たなかさんのレビュー一覧
投稿者:たなか
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2015/04/27 13:09
多重解決もの
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ペンファーザー卿に送られてきた毒入りのチョコレートを食べてしまったベンディックス夫妻。
犯人は手がかりを一切残しておらず、迷宮入り目前となった事件を探偵・ロジャー・シェリンガム他「犯罪研究会」メンバーが各々推理していく。
多重解決ものの金字塔ということで、最後の解説まで楽しめた。
シェリンガムのシリーズは順番通りに読んだ方が楽しめるということなので、他作品も文庫で読みたいです。
紙の本窓辺の老人
2015/02/02 15:17
キャンピオン氏の活躍
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クリスティ、セイヤーズに並ぶ女流ミステリ作家・アリンガムのキャンピオンもの。
タイトルだけは聞いたことがあった「ボーダーライン事件」他六話+エッセイの短編集。
「ボーダーライン事件」は有名なだけあって傑作。読み終わった後にタイトルに納得しました。
恥ずかしながらアリンガム自体を本書で初めて知ったが、他作品も読んでみたくなった。今後もっと翻訳されると良いな…
2015/01/27 15:22
日本の幻想生物
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日本の妖怪や神様などをスッキリまとめた一冊。
コンパクトなのにかなりの数の妖怪が紹介されているのでお得があり、高価な妖怪図鑑に手が出せない人にはお勧めです。
「山」や「街」など彼らの住む場所ごとに分けて載せられているのも面白いですね。
ただ誤字が多少見られたので早めに直してほしい。
あと挿絵がちょっと怖い。
紙の本彼の個人的な運命
2015/04/27 13:12
三聖人シリーズ3作目
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前作『論理は右手に』で脇役ながらもかなり目立っていたマルタがルイの元に連れ込んだのは、連続殺人事件の容疑者として追われているクレマン。
三聖人が住む「ボロ館」でクレマンを匿いながらルイたちは事件の真相を追う。
主人公がルイになったのかと思うほど、彼の視点で物語が展開していく。
それでも三聖人はいい働きをしているので、前作「論理は右手に」ほどの影の薄さは無いと思う。
コメディタッチな内容はかなり好みだが、ミステリ部分になるともう一捻り欲しいかも。
本シリーズはこれ以降出ていないようですが、もう少し読みたい作品です。
2015/03/19 14:39
シリーズ番外
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密室殺人ゲームシリーズの番外的作品。
前二作と同様、ネット上で5人のメンバーが各々趣向を凝らし、自ら犯した犯罪について問題を出していく。
これまでと違うのは、彼らのやり取りが解決部分を除いて流出していること。
彼らの目的が一体何なのかが分からないまま、最後の結末で普通に騙された。
かなりうっすいのですぐに読めてしまい、これまでと比べて物足りなさを感じる。
それでもうまくやられたという意味では良い作品だと思う。
紙の本福家警部補の再訪
2013/12/04 22:22
福家警部補シリーズ第二弾
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「福家警部補の挨拶」の続編。
倒叙ミステリは普段あまり読まないが、このシリーズは読んでてドキドキするのでかなり好き。
最後の「プロジェクトブルー」は大倉さんらしい話で、「無法地帯」に出ていたキャラもちらほら…
紙の本予告探偵 木塚家の謎
2013/09/11 21:29
木塚家の謎
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前作『予告探偵 西郷家の謎』に引き続き、今回も魔神尊が事件が起こる前に予告状を送ります。
“罪ある者は心せよ。 すべての謎は我が解く”
そして、見事に事件を解決!
全部で5話からなりますが、木塚くんばっかりです。
最後の魔神の秘密が明らかになったところは若干ホラーっぽかった…
紙の本無法地帯 幻の?を捜せ!
2013/08/26 00:45
オタクな人達のハードボイルド劇!笑
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オタクな人達が、大好きな物を手に入れるために見せる根性に終始呆れっぱなしでした。
まさに無法地帯!
オタクもそうじゃない人も楽しめる作品だと思います(^_^)b
それにしても宇田川さんはかっこよかった…
紙の本予告探偵 西郷家の謎
2013/07/19 08:13
なんだって…笑
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事件解決までテンポよく進んでまぁ面白い。
探偵の魔神尊の突拍子無いキャラクターもなかなか良かった。
でも最後にまさかの事実
読んでて何度か「ん?」と思うことがあったけど、そう繋がるとは…
紙の本体育館の殺人
2015/04/27 13:06
かなり個性的な探偵
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風ヶ丘高校の体育館、密室状況下で発見された刺殺体。
卓球部員・袴田柚乃は学校に住み着く不思議なアニオタ駄目人間・裏染天馬に事件の解決を依頼する。
体育館という規模の大きな密室が珍しく、論理的な推理法には夢中になりました。
ただ時折挟むアニメ知識は裏染天馬の個性としては面白いが、元ネタが分からない・・・。
まあ分からなくても支障なく読めましたが。
次作の文庫化が待ち遠しい作家さんです。
2015/01/28 09:49
最後まで流れるように読んでしまう
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もっと早く読んでおくべきだった作品。
自分が個人的に倒叙好きだということを差し引いても面白い。
大学生の頃の後輩を殺すことに決めた伏見は、同窓会の最中に事故を装って後輩の新山を殺害する。
切れ者な犯人と、それを超える探偵との知能戦に最後まで目が離せなかった。
なかなか明かされない殺害動機や予想を裏切る結末には納得がいかないような気もしたが、それを含めて傑作だと言いたいです。
早速、石持さんの他作品を調べてみよう。
紙の本白戸修の狼狽
2013/08/26 00:57
お人好し過ぎる白戸くん
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前作『白戸修の事件簿』よりも白戸くんのお人好しっぷりに磨きがかかってますが、それと同時に白戸くんの推理力もレベルアップしていて凄く面白い!
ちなみに同作者の作品『無法地帯』の探偵・宇田川さんが登場するので、こちらを読んだ方はよりニヤニヤできちゃうかも?笑
2013/07/19 10:38
ダチョウがああだったとは…
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前作に続いて、鴇先生の乱闘シーンが良かった。
服部君は一体何者なんだ…笑
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