雪空スウィングさんのレビュー一覧
投稿者:雪空スウィング
2016/01/30 13:07
華麗なるハルキムラカミ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「ああ、あのメールに返信しなきゃ」なんておもうことありませんか?書かなくちゃ、でもなんか気が進まないんだよなー、なんてこと。私はあります。知り合いからのメールなのに億劫になること。
この本はさながら質問1000本ノック(それ以上ですが)、村上春樹の許容量が窺い知れます。村上作品への批判も、不倫の悩みも、王様の耳はロバの耳的な下らない事柄にも、村上さんは答え、言葉を返していきます。
小説と同じ、またはそれ以上に、言葉の操り手としての村上春樹の力が存分に発揮された1冊と言えるでしょう。
1色刺繡と小さな雑貨
2015/10/26 18:27
シンプルイズベスト!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
使う色は1色だけ、複雑なステッチも必要なく、シンプル、なのにとってもかわいい1冊です。高度な技法はないので初めて刺繍をする方も、途中で投げ出すことなく楽しめるでしょうし、手慣れた方にとっては誤魔化しの効かないシンプルさにやりがいを見出すかも知れません。眺めているだけで楽しいので、贈り物にしても喜ばれることでしょう。
イーラーショシュ トランシルヴァニアの伝統刺繡
2016/02/03 07:32
イーラーショシュバイブル。
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赤や青、黒、白、1色だけを使うイーラーショシュ、
その色彩や糸の太さから、素朴な印象を受けます。が、実際刺してみると、技法が独特で、難しい。この本ではとても丁寧に手順を紹介していて、心強いです。なにより、載っているすべてに、作りたくなるかわいらしさがあります。
世界のかわいい民族衣装 織り、染め、刺繡、レースなど手仕事が生みだす世界の色と形
2015/10/30 08:13
さあ旅にでよう。
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みているだけで楽しい1冊です。
じっくり眺めると、素材、デザイン、染めや織りの技法からその土地の気候や文化、暮らしが見えてきます。みんぱくの先生方のコラムも面白く、この本を開くと旅をしている気持ちになれます。
ふなふな船橋
2016/01/30 12:59
生きるために必要なもの
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誰にも言わないけれど、心の支えとなっている何か、ありませんか?この物語の語り手の心の支えは梨の妖精、ふなっしー。ふなっしーと聞いただけで少し脱力しませんか?そのギャップこそが、きっと真実。
取るに足らない、誰にも通じない、けれど自分にとっては心の支え、そんな存在を持つすべての人に伝えたい物語。
あこがれ
2016/01/30 12:30
私の、麦くんの、ヘガティーの、そしてあなたのエバーグリーン
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小学生の麦彦とヘガティー、ふたりはこども、自力では生きていけない、窮屈なことはたくさんある。だけど、自らの心に素直であろうとするふたりは強い。他者との関わりに心揺れる、自分に嘘をつけないから折り合いをつけられなくて揺れる。ふたりは、美しくあたたかく、私の背中を押してくれる。
ku:nel (クウネル) 2015年 11月号 [雑誌]
2016/01/30 12:04
ずっと好きだったよ。
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「ストーリーのあるモノと暮らし」。
真新しいぴかぴかのものではなく、それぞれの生活の中の物語を大切にするその姿勢に、自らの毎日を重ね合わせた読者も多かったことでしょう。
リニューアル前最後のクウネル、これからも大切にしていきます。
悲しみの秘義 若松英輔エッセイ集
2016/01/30 11:28
悲しく美しく、
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まず、ひがしちかさんの装画、名久井直子さんの装丁でカバーは6種類、中身は9種類あります。どれも美しく、悩んだ末に選んだ1冊、愛着はひとしおです。
本の美しさと同じ、またはそれ以上に美しいのは若松英輔さんのことば。ひとの心の悲しみと美しさを、丁寧な筆致で辿ったエッセイは、私の心にぴたりと寄り添ってくれています。
本を買う、読む楽しみがこの本には詰まっています。
VOWでやんす!
2015/11/24 10:15
入門書
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1996年発行のこの本では、マイブーム直後ゆるキャラ前夜のMJコレクションを各分野の著名人に惜しげもなく披露している。この本を見ずして、MJは語れない1冊。
独りでいるより優しくて
2015/10/26 08:50
今も何か失い続けているあなたへ
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ひとりの女性の死から始まる物語。他殺か自殺かも分からない。関わった人たちは自らの生を存分に生きられなくなり、時間だけが過ぎていく。変化の時は一瞬で、あとはじわじわと失っていく。どこへ繋がっていくあてもないまま失い続ける。物語の中だけでなく、私もそう。これからもたびたび、思い出すに違いない、深く心の奥に浸透してくる1冊。
社会人大学人見知り学部卒業見込 完全版
2016/01/13 08:48
だから、居ていいんだよ。
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オードリー若林、TVで見ない日はないほどの人気者。だけど、本人は自らを「クズだった」と言う。眼差しはあくまで低い。下から目線で、自分を、世界を
語る。若林は日々こんなに考え込んでいる。だから、若林は面白い。
走ることについて語るときに僕の語ること
2015/11/24 20:53
一途にまっすぐに。
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成長したいと日々願うことがある。
楽しさと、うまくいかないことへの焦り、それでもやっぱり好きなこと、永遠の片思いのような気持ち、その一途さ、まっすぐさがこの本には詰まっているよつに思う。
私に走る趣味はないけれど、村上さんにとっての走ることと私の好きなことを重ね合わせ、一緒に走っている気持ちになった。
和泉式部日記 現代語訳付き
2015/02/01 14:25
恋、してますか?
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これは一見、現代で言う「暴露本」、平安時代の恋多き女性和泉式部が親王との恋の経緯を描いたもの。
市長の娘が相手を変えては繰り返し皇室のひとと恋に落ちる、さらに女には離婚歴もある。と、現代に置き換えてもなかなかのスキャンダルだろう。
他人事のように三人称で語られる散文と情熱的な歌のやりとりから〈浮かれ女〉和泉式部の恋愛観が見えてくる。いくつもの別れを経験したのちの恋、だからこそ精一杯思いを伝え合う。まっすぐなその姿は、眩しいほど。1000年経っても色褪せない情熱に憧れ、私はこの本を開く。
アヴリルの帽子の本 編み方は同じ 糸をかえて違うパターンの帽子をつくる
2016/01/30 11:57
糸屋さんの手芸本
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アヴリルは糸屋さん。この本に載っている帽子を作りたくなったら、お店に行って、相談できる。本に載っているのと全く同じものも、自分で選んだ糸の組み合わせでも作ることができる。本では分からなかったことを聞くこともできる。
一般の手芸本との大きな違い、それは店舗がある、ということ。(ネットショップもあります)
