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ZATOさんのレビュー一覧

投稿者:ZATO

161 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本大間違いの織田信長

2017/10/04 17:24

信長は常識人、謙信は超常現象

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私が常々思っていたことを、相変わらず好調な倉山節で語ってくれた名著だと思います。
織田信長は、まっとうな正義感を持った常識人です。信長が天才、超人といった現在のイメージは戦後に作り上げられたものだと倉山氏は本書で記述しており、私もことごとく共感しました。信長の凄さは、諦めずに(懲りずに)目標実現に邁進していくことだと思います。
それと本書の中で、上杉謙信は超常現象だとしており、その点もことごとく共感しますが、この辺りの筆致はぜひ本書を読んで堪能して頂きたい部分です。謙信は時代錯誤との評価が大半ですが、ではいつなら時代錯誤にならないかと言うと古事記の時代あたりだろうが、実在が疑われたであろうというくだりは吹き出しちゃいました(笑)。

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紙の本

わが国のマスコミに飽き足らない方に

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日下公人氏の豊富な知識と経験、馬淵睦夫氏の米英情報ピラミッドとは異なる世界での外交経験に裏打ちされた情報が、対談形式でわかりやすく示されてます。日本と世界の関係について、自虐史観と反日姿勢から抜け切れないわが国の大半のマスコミからは出てこない情報が載ってます。

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紙の本

好意の自覚

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

宇崎ちゃんの母親登場です。宇崎ちゃん同様可愛いのですが、かなり自意識過剰なようで、そこがまた笑えます。
宇崎ちゃんと桜井先輩の高校時代の話も少し出てきますが、今後、もう少し深い情報がでてくることを期待します。
ともかくも宇崎ちゃんの先輩に対する好意が徐々に自覚されてきてると思われるのが、これまた可愛いです。

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紙の本

散歩したくなる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ますます地理学的視点を背景にしたさんぽが充実している3巻。
名古屋にも行きたくなります。
それぞれの住んでいる地域、見てきた風景が各人の一部になっている、また道や街の形成の歴史的背景などが便利さや不便さをもたらしている、そんなことが描かれていて、地理学や民俗学的な話が好きな人には嬉しい内容だと思います。
かりん歩を読んでると散歩がしたくなりますね。
くるみのクラスメートの登場や希央がどんな人間なのかも少しずつ描かれて、かりんや理央様の成長も垣間見えます。
高杉夫妻を描いた描き下ろしも良いです。

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紙の本

近衛を通して今の日本の課題を映す

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、近衛文麿を焦点に、日米開戦に至る内外の状況を検証しているものです。
三度にわたって組閣した近衛文麿は、支那事変、日独伊三国同盟、対米開戦と大日本帝国の重要な対外政策を決定し、大日本帝国を亡国へと導く役割を果たしています。近衛文麿自身がコミンテルンンのスパイと化していたのではないかとい見解もありますが、本書の倉山満氏は決定的な証拠はないとしています。しかし、近衛文麿が辿った政治的な状況を検証することによって、今後のわが国がどうするべきかを提示しようとしています。
「支那事変を長引かせ、日本を全体主義国家へと導いていったのは、左翼系知識人と革新官僚たち」(224頁)という観点でみるとき、わが国の危機的状況は依然解消していないと言えそうです。「日本はいまだに敗戦国です。「過度の卑屈」で周辺諸国の「増長」を許し続けている」(251頁)という指摘は、中共や韓国の態度を観ればうなずけるでしょう。
日本が生き残る道を探るために、本書は重要な示唆を投げかけていると思います。

