mon oncleさんのレビュー一覧
投稿者:mon oncle
建築映画 マテリアル・サスペンス 2012年、建築映画ゼロ年
2013/08/05 22:55
あらなな映画的視点
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建築映画と云うあらたなカテゴリー設定が好い。
映像作品の出来不出来よりも建築的視点が選考の優先基準である。とりわけ、黒沢清の空間性へのこだわりは注目である。踊り場フリーク、すべての扉を取り払った撮影法など独自の空間認知をそなえている。空間に携わる人必読の書。
アドラー流一瞬で心をひらく聴き方
2022/04/30 22:08
聴く力
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人の話を聞かない人が増えている昨今。いまはフロイトでもなくユングでもなく、アドラーの時代のようだ。
「人の話を聞ける人は、男女に関係なくモテルぞ!」とはわが教え子への提言である。
感情を整える片づけ
2021/04/15 23:25
風水的からだの調整法
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からだの不具合がなかなか治らない。そんなときは、身の回りを整えることをしてみるとよい。環境を見直せば感情が整う。身辺が整理されれば清々しい気分になる。つまりは、からだにも良い作用が及ぶのである。風水的からだの調整法とも云えるのが本書である。
芸術新潮 2013−8 764号
2017/10/20 17:58
偉大なる先人
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意外なことに、安藤忠雄がイチオシの建築に、丹下の国立競技場と答えていた。世界遺産に推薦するとまで絶賛されていた。
ふつう、一世代上の同業者の仕事を否定することで、自分の存在意義を立証しようとおもうものだが、臆することもなくおなじ国の先人の仕事を評価された安藤に懐の大きさをみた。
人生の道しるべ
2017/10/20 17:46
世代を超えて、、
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文学と云う専門性に生きながら、世代を超えて話し合えることに羨望を憶えました。世代が違うからこそみえてくること、おなじ道だから共感しあえること、第一線で書き続けることでわかりあえること・・。私も二人のように語り合える同業者を持ちたいとおもいます。
困難な結婚
2017/06/11 19:30
結婚とは?
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結婚とは、病気と貧困のためのレスキューシステムである。とはまさに至言である。ままならぬ現実を受け入れるための修行の場であるとも云える。そして、結婚することで、独身の自由さと楽しさのありがたみが、はじめてわかるのである。往々にして、他人が結婚を勧めるのは、自由で幸せな他人に苦労させたいからである。本音で勧めているとおもったら大間違いなのである。
抱きしめられたい。
2017/02/18 21:32
コトバの救世主
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簡潔なコトバで現代の事象を切りとるイトイ氏のセンスにひたすら敬服!氏のコトバに救われている人が数多いるのではないだろう。私もその一人です。
『こころ』大人になれなかった先生
2013/08/05 19:30
私は奥さんと結婚しているのか・・?
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私と奥さんは、先生亡きあと、いっしょに暮らしているのではという仮設を立てている。先生とK、先生と私。一心同体のごとく魅かれあったふたりの男同士の関係は、時代を隔てて連なる。<こころ>の物語から未来で結ばれた私と奥さんは、亡き先生の残影を引きずりながら私を苛み続けるのかもしれない。そして、蚊帳の外に閉め出されたはずの奥さんは、数十年の時を強固なオトコたちの関係性を際立たせるためだけに生き続ける。名前すら持たないままに・・。<こころ>は、終わることのない小説世界と云うことになる。まことにフカシギな作品である。
絶叫委員会
2013/08/05 06:33
あまりにばかばかしくも、、
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穂村弘。このひとの文章は、あまりにばかばかしくも真理をついている。
世事の事象をくまなくとらえる観察眼は、類い稀なる才能である。100年にひとりの短歌世界をわかりやすく紹介するパイオニアであろう。
ぽてんしゃる。
2013/08/05 06:26
糸井重里という才能
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糸井重里。このひとの視点、着想のよさには感心すること頻りである。
30年間、時代の気分をリードし続けてきた功績はすごい。なにより、その風通しの良さと両性具有的な感度が、<いま>という時代とあっている。
甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方 小さなチカラで大きなシゴト 日常動作を磨く77のコツ
2017/10/20 18:20
構えのない人
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甲野先生の身体講座に一度参加したとき、とてもびっくりしたことは先生には構えというものが見当たらなかったこと。おなじ会場で他事をしている人を気にも留めず、小さな声でボソボソと語られました。20人ほどの参加者は、先生のコトバを聴き逃すまいと耳をそばたてるようにして身を乗り出して聴き入りました。著名な方なので、他者を圧倒するようなオーラを纏っているものと想像していたので、その日は呆気にとられたちいさな事件となりました。
はるか30年ほど前、母校の学園祭に横尾忠則氏を招いた時、聴衆を前にボソボソとトークする氏の姿と重なりました。甲野先生と同様、その道を極めた人には、余計な構えがないのだということ。。
バスを待って
2013/08/13 22:26
タイトルフェチ
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本を選ぶ条件で、内容がおもしろいのは無論だが、佇まいがよろしいとタイトルがふるっている。という条件もある。
石田千のタイトルネーミングの才は、ふるっている。
月と菓子パン、踏切趣味、店じまい、平日、みなも、並木印象、、とどれもこれも好いじゃあないか。
<バスを待って>待とうじゃないか。買おうじゃないかと云う気分になってしまう。と云う訳で、買ったはいいけど、まだつまみ読みの最中です・・。
QUOTATION FASHION ISSUE 35 The Review:SS 22 W+M PARIS MILAN LONDON NEW YORK TOKYO COLLECTION
2022/04/30 22:32
ベスト・オブ・ファッション誌
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数あるファッション誌のなかでももっとも最前線の全容がつかみやすい。
今号は読みがいもあり手応えがある。課題は、本文の活字が小さいことと書店で入手しづらいことぐらいか。これからも頑張って出版を続けていただきたい。
谷崎潤一郎=渡辺千萬子往復書簡
2022/04/30 22:24
フェティッシュ・ミューズ=千萬子!
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三度目の結婚、恋焦がれた松子夫人で落ち着いたと思いきや、義妹の養子の嫁=千萬子の躰にフェティシュな視線を向ける谷崎。
仏足石と讃えては、足拓をとらせたりのやりたい放題。文豪の最晩年は文学的栄養を彼女から得ていた。フェティッシュ・ミューズなり。
