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kanaliyaさんのレビュー一覧

投稿者:kanaliya

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本中陰の花

2013/07/17 21:13

満場一致の芥川賞は納得!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

玄侑さんの存在は知りつつ、なんとなく難しそう。。と尻込みしていて、今まで読んでいませんでした。が、読んでみたら、引き込まれてしまって、あっという間に読了してしまいました。
文句なしに面白いだけでなく、現役の僧侶の方が、真摯に現代科学を学ばれたりして、現代の私たちに近づきやすい仏教の形を模索しておられる、と感じました。
女性の描写も素晴らしいです。

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レッド・ムーンとは、一年で一番最初の満月のこと

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ひとりで何かを始めるとき、それは孤独な戦いだと思います。
例えば誰にも言わずに、どこに出版するあてもない小説を書き始める、とか。
大事なひととの別れを決め、そのひとに何も告げずに旅に出る、とか。

きっと、やーめた、と言って引き返せば、何もやらなかったことになってしまう。

自分だけが知っている、自分だけの決意。


でも、そんな孤独な戦いを見つめている目が、きっとある。



主人公はあることをきっかけに、たった一人で、大好きな場所で、お別れのためのお菓子を作ります。
そのお菓子を食べてもらって、ああ、おいしいと言ってもらえたら、この場所から消えよう。
そう、決意をして。

でも、そんな彼女を、月が、見ていたのです。

そして、月が彼女に、彼女の愛する場所に、魔法をかけてくれる。。

この小説はおとぎ話です。

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