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紙の本

読み応えあり

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本で義務教育を受けた人であれば、誰もが名前くらいは聞いたことがあるであろう「応仁の乱」。しかし、戦国時代の契機になったということ以外はほとんど知られてない。そんな「応仁の乱」について、その前後の経緯も含めて詳細に記したのが本書です。
奈良の興福寺の二人の僧侶の記述を基本に据えつつ、多くの登場人物、その立ち位置や関係性の変化などを丹念に記述している本書は、新書版にもかかわらず読み進めるのに根気が入り、読み応えがあるとも言えます。
読み進めるに連れ、その全体像が繋がっていき、「応仁の乱」の歴史上の位置付けも明らかになってきます。少なくとも日本史ファンであるなら、ぜひ手に取ってみたい1冊だと思います。

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紙の本

等身大の自信を

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日下公人氏の本質を突く発言を渡邉哲也氏が上手く引き出している対談本です。
今の我が国は、自虐史観や国益を損ねる言動が多く見られるように思います。一方で、その反動という側面も含めて、日本を過大評価したり、他国からの観方にあまりに鈍感な言動も少なからず見られます。
本書は、そうした極端な思い込みやバランスを欠いた観方を排し、真っ当な歴史観と事実と経験に即し、等身大の日本を提示しています。そして、等身大の日本は世界に誇るべきものであり、そうした日本とその国民である自身を見つめ直し、自信を持つことが重要であることを語っています。
それはそれとして、「ハゲタカが日本に目を向けるようになったのは、金融自由化を推し進めた橋本龍太郎政権以降の歴代総理で、なかでも構造改革、規制緩和の旗を振り続けた小泉元首相と竹中平蔵元金融担当大臣の責任は大きい。小泉さんも竹中さんも財務省もまったく責任を取ろうとしませんが、責任があるのはこの三者だけではありません。アメリカで経済学を学びそのモデルを崇拝してきた人たちにも問題があります。」(166頁)という指摘は全面的に賛同します。

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紙の本

著者の考え方に共感

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

椎名高志さんファンには必読の一冊だと思います。
主要作品のカラー絵が掲載され、それぞれの作品に対して本人が語っています。
私自身は、作品自身から滲み出る椎名さんの考え方にとても共感しているのですが、本誌はそうした椎名さんの考え方が本人により語られています。
マンガに対する考え方、社会に対する姿勢等々、ことごとく共感しており、やはり自分は椎名さんのマンガが好きなんだなぁと再認識しました。
過去の作品を読み返したくなること間違いなしです。

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紙の本

偏った歴史観の中和と今後の指針に

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

英国生まれで日本に長く住んでいる著者が、愛する日本を護るために日本人に向けた遺言とでも言うべき作品です。
日本文明は世界で最も古い一方、中国○千年(○の数値はインフレする)の歴史と吹聴するシナは、全く歴史が続いていないと指摘しています。それは「易姓革命」の思想が正当化され、異民族による中原の奪い合いがずっと続いてきた歴史からも明らかです。
こうした視点は、江戸時代の兵学者である山鹿素行が『中朝事実』で指摘しており、シナや左翼の思想洗脳に染まっておらず、日本史にある程度詳しい日本人なら知っている話ではあります。しかし、西欧キリスト教文明出身の著者がこうした認識を理解してくれてることは素晴らしく、逆に日本人自身がそうした認識を持っていない現状は嘆かわしいです。
その他にも地政学的観点を踏まえた東アジア史、世界史の中における日本を1冊の本に簡潔にまとめてあります。戦後の著しく偏った歴史教育を中和したい方は是非読むべきです。
英国人らしく、米国に対しても醒めた視点で見ており、その辺りの感覚も面白いです。そうした日本を愛する一方で、米国やシナに対して醒めた視点で見ている著者の日本の将来を見据えた本書は、今後の指針にもなると思います。

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紙の本

シーパワー同盟

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

地政学及び歴史の観点から、今の日本が置かれている状況と今後の指針について、わかりやすく書かれた良書です。
地政学の基礎的な考え方を紹介した上で、東アジアの情勢をランドパワーとシーパワーの角逐の場である朝鮮半島を軸に、北朝鮮、韓国、中国、台湾、米国、ロシア、そして日本に焦点をあてて過去、現在、未来を照射しています。かねてより海洋勢力による連合を日本が主導すべきと知人には話してきましたが、本書では「シーパワー同盟結成」という表現で、今後の日本が進むべき道を示しています。
イデオロギー的な主張を超えて、日本に住み続けるつもりの人は是非とも知っておきたいことが書かれていると思います。

