ふわふわさんのレビュー一覧
投稿者:ふわふわ
2013/06/24 21:11
行き当たりばったり
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他にも増してこの本は急いで書かれた気がします。登場人物にも奥行きがなく、(作者自身もいつも言うように)プロットも立てずに書きとばした感じです。自作解説にもいつものように呆気に取られ...
そんななら買わなきゃいいのにと思うのですが、恥ずかしながら浅見光彦が出てきただけである程度喜んでしまうので、そのためにお金を払って買っているようなものです...
紙の本東京バンドワゴン
2013/10/14 18:24
ひまつぶしにぴったり
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ホンワカ暖かい家庭もので、ひまつぶしにはぴったり。語り手が亡くなったおばあちゃんで、コメントが多いので、読みにくいところはありましたが、慣れたら大丈夫になりました。軽く読めるので続編も買っていいかなと思わせる本でした。
紙の本夜明けの街で
2013/03/26 19:29
ラブストーリーミステリー
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東野圭吾さんにしては軽めの作品。恋愛小説として読むのが正解だけど、そしたら冗長。ミステリーとして読むと状況や心理などの描写に欠けるため物足りない。
紙の本名探偵の掟
2013/03/26 15:30
あれれ
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レビューが良かったので期待して購入しましたが...好きになれませんでした。どうしてこんなにヒットしたのかな?小さいときに読んだ児童向き「名探偵入門」みたいな本を思い出しました。
紙の本影法師
2013/08/21 17:41
ちょっと気になる
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お話はまずまずおもしろかったのですが、描写がなく、あらすじ的で、「こうなってああなってこう終わりました」みたいなのが気になりました。1時間ドラマの脚本だったのかしらなどと勝手に想像してます。
内容も自己犠牲がちょっと多すぎ、昔の話にしても説得力がないような気がしました。
2013/07/08 20:02
おもしろかった
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最前他の作品を大変低く評価したのですが、打って変わってこちらは面白かった。小樽の旅情も出ているし、謎も(この作者にしては)きちんと深みを持っていました。黒揚羽の何ともいえないおどろおどろしい感触がプラスになっています。
紙の本女は太もも
2013/04/05 20:07
あっはっは
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思わず笑ってしまうことしばしば。さすがおせいさん、こんな内容を書かせてもなぜか下品になりません。それに他の分野でのご活躍を考えると度胸があるなあと...ただ個人的には『春蛸...』のようにストーリー形式の方が引き込まれます。それに、あまり女はああだ、こうだ、と言われると、みんながみんなそうではない気がします。男性諸君ご安心を。
紙の本シー・ラブズ・ユー
2014/02/05 02:27
すっかりひきこまれました
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第一弾の東京バンドワゴンであんまり感心しなかったのですが、第二弾ぐらいからどんどん引き込まれて、すっかり家族ぐるみの付き合いをしている気分になってしまいました。その後もやめられなくなり、すっかり家族の一員です。引越しして一緒に暮らしたいぐらいです。読めば読むほど面白くなるシリーズなのでおすすめです。我南人の語り口やサチの観点など、第一作で気にかかっていたこともすっかり落ち着き、反対に味わいを増したような気がします。
紙の本重力ピエロ
2013/10/24 23:55
期待は大きかったのですが
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やはり個人差はあるものですね。井坂さんの作品の中でも最も評価が高いものなので期待に期待を重ねて読んだのですが、他の作品に比べて「ファンタジー度」が低いような気がします。私は井坂作品の空に漂いながら夢を見ているような感覚が大好きなので、この本はなんとなくちゃんと筋が通り過ぎた感じです。タイトルや「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」などのキーワード、文学作品の引用は相変わらず効いています。それにタイトルの重力ピエロも効いてますね。ほんとに上手なんだけど、他に比べて感動・感服が少なかったのは、もしかしたら井坂作品読みすぎて、これぐらい良くてもびっくりしなくなったから?
紙の本新参者
2013/10/14 17:59
人情もある
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加賀刑事シリーズは謎解きがしっかりしているので大好きなのですが、「新参者」はそれに加え、章ごとに完結して下町の風情ある話が入っている。これらが全体の謎につながっていく。思うのですが東野さんの登場人物、このごろだんだん人情味が出て来たような気がします。東野さん、もしかしたら恋をしているのかも、などと勝手に思っています。
紙の本回廊亭殺人事件
2013/09/03 19:31
一気に読める本格推理
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東野さんの本格推理小説。最後まで結末がわかりませんでした。老婆に変装するというのが実際どれだけ通用するのか、これはちょっと納得できませんでした。また主人公の女性的魅力が外見だけで書かれていますが、才能があり、心情も良い女性は顔のつくりが悪くても魅力的なものであって、この主人公もある意味で魅力的であるはずが、一貫して魅力がないように描かれていたのでこれにも無理があると思いました。でも最後のどんでん返しにはあっと言わされたので4点。
紙の本カッコウの卵は誰のもの
2013/04/04 16:37
一筋縄ではいかない
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東野さんらしく、謎は最後まで解けません。プラチナデータにひきつづき、DNA解析に関わる内容。人の一生はDNAから導くことができるのか?と考えさせられもします。父と娘、そして研究者それぞれが善意で行動しているので救われます。軽めの読後感でした。
紙の本プラチナデータ
2013/03/22 02:39
ページターナーですが
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すぐ犯人わかっちゃいました。消去法で。でも通常の捜査だと犯人がわかるというのも東野さんの意図かなあと思いました。でも眠らずに読んだので4点!
紙の本バイバイ、ブラックバード
2013/06/24 21:49
ありがとう
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気持ちよく読み始め、ほっと息をつき読み終わる。時々微笑み、時々涙ぐみ、私であることを忘れて、現実を忘れて読める本。
井坂幸太郎初めての作品だったので、大変感動しました。HONTOありがとう。村上春樹以来はじめてこんなにすばらしいファンタジーを作ってくれる作者にめぐり合えて大満足。存在してくれてありがとう。
巻末のインタビューでちょっとばっかり種明かしになりそうなのですが、個人的には余韻を残してあまりなんでもわかり過ぎないほうがいいと思います。