せいぞうくんさんのレビュー一覧
投稿者:せいぞうくん
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2021/12/28 13:39
売るための根本を知れる一冊
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著者は言います。多くの企業のメッセージを見て、それは刺さらないでしょう、という場合のいちばんの要因は「伝えるべき、ウリのポイントがわかっていない」こと。
しかも、商品の近くにいるほどウリがわからないという(開発者とか)。
ウチはウェブショップを運営しているが、たしかに一押し商品のウリについても改善ができたし、ショップ自身のウリも考え直す機会をもらったと思う。
事例がふんだんに乗っていて、それだけでも楽しく読める。それに、後半、どんどん面白くなる。この著者の本はハズレが少ない。
さて、ウリを発見するフレームワークをやってみようっと。
電子書籍アベノミクスを阻む「7つの敵」 消費増税と「トンデモ経済学」を論破する
2019/07/15 19:49
おもしろい
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近年、とくに人気が上昇している経済評論家による、経済本。
ここに書かれていることが真実だと納得させられる論拠がきちんとある。
上念氏と異なる意見の評論家は、ウソをついているか、ポジショントークということになろうか。
紙の本顧客の「本音」がわかる9つの質問 「売れる」商品は本当の顧客を見抜いている 100億売るマーケティングの極意
2019/07/15 19:46
かたよった実績に基づく本
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まったく役に立たないわけではありませんが、いくつかの問題点をこの本は持っています。
・著者が成果を上げた商品が「女性用医療保険」という特異なもの一種である
・成果を上げたとする時期が、高速ネット接続の実現により多くのサイトが黒字化した時期である
・岡本達彦氏の「A4・1枚アンケートで収益を…」と似た内容である
それゆえ、事例らしい事例は挙げられておらず、ふわっとした文章の説得力はいまひとつかもしれません。「A4・1枚アンケート」のほうでは5つの質問でやってのけており、経験値・応用値なども質が高いといえます。
本書は冗漫な文章なので3分の2くらいのページ数でもよかっただろうと思いますし、「10の特長を伝える順番の数は100パターン」(P47)や「買わなかった顧客は買った瞬間のことは記憶にない」(P177)など、噴飯ものの誤記や誤植も目につきます。
少しでも参考になるところがあればと読みましたが、残念でした。
2019/07/15 19:39
プロのコピーライターが書いた本物本
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キャッチコピーの書き方本は数多いが、だいたい2つの系統があったと思う。
一つは、プロのコピーライターがプロのコピーライター(志望者)向けに書いた、概念的、感覚的なテキスト本
一つは、現場系のコンサルタントなどが書いた「バカ売れ」系の安直なカンニング本
「キャッチコピーの極意」はどちらでもない。
プロのコピーライターが書いた、ふつうのアマチュア向けの本格的な指南書だ。
体系的であり、コンセプチュアルであり、それでいて平易。
ある意味、日本のキャッチコピー本は、この1冊によって極められたと思う。
紙の本顧客は展示会で見つけなさい 確実に集客・商談を増やす48の法則
2019/07/15 19:27
トータルなノウハウが貴重
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著者の弓削徹氏の展示会活用セミナーが東京商工会議所で19年7月に開催され、参加してきました。
本を読んでわかっていたのですが、展示会の企画、選択の段階からブース設計、ツールデザイン、そしてなによりキャッチコピー、さらに営業フォローまで、トータルなノウハウは素晴らしかったです。
他の書籍やウェブ情報も読みましたが、結局は設営業者や、営業代行業者、リスト業者の断片的な知識に過ぎません。
川上から川下までのヌケ・モレのない実践的なノウハウは、同氏だけのものです。今後、何度も本書を読み返していきたいと考えています。
2019/03/10 16:35
大きな買い物には参考書が必要
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人生のなかで、家を買うという体験はそうそう持てるものではなく、その金額からも失敗はできません。
それゆえ、いろいろな情報を半ば習慣的に調べてきましたが、モノが立体的なだけに物件の見えない部分もあり、耐震など理系的な知識も求められたり、さらに法律のこと、オリンピックをはさんで景気、経済が相場にどう影響を与えるとか、考えることが多すぎるのです。
本書は、そうした一連のギモンにわかりやすく、丁寧に答えてくれていて、ありがたかったです。
付録のチェックリストも役に立ちます。大きな買い物に失敗しないための参考書としておススメです。
2019/03/10 16:31
売れない貸せないマンションの価値を高めるには
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築36年のマンションを所有しているのですが、これが本書で言うところの「負動産」でした。
できれば駅近の利便性の良いマンションに住み替えをしたいと考え、マンションを試しに売りに出してみて驚きました。内覧どころか問い合わせすらなく、1年近くも売れないのです。
そのときに、本屋さんで本書を見つけて読みはじめました。自分にでもできる簡単なことの積み重ねで、富動産まではいかなくても、負動産を普動産にできるんだと目からウロコでした。
その後、おかげさまで我が家にも引き合いがあり、売却が決まりそうです!
まさに売却できなくて困っている方や、いまマンション住まいの方は将来に備えて、読んでおいて絶対に損をしないおすすめの良書です。
紙の本転がす技術 なぜ、あの会社は畑違いの環境ビジネスで成功できたのか
2014/04/28 12:57
新規事業のヒント
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ちょっと変わったタイトルですが、本書の内容はいたってまじめで説得力もありました。環境ビジネス本のカテゴリーでは技術解説のような本が多いのですが、本書は著者がマーケティングコンサルタントですから、マーケティング寄りと言っていいでしょう
それだけに(著者が取材した地方企業の事例や、製造業の各分野別に参入分野を提示していますが)、新規事業をどうやって進めるかの部分は、ほかの分野でも通用するのではないかと思いました。
とくに、中堅以下の企業にとっては実行可能なめやすを提示された感じです。また5つのストレッチ(転がすということ?)は納得で、ここが本書のキモでしょう。成功しているビジネスは、結果的にこれに当てはまっているように思います。
まわりの人と話しても「環境ビジネス」がピンと来ないようですが、その分野は広く、とらわれなければいろいろなパターンがあるのだと気づかされました。
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