のいさんのレビュー一覧
投稿者:のい
紙の本フランス人は10着しか服を持たない 1 パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣
2015/03/13 23:02
サプリメント的に読める本
11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
書かれている内容がすごく目新しいというわけではないけれど,それぞれの要素が一体となってひとつのライフスタイルを形成している様がありありとわかって,とても面白かった.
とりあえず良いシャツを2枚買って古いTシャツを5枚捨てた.
2019/03/08 23:52
大戸屋には頑張ってほしいので応援購入
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
そう頻繁には訪れないけど、定食屋にしては野菜メニューがしっかりあって、とても好きな店。混んでいるときの店員の態度がひどいとか、バイトの不祥事とか、悩ましい点も多いが、お店のコンセプトやメニューが嬉しいから、これからも頑張って欲しい。
大戸屋のあの定食は、こういう風につくっているのか、と舞台裏を見ている感じのレシピ本。我が家でも時々つくって、楽しんでいる。
2018/07/21 14:54
とても素敵な夫婦
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
配偶者は自分の所有物だと言わんばかりに雑な扱いをする男性、女性を多々目撃してきましたが、夫婦やカップルが本作のようにゆるく仲良しだったら、もっとずっと幸せになるんだろうなあと感じます。
「愛してる」や「好き」という言葉だけじゃないやりとりが、とても微笑ましい。でもそこには、相手に対する深い愛情と尊敬を感じられます。自分を出すことと自分を押し付けることは違う、というのを教えてくれる作品です。
電子書籍わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります
2015/03/13 23:16
そこまで捨てるかΣ(゜ω゜;
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
読んでいる間はひたすらびっくりしてましたが,読み終わった瞬間にゴミ袋片手に部屋の中を徘徊しました.おかげさまで掃除がしやすく,遊びにきた友人に「居心地がいい」と言われております.
2016/04/16 12:36
じいちゃんもねこもかわいい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ほんわかした絵柄と色彩で、猫だらけの島に暮らすじいちゃんと猫を描いたコミック。
じいちゃんの隣に住む幼馴染の厳じいちゃんや郵便を配達してくれる青年など、猫のいる日常風景をぽつんぽつんと描き出している。
ひとつひとつは短いので隙間時間に読んでも楽しめるが、可愛くてつい一気読みしてしまう。
ねこのタマの鳴き声が「にゃー」ではなく、じいちゃんたちの言葉が方言なのも、とてもいい味を出している。
2023/12/07 02:08
知らない文具もあり、楽しい
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長時間デスクワークが多いので、なるべく手の力を使わずに作業し続けられる文具が欲しいと思っていました。本書で紹介される文具には、「ああ、知ってる!便利だよね」というものもあれば「やっぱり、あれは便利なのか」や「こんなのもあるんだ」というものまであり、楽しく眺められます。
今度見かけたら買ってみようと思うものもいくつかありました。
自分と相性の良さそうな文具探しのガイドブックに、とても良いです。
電子書籍ハレ婚。(16)
2019/03/08 23:47
web広告から気になって購入。予想外に面白い
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ハーレム婚だなんて、と、最初はえげつないものを見るような目で広告を見ていました。でも、1巻を読んでみると全くそんなことはない。
えげつないのはえげつないけど、家庭には平等を重んじたルールがあり、それでも女性それぞれがそれぞれに思い悩み、自分の人生と向き合っている。単純な男性の快楽用エロ漫画ではなく、とても面白かったです。
2019/03/08 23:43
毎年楽しみ
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素朴な雰囲気の絵柄ですが、超絶絵がうまいというのが、毎月毎月めくるたびに感じられるカレンダーです。波に反射する光、木漏れ日、十人十色と言わんばかりの猫たちの姿。年中行事のある日には、コスプレしたタマや、じいちゃんとの微笑ましいやりとりが描かれています。
毎月1日は、猫とじいちゃんカレンダーをめくって、絵を見る日。本気で楽しみにしているので、それまでは絶対に次の月のイラストは見てはならない! というのが、我が家の暗黙の掟です。
毎年、楽しみにしています。
電子書籍東京ルームシェア生活
2019/03/08 23:25
三者三様の生活スタイルのコラボが面白い
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美大卒の女性3人がルームシェアしているエッセイ・コミック。
美大卒という共通点はあるものの得意なことも性格も三者三様で、お互いに助け合ったり干渉しなかったりする距離感が面白い。
メイン3人以外の人々のルームシェアも、コメントという形で紹介されており、どのようなルームシェア生活になるのかは、本当に人それぞれだなと実感。
これからルームシェアしたい人も、今実際にルームシェアをしている人も、楽しく読めると思う。
