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くりんぐりんさんのレビュー一覧

投稿者:くりんぐりん

170 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本大放言

2015/08/16 23:42

データの出典の記載が一切ありません

51人中、37人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

百田尚樹さん初の新書ということで読んでみました。
 初のノンフィクション作品「殉愛」は、事実ではないことのオンパレードが指摘され、あげくのはてに「殉愛」で持ち上げたやしきたかじんが死ぬ2か月前に入籍した家鋪さくらという夫人の経歴がでっちあげだとか、中に実名で書かれた人が「事実ではない」と意見続出で、見放した人も多いのでは?

 この本は発売前に重版が決まったと作者が浮かれてツイートしていました。
 早速読んでみました。
 「新書」らしさを出そうと努力したようで、いろんな数値を出してそれっぽくしているものの、数値の出典を記載していません。脚注もなく、巻末に参考文献一覧もなく(一冊の参考文献もなく書いた新書だそうです)。
 著者は、読者が図書館で本を借りて読むのは作者にお金が還元されないからと難色を示していて、それはいいのですが、他人のデータを引用元も明記せずに使うのは気にならないようです。自分の本を図書館で借りて(タダで)読まれるのは嫌だけど、他人が努力して収集したデータは出典すら記載しないなんて。

 本書では新聞記者が「反語表現も理解しない」などと、他人の読解力を揶揄していますが、ツイッターで「山の人の倍」「喝采を叫ぶ」といった、独特の言語センスを披露されていた百田先生が、他者の読解力を批判するようになったか、と驚きました。
 保守系の内容ですが、独自の論はなく、「SAPIO」「WILL」その他執筆者がよく書いるようなもので、目新しさはまったく感じませんでした。
 買って、時間とお金を損したと後悔しました。

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紙の本

紙の本百田尚樹『殉愛』の真実

2015/02/21 02:34

百田尚樹さんへの最高のバースデープレゼント

38人中、36人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2014年11月、大ベストセラー作家である百田尚樹さんが初めて手掛けたノンフィクション作品である「殉愛」が発売されました。
 本書は「殉愛」の検証本になります。

 表紙をめくると、そこには付箋がだーっと貼られた「殉愛」が。
 執筆者の角岡伸彦さん、西岡研介さん、家鋪渡さん、そして宝島「殉愛騒動」取材班のどなたの本なのかわかりませんが、本当に百田さんは幸せ者だと思いました。
 「読み捨てられる雑誌のように」で始まる歌がありましたが、雑誌も本も、読み捨てられるこの消費社会で、こんなにも丹念に、一生懸命、自分の書いた本を読んでもらえる。百田さんは本当に作家冥利につきると思います。
 2/23は百田さんのお誕生日だそうです。この本は、百田さんには忘れられないバースデープレゼントになるのではないでしょうか?

 「殉愛」や「家鋪さくら夫人感涙手記」では涙が出ないどころか、ドライアイでシパシパしてしまった私ですが、この本では涙を止めることができませんでした。
 特に、家鋪渡さんの手記で、どれだけ家鋪家のみなさんの絆が深かったのか。そしてそれが無残に壊されたのか。たかじんの二番目の奥様が、たかじんの死後、力を落とされたたかじんのお母様にどれだけ心を砕き、力づけようと努力されたのか。ずいぶん昔に分かれた相手の母親に、無償で、ここまでできる方はなかなか居ないと思います。この方こそ天使のような方だと思いました。しかし「殉愛」では、焼き場で、遺骨を見て「骨格標本みたい」と言う、常識のない、冷たい女性に描かれていました。どうしてこの方を貶めなければならなかったのか、私にはわかりません。
 ただの一度も取材せず、会ったこともない他人を貶めるなんて。

 「貶める」と言えば、この本には少しだけ振り仮名がふってあります。その数少ない漢字の一つが、「貶める」です。「殉愛」マニアならニヤリとするのではないでしょうか?宝島社さんのニクイ演出ですね。

