しんさんのレビュー一覧
投稿者:しん
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紙の本シャイロックの子供たち
2013/11/16 06:51
ザ・銀行員
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
銀行を取り巻く環境で仕事をする人にいつ起こってもおかしくない事象を私たちに教えてくれる・・そんな印象です。銀行員でなくとも普段業務上でも何かと考えさせられる内容も盛りだくさんです。銀行員って大変だな・・・・・。
紙の本鉄の骨
2013/10/20 01:05
読み応えのある作品
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
最後の最後で尾形常務のどんでん返し!
結局、松田社長はじめ他の建設会社も尾形常務の手のひらの上で転がされていたのかなといった印象。単なる目先で私利私欲の金目当てではなく、会社の未来、士気を上げるために放蕩する様は談合といえど考えさせられた。
萌は嫌い。
読み終わったあとでもわだかまりが残ってしまった。彼氏の平太は朝から晩まで、休みも取らず四方八方に尽力している最中、他の男とイチャつく様はなんなのか...こういう女性像は描いてほしくなかった。
紙の本かばん屋の相続
2013/11/16 18:09
池井戸氏らしさ
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
話の終わり方で読者に完結を思考させるような終わり方は相変わらずです。
よって読み手によっては痛快や爽快よりも余りのアッサリ感が先にきてしまう。
その中でもバッドエンディングではあるがかばん屋の相続はマシなほうか・・。
あとは、妻の元カレの女性像は鉄の骨の”萌”を連想させてしまうような展開で男の敗北感が否めない。
紙の本仇敵
2013/11/01 17:08
一気読み
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前半は短編集、後半は一件の殺人を期に若手行員と共に圧力や暴力に屈せず不正を暴く執念がジワジワと色濃くなる展開。銀行不正と推理(探偵)が一緒になったような感じで面白い。終盤の黒幕との展開がややそっけなく終わってしまった印象が残ってしまった。
紙の本架空通貨
2013/12/09 06:00
暗闇のファンタジー
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
山奥にある密集する中小企業群の街が舞台。池井戸氏お馴染みの粉飾決算、計画倒産を背景に、とにかく暗い展開が続き、期待を裏切るバッドエンディング・・・街の中心企業が倒産を期に、下請けが連鎖倒産、地域銀行もマヒ、労働者が暴徒化し街全体が消えゆく様は異様であり圧巻の一言。
麻紀は女子高生のわりに頭がキレすぎ(笑)元銀行事務員程度でもいいのでは?と思いながら、専門用語や法律用語がたくさん出てくるので途中ググリながら読みました。4章~6章は展開が緊迫してくるので迷わず一気読みでした。
2013/11/16 06:53
ついに最終巻
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
終わり方があっさりしすぎ(笑・・ネタ切れ?・・
特別版のインパクトブルーの収録はちょっとしたサプライズ。
紙の本ロスジェネの逆襲
2013/11/03 01:27
2回読み
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前2作と比べ登場人物、登場企業がかなり多く展開も複雑だったので2回読みました^^それでも十分楽しめます。
紙の本ルーズヴェルト・ゲーム
2013/11/21 16:45
後半に連れて・・・・・・・
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前半は登場人物が次々と現れ混乱も余儀なくされたが、話を読み進めるうちに面白さが急激にアップする。かつては売上500億もあった企業が年々経営が圧迫し連日人員整理に翻弄される日々、そして企業野球チームも成績不振にあえぐ中遂にコストカットの標的になってしまう・・・敵企業からの執拗な経営統合話にも屈せず会社立て直しの為、仲間(部下)のために会社の幹部たちが奮奔する話になっている。当初は会社や野球部に冷徹な一面を持っていた笹井の発言は感動を呼ぶ!キナ臭かった青島会長も最後まで良い人で良かった。でも主人公は細川?三上?最後までハッキリしなかった・・・・・。
紙の本銀行仕置人
2013/11/16 06:33
半沢直樹に匹敵する面白さ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
不本意な500億の巨額融資の焦げ付きの裏に暗躍する癒着、不正融資、偽装株、取り立て、不正取引、そして殺人と主人公の周り次々と巻き起こる。敵である銀行上層部、取引先企業の上層部、闇金業者をわずかな仲間と共に悪の根源を炙り出す姿は圧巻、そして爽快!池井戸作品の中で最も半沢シリーズと似ている部分が多々見受けられるので半沢好きには絶対オススメ!そして1度だけですがあの名セリフも出てきます!やられたら、やりかえす・・・。
紙の本銀行支店長、走る
2013/11/08 00:55
読みやすい!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
合併した大手銀行内で旧銀行出身同士の派閥抗争の中で暗躍する不正融資を新任支店長がメスを入れる長編作。仲間の若手銀行員、元総会屋、元刑事らと共に銀行幹部、ヤクザや政治家に対抗しつつも、不正融資に利用された企業を立て直す為に翻弄する姿も痛快だ!ストーリー展開も非常にわかりやすく読みやすい。半沢シリーズにも引けをとらないオススメな経済小説。
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