るいさんのレビュー一覧
投稿者:るい
紙の本人の樹
2023/06/17 22:15
村中李衣先生の本の中で、確か紹介されていて
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村中李衣先生の本の中で、確か紹介されていて、
読みました。
連載中のタイトルは、「人の木」、
「木」と「樹」の違いは?
想像を超える世界が待っていました。
相続された家が壊されると、
取り除かれる木、樹。
人間の判断で、生命を絶たれてしまうことに、
哀しい気持ちになります。
樹木に寄り添い、自然の声を聴いて、
これからも、生活していきたいと改めて、思いました。
実は、この前に、もっと感じたことを素直に書いていたのですが、
送信が切断されました。
よく、ここで、起こります。
同じ文章は、二度と書けなくて。
最初の文章の方が良いです。
今回も残念。
今後は、他にもコピーして送信します。
紙の本ももちゃんのピアノ 沖縄戦・ひめゆり学徒の物語 ワイド版
2023/05/05 17:10
Facebookの絵本のグループで
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Facebookの絵本のグループで、紹介されていて、読みました。
20代の時、沖縄に仕事で研修に行き、その移動中に、ひめゆり縁の地に立ち寄りました。
児童文学なので、最後まで、希望を感じられるお話の進め方で、
読む上で、気持ちは、幾分、負担が少なく読むことができました。
広島で直近で行った時も、原爆記念館に、外国の方が大勢いらして、
自分は次回ゆっくり又来れば良いと、外国の方々の背中のみみて、
何も目にできず、地下のカフェに行きました。
これも、ある種、言い訳で、どこか、ほっとしている自分に気づいています。
ももちゃんのピアノは、読むことで、深く気持ちが沈んだり、傷ついたりすることが、子供に向けて書かれているので、少なく、繰り返し読むこともできました。
当時の現実から目を背けたくなる書籍は、どうしても、手が伸びにくい私には、繰り返し読み、又、沖縄に行った時に、縁の場所で、静かに手を併せて、祈りを届けることに、寄り添って頂ける本です。
あらゆる年代の方々に、いちどくをお薦め致します。
2023/05/05 16:58
図書館の新刊書コーナーで
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図書館の新刊書コーナーで見掛けて、手に取りました。
キャリアコンサルタントの方の講座を受講したことはありますが、
個人面談を受けたことがないので、実際、どこまで、アドバイス頂けるのかわからないのですが、この本の中で、厚生労働省のホームページにもある、面接で企業が聞いてはいけないことについて、質問され時の対応もあるのでは?と思いました。
質問の裏を読めれば、年収3割アップ!と表紙にありますが、
私には、そこまで、読み切れませんでした。
紙の本いちごハウスのおくりもの
2023/04/12 23:26
村中先生らしい絵本。
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いちごハウスのおくりもの
絵本のグループで紹介されていた絵本。
読んですぐ、村中先生らしい絵本だと思いました。
絵本の紹介では、作家の方の名前の記載もあるのに、
タイトルしか観ていなくて。
村中先生は、嘘は書いてはいけませんよ!
とおっしゃっいます。
カエルのこと書く時は、
色々なカエルに付いて書いてある本を読む。
カエルにとっても詳しくなるそう。
今回の絵本も、いちごについて、
嘘はありません。
紙の本山月庵茶会記
2022/10/23 12:04
茶道の先生に読んでと渡された本
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茶道稽古の後、先生にお茶のことも書いてあるから読んでと渡された本です。確かに、物語と茶道の心が重なる物語でした。
靱負という名前は、岐阜の治水工事を指揮された平田靱負を連想します。
千佳の視線で、靱負の心が描かれる、千佳の父、夫の心も。
嫁、娘、妻という立場からの視線。
これから、清三郎は、新しい生き方ができることになる終わり方ですが、
本当に可能なのであれば、そこのところを物語とは別に、解説ででも、教えて頂けると有り難かったです。
小十郎のみ死ななければならない理由、小十郎の家族は!