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紙の本

紙の本殉愛

2015/01/18 21:20

ノンフィクションとは思えない

22人中、22人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

各所で内容の真偽について話題沸騰中の本書。
 検証目的て読んだところ、ひっかかるところが多すぎて、自宅にあった付箋(新品3つ)を使い切ってしまいました。
 作者の百田尚樹さんは、やしきたかじんさんが亡くなる3か月前に入籍したという、家鋪さくら夫人(やしきさくら表記もあり)が複数回、結婚及び、複数回離婚をしたことを隠し、まるで初婚のように書いたこと、また、たかじんさんとさくら夫人がであった時には、さくら夫人はイタリア人男性と婚姻中であったことを、数々の指摘がなされてから認めました。しかし、それ以外は全て真実だと弁明されています。
 個人的に「おかしいのでは?」と感覚的に思うところは別にしても、
・さくら夫人は婚姻届を出す際、札幌”市役所”に提出したと記述がありますが、札幌は政令指定都市のため、婚姻届は区役所に提出しなければならず、市役所には窓口がないこと。
 その他、もろもろ、我々が生きている日本ではありえないことが書かれており、これはパラレルワールドの話ではないかと不思議な気持ちで読みました。
 さくら夫人がイタリア人と婚姻中に書いていたとされる「都会っ子、イタリアカントリーサイドに嫁ぐ」というブログの内容と照らし合わせながら読むとなかなか興味深いです。
 正直なところ、ノンフィクションとしてどうかとは思いますが、検証材料として読めば、暇つぶしにはなりました。

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紙の本

経験と聞きとりからわかったこと

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

長いあいだ、うつ病のトンネルに入り、抜け出した人たちに、同じくうつ病に苦しんだ経験のある(今でもときどき「突然リターン」が来るそうです)作者が、インタビューをおこなった本です。

それぞれの体験者が語った内容から、作者が導き出したことが書かれています。
どの経験者も、うつ病の重い期間は抜け出したけれど、いまだに揺り戻しがあると語っています。
作者は医療職じゃないと繰り返し書いていますし、これに解決策が書いてあるわけではありませんが、いろんな人の体験談を読むことで、いろんなパターンを知ったり、自分だけではないと気づいたり、うつのトンネルを抜けるヒントを得たりすることはできると思います。

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紙の本

紙の本韓国人による恥韓論

2014/07/16 17:06

韓国人からの視点

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

韓国を韓国人がどう考えているのか。韓国人からの視点で語られています。
 一方的に韓国を擁護するわけではなく、日本に阿るわけでもなく、シンシアリーさんの考えがつづられています。
 そのため、ひたすら韓国がこきおろされる本を期待している方にはむしろ肩すかしかもしれません。
 これが全ての韓国人を代表した意見とは思えませんが、反日教育のシャワーを浴びても、「真実」探し求めて、発信する人が、たった一人でもいることに救われた思いです。反面、このような意見が、韓国の主流にならないであろうことは容易に推測され、韓国がこれからも変わらず反日の国であるだろうことを考えると心底うんざりします。

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紙の本

やりきれない

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この事件をニュースで聞いたときの衝撃は忘れられそうもない。
子供を閉じ込め、蒸し風呂のような室内で餓死するように放置した母親。
インターホンから子供の声を聴いても何もしなかった住人(通報したひとはいるようだが)、対応はしたものの、助けられなかった行政。

生活保護にタカりに来日する外国人がいる一方、公的扶助の存在を知らない、利用し方を知らない若い母親。この本に書かれていることが本当なら、離婚した父親とその家族の対応も少々信じがたいものだ。

