サッサンさんのレビュー一覧
投稿者:サッサン
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WHAT IS LIFE? 生命とは何か
2021/04/21 20:46
環境問題に最も真摯に答えてくれた
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新型コロナ感染、自然破壊、人口問題、日本学術会議の任命拒否問題、遺伝子組み換え、医療倫理、等々、主に科学に関わる旬の問題に、生物学的観点から真摯にヒントと答えを与えてくれた。疑問点もあったが、根拠を示して純粋に科学的に説明されていて納得がいく。それ故に、時々表明される政治的、社会的発言がフェアで重みがある。地球を愛する人には是非読んでほしい。
最終講義 生き延びるための七講
2015/07/07 09:16
著者は読者の欲望を満たすことを欲望としている?
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ほとんど分からなかったラカンだが、本書でその入り口までは連れて来てもらった。読者(=私)のためにこれ程手を尽くして書かれたテキストは今まで見たことが無い。著者は「他人の(分かりたい)欲望を欲望」として書いているとしか思えない。少なくとも、もう少しラカンを読もうと言う気にさせてくれる。
ものがたり日本音楽史
2020/04/08 18:56
新しい教養
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内容は先史に始まる音楽の歴史だが、日本の音楽教育において如何にそれが無視されてきたかを思い知らされた。個人的に歌舞伎鑑賞が趣味で三味線の経験もあるが、それらに関することもほとんど無知だったと気づいた。明らかにジュニア新書のレベルを超えているが、西洋音楽偏重の現実を思えば若い時から触れておいて良い内容かと思われる。
露出せよ、と現代文明は言う 「心の闇」の喪失と精神分析
2015/07/22 20:58
精神医療が越えられない壁
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精神医療の進歩でが精神分析不要論が出て久しい。本書はそれが必ずしも正しくないことを、リアルタイムの社会現象を例示しながら納得させてくれる。精神医療V.S.精神分析の図式ではなく、前者の必要性を認めながら、精神分析でしか越えられない壁を示してくれている。人の「こころ」は医療だけでは解けない謎の世界である。
ルポ人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から
2019/07/18 11:03
米国のバックボーンが分かる
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アメリカ合衆国は科学と宗教に支えられているとは認識していたが、本書は特にその非科学性と宗教性に焦点を当てて合衆国の背景を解いている。著者は私見と感情をできる限り抑えて、客観的にまた具体的にアメリカの非科学性と宗教性を解説するので、内容は説得力ありです。通読するだけで、トランプ現象など何ら不思議でないと思えてくるのが恐ろしい。次期大統領選で、トランプが再選されるかどうかは、有権者の理性と宗教性を測る物差しになると同時に、アメリカと否が応でもその影響を受けざるを得ない世界の未来を占う水晶玉!になるように思える。一読の価値はあった。
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