そこまでは描かれないことが、物語ゆえなのか。
そう思うことでした。
2022/09/22 22:20
久しぶりに、チェーホフ
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この二つの作品について、それぞれ講義を受ける機会の前に読みました。
久しぶりのチェーホフ。
桜の園は、だいぶ以前、新国立劇場で、森みつこさんで観ました。
ワーニャ伯父さんは、やはり、ロシアの当時のことなど知らないと背景が難しいと感じます。
最後のソーニャの台詞が、風と共に去りぬのスカーレットを思わせる、という感想を私と共に学んだ方も仰いました。
でも、スカーレットと強さとソーニャの強さは、違うと感じます。
それは、アメリカとロシアの国土の違い、環境の違い、そもそも同一人物でないから、違うのは当然ですが、どのような時でも、前を向いて生きて行くことが尊いと思わせていただきました。
紙の本夜の辛夷
2022/09/22 22:04
樫山文枝さんの朗読を拝聴する前に
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樫山文枝さんの朗読を拝聴する前に、読みました。
辛夷という字さえ、すぐに読めなかった私。
現代に生きる私には、ピンとこない世界のお話でもあります。
元吉のお滝から観て、不可解な行動が解き明かされていきます。
簡単に善悪を語れない、と感じるお話でした。
完全な善人も完全な悪人もいない、そう感じます。
罪を犯しても、すぐに罰則を与えるのは、果たして正しいのか?
ふと思う瞬間がありました。
でも、現実の私は、自分が被害者の立場なら、すぐに罰則をと思ってしまいます。
現実に、労働基準法、労働者派遣法、職業安定法、個人情報保護法などなど、読んでみたり、担当者に質問すると、まず是正指導、罰則は再度同じ事をしたら?
でも、この物語などの世界では、今も、すぐに罰則です。
犯した罪は、罪として同じなのに、理不尽と感じます。
物語世界と現実の世界を行ったり、来たりしながら、作品世界でしていました。
物語世界で、現実の世界を、物語の時代の世界と照らし合わせて考える、
そういう時間を持ちました。
山本周五郎の作品に生きる人物には、いつも強さを感じます。
心を強く持って生きることを示唆されているように、今回も感じました。
紙の本時雨みち 改版
2022/09/22 21:52
山桜
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篠田三郎さんが、山桜を朗読なさるとのことこを知り、聴きに伺います前に読みました。
蝉しぐれなど、以前、読みましてから、久しぶりの藤沢周平の世界に触れました。
何処か優しく控えめな文章が好きです。
最後に、野江が幸せになるところも。
人間、本人の直感というか、本当に気持ちが落ち着くところにおさまることが、一番幸せに生きられるとこの山桜で、改めて、感じました。
2022/09/22 21:45
新潮文庫版に続いて!
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銀河鉄道の夜について、2回にわたって、学ぶ機会がありました。
新潮文庫版を読み、岩波文庫版を読みました。
銀河鉄道の夜は、岩波文庫版にある箇所が新潮文庫版には記載ありません。この経緯を初めて、知りました。
他の作品は、掲載されている童話が多少違いますので、岩波文庫版は、他の作品は、これから読みます。
私自身は、新潮文庫版の銀河鉄道の夜が、創造力を掻き立てられるので好きです。
ただ、翻訳書を読むように、日本の物語を読み比べて、こんなふうに違うことを初めて知りました。
宮沢賢治没後に発表されて、原稿にNo.が無く、削除する部分なのか、そうでないのか?その判断が、本人以外がなされているから、このようなことになったのだと知りました。
高校の時、初めて、宮沢賢治の作品を手にした時は、理解できず、読み進めることができませんでした。
今、多少なりとも、読んで、自分なりの読後感を持つことができたことに、喜びでいっぱいです。
奥深い宮沢賢治の作品世界に、たくさんの方に触れていただきたいと思います。
紙の本新編 銀河鉄道の夜 改版
2022/09/22 21:35
高校の時以来?
