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純塩さんのレビュー一覧

投稿者:純塩

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電子書籍日本に古代はあったのか

2014/10/05 21:44

日本史における古代の定義の話

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

井上章一と古代、という組み合わせから、衝動買いのe-bookである。読んでいって、最初はしまったと思った。古代そのものの話より、その定義についての話が延々つづくからである。元々、日本史には大変疎い人間が、どちらかというと歴史の先端の話をそれも、東京と関西で、それぞれの定義が異なり、最近は関西(京大)の説が優勢であるとか。でも、その中世の定義が、世界の他の動きとは異なっているというところから、少し面白くなってきた。要するに、明治の時代に中世の定義が新しく作られていったというのである。それは脱亜入欧を目指す当時の論壇の、東大の説、すなわち鎌倉幕府が出来て武家社会が出てきたところが、中国と違うごく日本的な時代区分であって、それは、とりもなおさず京都が旧態依然とした保守的な、どちらかというと中国の真似をしてきたやり方を、根本的に捨て去るべき時代であるととらえ、古代に定義づけられたが、実は、中国では古代は日本の数百年前に終了していてるのだが、全くアジアと国中国の歴史とは独立した動きが日本に有ったとしたい、当時の東大が、今教科書に載っているような定義を作ったのだということである。また、歴史学者の出身がそれを後押ししてきたというところも面白い。

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