電子書籍とつくにの少女(5)
2018/04/16 18:01
不思議な世界観
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なぜ呪われるのか明かされないまま、静かな描写で不思議な世界の話が続く。
黒の子にもそれぞれの個性があり、少しずつ愛着が湧く。シーヴァの気持ちも先生の気持ちも、何となく感じられるようになってくる。
「おかあさん」と白の神様の関係は...? 続刊が楽しみ。
電子書籍知的生産ワークアウト
2016/11/09 07:48
筆者の実体験が詰まったノウハウ
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知的生産のノウハウやTIPSを扱う本は多い。その多くは、海外で開発されたり人気になったりした仕事術の紹介だったり、既出のTIPSを筆者なりにまとめたもので、なかなか筆者オリジナルの「コレ!」に出会うことはない。
しかし、本書は筆者オリジナルの「コレ!」がたくさん紹介されている。全体を貫くストーリーがあるわけではなく、どこからでも読み始めてどこでも終われるだけに、「こうすればこれができるようになる!」というストーリーを求めて読み始めると肩すかしを食らうかもしれない。
ただ、筆者がどのように仕事をしてきたのか、どのように仕事に結びつく生活をしているのかが手に取るようにわかるし、筆者自身がいろいろな自己啓発やビジネススキル、ノウハウ系の本を読んできたんだなということもわかる。それらを自分の使いやすいように、あるいは自分の環境や資源に合わせてアレンジしている様子がとても新鮮。
「なんかうまくいかないなー」と思ったときにぱらぱらめくると「あー、そういうのもアリか」と思える一冊だ。
電子書籍思考の整理学
2015/03/13 23:22
常に頭脳労働の人がもつ習慣
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大学教授のようなフル頭脳労働で生きている人が,どのような生活習慣をもっているのかを垣間見ることができます.
外山氏の文体に抵抗感を抱く人もいるようですが,教授職ゆえの語り口なのかもしれません.
効率的に頭を働かせる生き方はどのように成し遂げられるのか,ということのヒントになります.
電子書籍小さな習慣
2017/11/22 21:50
ばかばかしいほど小さくて簡単な課題を設定する
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
何かを習慣にしたいとき、いきなり大きな目標を掲げて「やるぞ!」と気合いを入れ、毎日目標を声に出してモチベーションを高めろとアドバイスする自己啓発本やライフハックマニアは多い。
本書は、そうしたモチベーション依存型の習慣形成や目標達成に異を唱える。決してモチベーションの活用自体を否定してはいないのだが、あまりに場当たり的で確実なものでない点を問題視。モチベーション依存型に代わって有効だとする方法が、「小さな習慣」である。
「小さな習慣」では、文字通り、ごくごく小さな課題を毎日達成することで習慣化していくことが重要。筆者の例では、「毎日50ワードを書く」「毎日2ページ読む」「毎日腕立て伏せを1回する」など。どんなに疲れていて、どんなに忙しい日でも失敗しないくらい小さな課題を設定することがポイントだ。これによって、「今日はできなかった」という罪悪感に苛まれずに済むし、モチベーションに頼らなくても実行できるものとなる。
面白いのは、「小さな習慣」で設定したごく簡単な課題を達成すると、「もっとやろう」という気分になって「おまけ」が生まれること。筆者の場合、課題はたった50ワードだが、実際は2000ワードほど書いてしまうらしい。しかし、だからといって目標を2000ワードに再設定してはならない。それは大きな目標であり、「小さな習慣」ではないからだ。大きな目標を立ててしまうと失敗する可能性が出てくる。それでは意味がない。
本書は全体的に冗長だし、構成や引き合いに出す調査や実験結果などの関連性にも時々疑問符がつく。しかし、基本的なアイデアはとてもわかりやすい。
2015/03/13 23:36
現代文の読解とはそもそも
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
現代文の読解とはそもそもどうやるのか,というのを最初から非常にていねいに手取足取り教えてくれる感じのドリルでした.
各設問の最終的な答えにきちんとたどりつけるかどうかというところでは,最後の最後で時々ジャンプする感じがありますが,設問に対して答えを探すプロセスを,空欄補充や本文からの書き抜きという形式で「これはさすがにできる」というレベルから出してくれています.
「もう現代文なんてできなくていい」と涙ぐむ学習者におすすめ.
電子書籍ナショナル ジオグラフィック日本版 2017年4月号
2017/12/15 08:19
SF世界が現実になっていく
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サイボーグ特集を興味深く読みました。
SF世界のサイボーグ達は、人間と機械の間の存在というよりも「より機械っぽい存在」に感じられます。しかし、本号で取り上げるサイボーグ達は「機能を回復・拡張した人間」達でした。
色を「聞く」人、世界中の地震を「感じる」人、聴覚を自由自在にON/OFFできる人など、装置を体内に埋め込んで自分の一部とすることで、世界の見方が変化する人々がたくさんいるようです。
これが今後の世界でスタンダードになっていくのかどうかはわかりません。乗り越えなければならない倫理的課題や政治的課題があるからです。でも、「サイボーグ=非人間的」というイメージは、あまり現実的な考え方ではないのかもしれないと感じました。