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高校の時、図書館で、宮沢賢治の作品を手にして、読み始めて、難しいと思い挫折しました。
今回、銀河鉄道の夜の新潮文庫で、学ぶ機会があり、読み始めました。
2回読んで、作品世界が初めて、少し、見えてきました。
そうして、2回に分けて、この作品の成り立ちから学びました。
1回目で成り立ちを学び、岩波文庫版も読みました。
宮沢賢治没後に、発表される過程で、新潮文庫版と岩波文庫版は違います。
新潮文庫版には、岩波文庫版にある箇所が削除されています。
私は、岩波文庫版の方が、創造力を掻き立てられるので、好きです。
教授から学ぶ機会を得て、ただ読むだけではわからないことを知ることができました。
紙の本伊勢物語
2022/09/20 22:10
久しぶりに古典に触れて
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来月、この本をテキストに、16段、82段、83段について、短大で教えていらっしゃる教授に学ぶという事で、手にして、読みました。
在原業平、どこか、実在の人物ではないように感じてきました。
現代文で、古文で、解説文で、という流れ、それぞれが短く、テンポ良く、読むことができました。
もう一度読んでん、受講に備えて、受講後に、改めて、読みたいと思います。
高校の頃の、更級日記も目に触れるところにあり、これも、一部を解説したものだったと思いますが、今後、このシリーズで、他の作品にも触れたいと思います。
高校の時、授業に備えて、読んでいたら、と、思うことです。
本格的に古典を読むことに繋がると良いなとも思います。
紙の本シャイロックの子供たち
2022/09/05 01:24
玉森裕太さんご出演の映画の原作という事で読みました。
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池井戸潤さんの作品は、購入した本もあるのですが、今回、初めて読了しました。
ラジオドラマを拝聴したことは、ありますが。
連載されたものに、追加されていて、一冊の本になっていますが、少々、各章の繋がりが弱いと感じます。
それぞれの章も、荒削りだと感じます。
映画化に当たっては、原作を基に、だいぶ違う構成になっているのかな?
と、想像します。
自分なら、公表されているキャストの中で、古川は、この方が浮かぶ!
というのは、ありますが、私の好きな演者が、どの役を遠じるのかさえ、ピンときません。
いつ頃、書かれた作品か、確認せず、読みましたが、初期の作品でしょうか?
紙の本祈りのカルテ
2022/09/03 23:28
玉森裕太さん主演ドラマの原作!
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
映画「レインツリーの国」で出会った玉森裕太さん主演の原作ということで、初めて、知念実希人さんの著書を読みました。
読み易く、ひとつづつのお話の長さも丁度良いと思いました。
カルテを読み解く!
どういう検査をしたか?
それで、刺青と火傷の因果関係がわかったり、薬の服用の結果が検査でわかり、そこから、家族関係がわかり、患者の家族関係が良くなったり、人生が良い方向に向かっていくお話だと思いました。
最後の女優さんのお話も、亡くなってしまうけれど、未来のために、利他の心が描かれている。
優しい言葉で、綴られた医師の世界を、玉森裕太さんがどのように演じられるのか、思いを巡らせながら、読みました。
紙の本剣持麗子のワンナイト推理
2022/08/21 18:38
新川帆立作品3作目読了!
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今回は、今ひとつ、筋書きが洗練されていないと思います。
元彼の遺言状は、応募した時とタイトルも違うようですし、第三者の方の手が入っていたのかなぁ!と今回、思いました。
読者としては、せめて、前回までの、もう少し洗練された筆運びの文章を読みたいと思います。
もう、次の作品も発売されていらっしゃるのですね!
しばらくしたら、読みたいと思います。
元彼の遺言状は、タイトルも、ブックカバーの絵も好きでした。
2022/08/14 12:25
朝日新聞b eで、恐竜の記事を読んでから
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
朝日新聞b eで、恐竜の記事を読んでから、何故か、急に関心を持つようになりました。
南日本新聞の人欄で、著者の顔写真入りで、この本の上梓のことも知り、早速、読みました。
馴染みの無い恐竜の名前など、最初、頭にすーっと入ってこなかったのですが、読み進める楽しみを感じました。
今回は、一気に読めなかったので、次回、一気に、又、読みたいです。
好きなことを仕事にできることの幸せを感じます。
丹波市は、最近、映画、友人の写真などで、目にする風景で、一度、行きたいと思っていたところです。
是非、発掘調査現場にも行ってみたいと思います。
田中康平様のエッセイも、上梓されて欲しい。
続編も、読みたいです。
恐竜の教科書も、小林教授の本も読みたいです。