当方の周囲にはそういう人がいないからなのか、ベビーカーに赤ん坊を載せ、もう一人の幼子の手をひいて風俗の面接に行ったという話にはただただ驚くしかできない。しかもそれが決して珍しいことではないということで、さらに驚き、その上、そんな母親と面接したあと、即、性行為をした風俗店店長……。二人の子が最中にどうしていたのかしらないが(まさか預けたわけではないだろうから、そのままホテルにつれていったのか?)、よくもまぁできるものだと感心してしまう。

子供の死体を確認したあと、男を呼び出し性行為に及んだ母親。

最後の方で、風俗産業の価格破壊について書いてあり、それに対して「いらない」「蛇足」だというレビューを目にしたことがあるが、当方はこれは必要だったと思う。
かつては、女の最終的な行き先として風俗があった。
そこに身を落とすことは、本当に最後の手段だったが、女性の供給が少なく、男性側の需要が多かったので、女性は高給を手にすることができ、生活ができた。
しかし、今では価格破壊が進み、垣根を超える女性が増えてきた。結果、苦界に身を落としても、子供をかかえながらまともな生活ができるだけの収入が確保できなくなるという負のスパイラルである。

読み終えて、この事件はどうにも防げなかったのだなという印象を持った。
亡くなった二人の子がただただかわいそうだった。
どうしようもない父親、母親はこれからも出てくるだろう。
虐待死を少しでも食い止めるためには、育てられないと思った親から子供をできるだけ早く隔離することくらいしかできないだろう。

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紙の本

紙の本

2017/03/01 11:38

画像に帯が欲しいところ

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自分の持っている本とこの商品ページの画像が違うと思ったら、本には帯がかかってるんですね。
帯にはキャラクターの絵があって、そちらがあると表紙の雰囲気がまったく違ってきます。
帯のサイズは表紙の半分くらいあるので、通常の帯より大きめじゃないかと思います。
クロスノベルズなんですけど、このノベルズのデザインとはちょっと変わっていて、なんだか特別感があったので思わず購入してしまいました。
M=マゾヒストということなのかなと思い、被虐な話が展開されるのかとドキドキしました。いとう先生だし。
しかし中身は残念ながら肩すかしというか、表紙やタイトルほどのインパクトはなかったです。
あるものの助けがあったとはいえ、イヤイヤ言いながら最初から身体が喜んでいるのが残念でした。

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紙の本

紙の本妓楼の軍人

2015/06/01 22:55

初めて読んだ作家さんですが

12人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表紙イラストがきわどすぎて、本を手に取ってびっくりしました。これをリアル書店で買うのは私には無理。hontoさんには本当に感謝しています。
さて、初めて買った作家さんで、かつ苦手な遊郭もの(軍服ものと言ってもよいかもしれません)。軍人がある事情から遊郭の断章に身をやつすという設定ですが、それなりに体格の良い軍人さんが華奢な洋服を着る姿を想像するとコメディとしか思えず。
架空の国(といっても中国と日本を連想させる。中国が日本を支配している模様)が舞台ですが、現実のあの国やあの国の人がチラチラして、「ありえないんじゃないか」と突っ込みをいれつつ読みました。
最後まで話に入り込めず終了しました。
イラストの笠井あゆみさんが好きな方はイラスト目当てでもよいかもしれません。

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紙の本

山岸涼子先生との対談を読むだけで価値がありました

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ポーの一族」の続編目当てで買っている方が多いと思いますが、私は山岸涼子先生との対談が目当てで買いました。
あえて萩尾先生の作品は読まなかったという山岸先生。お二人の関係性が垣間見えてすごく興味深かったです。
この対談を読むだけで購入した甲斐がありました。

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紙の本

紙の本処女執事

2015/06/04 00:53

表紙にびっくり

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本が届いてびっくりしました。
表紙の絵のあまりのきわどさに。
リアル書店で買うには相当勇気がいるかもしれません。
hontoさんのようなネット書店の存在に感謝です。
さて、普通の執事ものかと思いきや、若干SFがかっているというか、主人公はご主人様のために「作られた」執事という設定で、ご主人様だけを見つめ、愛するように設定されているのですが、それを奪いにくる男とどうなるか、というお話です。意外性があり、面白かったです。