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紙の本

幅広く自衛隊の装備の在り方を検討

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルには「空母」と入ってますが、自衛隊の装備の今後の在り方について、幅広く検討している本です。兵装に関心のある人はもちろんのこと、安全保障の在り方に関心がある人にもぜひ手に取って欲しい一冊だと思います。
兵頭氏の他の著書でも主張してることですが、結局、わが国の自衛隊はどういう方法で安全保障を確保するのか、そのために必要な装備はどのようなものか、という点を深く検討せずに、見栄えが良くかつ高価な装備に目が行きがちだと思います。
高価なBMD(弾道ミサイル迎撃システム)を充実させるよりも、都市の不燃化を進める方が確実な安保投資だというのは、とっても納得いく話です。
大切な税金を真に効果的な装備に投資する姿勢が、政治家と官僚に求められています。納税者は政治家や官僚がそうした方向に向かうためにも、必要な知識と知恵を増やすことが大事だと思います。

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紙の本

切口は戦争ですが、社会への影響という点でも面白い

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「戦争論」というタイトル通り兵器の話が中心ですが、理系的発想で軍備を考えるとどう見えるか、人間社会がAIや無人化からどのような影響を受ける可能性があるか、ということが斬新な視点で書かれています。
このところAI関係の本は数多ありますが、本書のような視点で社会との関わりを考えているもはあまりないのではないでしょうか?
戦争や軍事にあまり関心がなくても、発想の幅を広げられるという点で一押しの本です。

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紙の本

日下氏の集大成に近い一冊

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日下公人氏が今まで主張してきた多くのことを一冊に纏めたような本だと思います。
日下氏の言わんとすることのエッセンスを網羅的に把握できると思います。
特にGHQによるウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(英語:War Guilt Information Program、略称:WGIP)から抜け出せない人にはぜひとも手に取って欲しいのですが…(WGIPについてはネット検索してみてください)。
昭和5年生まれの日下氏はWGIPに染まる前の庶民の見方をこの本でも伝えています。
また、20世紀は日本がパワーゲームの中心にいたとして、20世紀を「第一は『白人絶対の時代が終わって、人種平等の理念が国際社会にいちおう定着したこと』である。第二は、それを日本がほとんど単独で成し遂げたことである。」と位置付けています。
これは事実であり、米欧に対しても中韓に対しても、積極的に堂々と主張していくべきと考えます。

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紙の本

大河ドラマの前に

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ご存知のように来年(2018年)の大河ドラマは「西郷どん」です。
例によって、西郷隆盛関係の書籍出版は相次いでますが、本書は西郷隆盛を島津斉彬の工作員として世に出たという捉え方で記述しており、他書とは一線を画す面白さだと思います。
特に後半は徳川慶喜、大久保利通を軸に西郷の立ち回りや行動を描くことで、西郷のみならず、慶喜、大久保の人間像もあぶりだしています。
幕末明治維新期に関心がある方は、大河ドラマを観る前に読む価値のある一冊だと思います。

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紙の本

紙の本日本史の謎は地政学で解ける

2017/11/14 14:04

権力移行も地政学で

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトル通り、日本史(正確には日本の権力移行)を地政学の観点から記した本です。日本国内のみならず、半島や大陸、その他の諸外国などとの関係も含めて、地政学的にどうして行政首都がそこに置かれたのかなどが、分かりやすく整理されていると思います。
さらに単なる過去の出来事を解明するということに留まらず、現代日本が立ち向かわなければならない数々の困難(特に国防分野)に対する示唆も存分に含まれていると思います。

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