの人生観を貫き通し、戦後、60歳から自社を大会社に育て上げた男。正直、経営者としてどうかなーと思うところも無きにしも非ずでしたが、その生き様には心打たれました。特に日昇丸をイランに駆けつけさせた件は涙なくしては読めませんでした

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

終物語 下

紙の本終物語 下

2017/01/23 13:29

完結!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

はー、長い間お付き合いをしてきた「物語」シリーズ、ついに完結ですね。(中)で夏頃の伏線をすべて回収して、この(下)でそれ以降の伏線をすべて片付けました。焦点は忍野扇の正体にほぼ絞られてたわけで、それもくらやみ関係の何かとまではほぼ予想がついていたわけですが、そう来ましたか。自分なりにありとあらゆる可能性を考えてはいたのですが、そのやや斜め上をいかれた感じです。自分自身が怪異を生み出してしまわぬよう、Take it easyで行こうと思いました。西尾さんには、ちゃんと完結してくれてご苦労様と言いたいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

業物語

紙の本業物語

2016/11/29 14:48

ベリーショートの今撫子が良い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

緻密に伏線が組み立てられてきたこのシリーズも、オフシーズンに入って「愚物語」「業物語」と崩れ、これまでかなと思い始めたところでした。今回の千石撫子のターンは、羽川翼の「猫物語(白)」、神原駿河の「花物語」と並んで中々の秀作。脇役にもきっちりけじめをつけさせてくれました。おと撫子、媚撫子、逆撫子、神撫子、自分の過去と向き合うのはつらくてむずかしいもの。撫子ちゃん、意外なスキルも身に着け、強くなりました。途中出場の余接ちゃんも大活躍。蛇足ですが扉絵のベリーショートの今撫子が異常にカワイイ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

撫物語

紙の本撫物語

2016/09/05 16:56

ベリーショートの撫子がカワイイ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

緻密に伏線が組み立てられてきたこのシリーズも、オフシーズンに入って「愚物語」「業物語」と崩れ、これまでかなと思い始めたところでした。今回の千石撫子のターンは、羽川翼の「猫物語(白)」、神原駿河の「花物語」と並んで中々の秀作。脇役にもきっちりけじめをつけさせてくれました。おと撫子、媚撫子、逆撫子、神撫子、自分の過去と向き合うのはつらくてむずかしいもの。撫子ちゃん、意外なスキルも身に着け、強くなりました。途中出場の余接ちゃんも大活躍。蛇足ですが扉絵のベリーショートの今撫子が異常にカワイイ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

楽園のカンヴァス

紙の本楽園のカンヴァス

2015/09/23 13:05

絵画への愛情あふれる一作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

17年前とほぼ100年前、時空を超えたスケールの大きな美術ミステリー。特に絵画に知識があるわけではなかったので、ネットで画を確認しながら読みました。眉を顰めなければ読めないようなミステリーの多い中で、これは何とも爽やかな。陰謀が渦巻く美術取引の世界で、真にルソーを、芸術を愛する人たちの情熱が伝わってくる作品でした。全編に原田マハさんの絵画に対する愛情があふれています。ラストが良いですねー。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

58 件中 1 件~ 15 件を表示