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紙の本

あくまで”参考”にとどめるが吉なのかな

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

このレビューを書いている現在、2015年フレンチオープンが絶賛開催中で、連日徹夜で観戦しております。ランキング1位でのぞんだジョコビッチ選手は順当に勝ち上がっています(錦織選手も勝ち上がってます)。
 さて、ジョコビッチ選手が一時期スランプ(というか調子が悪かった)のは知っている方は多いと思いますが、その脱出法がグルテンフリーの食事だった!というのが本書。
 成功例と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、あくまで体験談であり、グルテンフリーの食生活とランキング1位奪取その他の関連は不明です。また、同じことをやったからといって、全員に同じ結果が出るわけではありません。いくら食生活を改善しても、ハードなトレーニングなしにはテニス界の王者でいられるわけはなく、あくまで”参考”にとどめるのがよいのだろうと、小麦粉をふんだんに使った美味しいケーキが大好きな私は思うのです。

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紙の本

紙の本紙の月

2014/11/12 17:50

ページをめくる手が重かった

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公が若い男性に貢いでいくさまはそれなりに読ませるのだけど、それ以外は特になにもない話。
 
 章ごとに語り手が変わるので、登場人物に感情移入がしにくかったのも個人的には受け付けない要素だった。また、この手法が物語上によい効果を上げているようには思えなかった。

 なんといえばいいのかわからないが、ラブストーリーとしても、サスペンスとしても、全ての要素に対して「中途半端」な感じ。
 ページをめくる手が重くて読み終わるまで時間がかかりました。

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紙の本

紙の本期限切れの初恋

2013/12/05 03:55

もう残りカスだと思う

12人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どっちかがとことんダメ人間だったり、性格なんかに問題があったりで、そんな男に普通の男が翻弄される話がこの人の作品には多いけど、ダメ男系のキャラがもうネタがつきていて、単純に面白くない。

 で、ダメ男が改心して、ダメだったときの自分を支えてくれた男を今度はおっていく。

 なんかもう、ピークから転がり落ちている感じ。
 BL作家から一般の作家への転身を狙ったみたいだけど、ミステリーか時代物を描けないと需要ないだろうね。

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紙の本

紙の本ランチのアッコちゃん

2013/12/01 23:43

「けむたい後輩」の作者と知ってたら買わなかった

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ランキングで上位だった当時に購入。
 読めども読めども面白くなく、なんで売れてるの?状態。
 会社の先輩からランチを交換(主人公の手作り弁当を先輩に渡し、先輩の指定する店で食事をする)という設定がかなり強引だし、そういうものだとして読んでも、先輩の教えてくれるお店が特によさげというわけでもなく。
 きっと、モデルになったお店があるのだろうから、そういうわけでは、趣向を変えた「孤独のグルメ」のような感じなのだが、こちらはまったく面白くない。
 
 後から「けむたい後輩」の作者だと知ったが、「けむたい後輩」もまったくノレなかったので、その作者だと知っていたら買わなかったのに、と後悔した。

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紙の本

紙の本荒木飛呂彦の漫画術

2015/05/31 18:36

漫画家志望でない人でも役に立つ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

デビューしてから現在まで、殆どの時間を第一線で、そして人気作家として漫画を書き続けてきた荒木先生が、自らの「手の内」を公開された作品です。
漫画だけではなく、プレゼンの教科書として考えると、いろいろ参考になるところが多いと思います。
自分の作品(自社の商品)に「お金を出させてもいい」と他人を説得するためにはどうすればよいか。すばらしいアイディアや、商品があっても他人にお金を出させるには、その内容を理解してもらわねばなりません。そのために、どのようなところに工夫しているか、見せ方を考えているのか、漫画の1頁、1コマにもこれだけ工夫をしているのかと驚きました。

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