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masayaさんのレビュー一覧

投稿者:masaya

8 件中 1 件~ 8 件を表示

ラ・ロシュフコー箴言集

2018/10/30 07:51

偽善と欺瞞が渦巻く世の中

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

フランスの貴族である、ラ・ロシュフコーの箴言集。
人間の本質に対する深い洞察が、一つ一つ簡潔に凝縮されている。
歯に衣着せぬ物言いで、建前を取り除いた人間の本音の部分に迫る。
われわれの美徳はほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない。
社会というものが、いかに不条理にできているかがよく分かる本。

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大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済

2018/09/04 14:36

近代随一の証券市場

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本著は、江戸時代の証券市場がどのように成り立ってきたのかがわかる。
大坂から民間の力で洗練された金融市場が形成された。そして、当時の政府である江戸幕府は、これをうまく利用しようと大坂商人との駆け引きを始める。
大坂の堂島米市場で行われていた帳合米取引というのは、現代の指数先物取引とほとんど同じものである。米を原資産とする証券デリバティブ取引である。
政府による規制の圧力と民間の現場からくる自由な発想。これが、日本全国の大名を巻き込んだ近代証券市場を作り上げる元になったと思う。
自由闊達な証券市場を自力で作り上げた大坂は、明治以降の文明開化とともに持ち前の力を衰退させてしまった気がする。

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帳簿の世界史

2018/09/03 14:18

簿記を制するものは世界を制す

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世界史に出てくる偉人の多くは、会計の重要性を理解していた。
会計なくして、覇権国なし。1000年以上、その歴史は変わっていなかった。

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菜根譚

2018/09/03 14:13

座右の書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著名な政治家、実業家、プロスポーツ選手にも愛読された著書。
処世術、人としての在り方、真に高尚な人間とは…。
人生に悩める若者には、一度手にとって欲しい一冊です。

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座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

2017/05/14 13:10

人類不変のリーダー像

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

歴史は繰り返す。
この言葉を、痛感させられた本でした。
自らを律し、他人の意見に耳を傾け続ける必要性と難しさが述べられています。
リーダー、組織人関係なく、一読を薦めたい一冊です。

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蒼き狼 改版

2014/03/08 11:48

世界の蒼き狼

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本著は、私自身にとって井上文学のデビュー作となった。モンゴル高原の遊牧民の一部族の長の息子として生まれたジンギスカンが、数々の苦難を兄弟や信頼できる仲間たちと乗り越え、いつしか世界に類を見ない世界帝国を作り上げていく。

ジンギスカンは、蒼き狼の末裔であるというモンゴル人の血統に生涯、疑念を抱きつつ、自らの力でそれを証明していく過程が世界帝国建設に繋がったとも言える。

筆者の正確な時代考証と心理描写の筆力に魅了される、人間ジンギスカンの深部に迫る好著。

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論語と算盤 現代語訳

2018/09/03 14:08

右手に論語、左手に算盤

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本資本主義の父と言われる著者の問題意識は、色褪せず、現代にも当てはまると思いました。
コンプライアンスを騒がれてる昨今の情勢が、ビジネスに論語が導入されていない証左とも言えるでしょう。

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はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで

2018/09/04 14:07

経済の歴史

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本著は、アダム・スミスの挙げた資本主義の道徳的条件を満たすための挑戦を、体系的に把握しようと試みたものである。

「お金儲けがフェア・プレイの精神から切り離され、ただの利潤獲得機械になってしまうことを、いかに抑止するか」という点で、J.S.ミル、A.マーシャル、ケインズ、マルクスが取り上げられる。

最も印象的だったのは、「資本家たる所有者が資本主義の主役から降りていく」経済思想史の流れで、「お金儲けの暴走によって邪魔されることなく、庶民の努力を引き出すことが、豊かな国を作り出す本筋」という、時代を超えた経済学者の連続したアプローチである。

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